レヴァンドフスキのホーム戦11試合連続ゴールなどでシャルケに競り勝ったバイエルンが9連勝《ブンデスリーガ》

2018.02.11 04:27 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ第22節、バイエルンvsシャルケが10日に行われ、2-1でバイエルンが勝利した。

▽前節マインツ戦を2-0と勝利して8連勝とした首位バイエルン(勝ち点53)は、4日前に行われたDFBポカール準々決勝のパダーボルン戦を主力を投入して6-0と圧勝した。そのパダーボルン戦のスタメンからコマンとジューレに代えてリベリとJ・ボアテングのみを変更した。

▽一方、前節ブレーメン戦を守護神フェールマンのミスと追加タイム被弾で1-2と競り負け、5位に後退したシャルケ(勝ち点34)は、3日前に行われたDFBポカール準々決勝のヴォルフスブルク戦を主力を投入して1-0で勝利。そのヴォルフスブルク戦のスタメンから4選手を変更。アリやピアツァらに代えてエンボロやディ・サントらを起用した。そして、来季バイエルンの一員となることが決まっているゴレツカも先発となった。
▽開始1分過ぎにエンボロに決定的なシュートを許したバイエルンだったが、6分に先制する。ミュラーのミドルシュートがGKフェールマンを強襲すると、ルーズボールをレヴァンドフスキが押し込んだ。このゴールでレヴァンドフスキはホーム戦11試合連続ゴールとなり、1972-73シーズンにハインケス監督が樹立した記録に並んだ。

▽失点したシャルケは、9分にCKからケフラーが際どいヘディングシュートを浴びせると、3トップの一角に入ったエンボロを起点に、前がかってバイエルンに圧力をかけていく。そして、アラバのミドルシュートやレヴァンドフスキのシュートでゴールを脅かされたものの、29分に試合を振り出しに戻す。エンボロの右クロスのルーズボールをファーサイドのディ・サントがボレーで蹴り込んだ。
▽しかし36分、バイエルンが勝ち越す。ロッベンのスルーパスに反応したミュラーがボックス右角度のない位置から意表を突いてGKフェールマンの守るニアサイドを破るシュートを流し込んだ。

▽バイエルンが1点をリードして迎えた後半、こう着状態が続いたことでシャルケが動く。マックス・マイヤーとブルクシュタラーに代えてオチプカとアリを投入して打開を図った。

▽71分にはボックス手前のエンボロがコントロールシュートを浴びせるも、GKウルライヒのセーブに阻まれてしまう。

▽終盤、エンボロに代えてコノプリャンカを投入したシャルケに対し、バイエルンはハメス・ロドリゲスに代えてハビ・マルティネスを投入して逃げ切り態勢に。その思惑通りに2-1でシャルケを下したバイエルンが9連勝としている。

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