Jリーグ中継を行うDAZNが2018年の事業戦略を発表…金曜開催は『FRIDAY NIGHT J.LEAGUE』として放送

2018.01.25 19:25 Thu
©超ワールドサッカー
▽25日、2017シーズンからJリーグ全試合をライブ配信する「DAZN」が2018年事業戦略説明会を都内で行った。

▽説明会では、DAZN CEOのジェームズ・ラシュトン氏が2017シーズンの振り返りとともに、2018シーズンのJリーグを含めた事業計画を発表した。

▽ラシュトンCEOによると、2017年は、Jリーグを含めたDAZNのライブ中継時間が約2000万時間を超えたとの事。「日本のマーケットを長期的に伸ばしていきたい」と考えており、2018年は「マーケティング、権利の拡大など投資をしていきたい」と考えていることを明かした。
▽DAZNの利用者は2017年8月に100万人を突破。「ユーザーの数は伸びており、今後も2018年も伸ばしていけると信じている」とラシュトンCEOは語り、コンテンツの増加や、「ドコモやJリーグ、Vリーグとも連携を図っていきたい」とコメントした。

▽また、2018年に向けては、「フォロー機能、プッシュ通知」、「パーソナライゼーション機能」「ダウンロード機能」の実装を発表。「ダウンロード機能」は、試合を自身のデバイスにダウンロードし、後でフルマッチを楽しめるもの。欧州サッカーなどは深夜に行われた試合を、通勤・通学時などに楽しむことができるようになるとのことだ。
(C)CWS Brains,LTD.
▽事業戦略説明会にはゲストも登場。DAZNアンバサダーであるプロボクサーの村田諒太が登壇。村田はDAZNについて「スポーツは自分のスポーツだけやっていると見え辛いものがあります。他の選手の活躍を見てモチベーションを上げています」とコメント。「ボクシングだけやっていると同じ動きになってしまいます。同じ動きに加えて自分の感性だけでやっていると、何が良くて何が悪いかがわからなくなる」と語った。
(C)CWS Brains,LTD.
▽また、Jリーグの村井満チェアマンも登場。金曜日開催となる『FRIDAY NIGHT J.LEAGUE』を新たな取り組みとして行うことを明かしている。
▽DAZNは、2018年もJリーグの全試合中継を実施。昨シーズンに比べて変更点があり、明治安田生命J1リーグに関しては、「STANDARD」、「PREMIUM」に加え、「SPECIAL」というカテゴリを設置。「STANDARD」はカメラ台数を9台から12台に増加。ゴールネットカメラ、上手ゴール裏カメラを追加する。新設の「SPECIAL」は、カメラを14台使用し、タッチライン沿いに移動式カメラを設けることとなる。また、「サンデー・Jプライム」として行われていた「PREMIUM」には、2台カメラを追加し18台で中継。上手ゴール裏カメラ、ハンディカメラが追加される。

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