前代未聞? ナント対PSG戦で仰天事件…主審が選手にキック見舞う報復行為
2018.01.15 12:31 Mon
14日に行われたリーグ・アン第20節ナントvsパリ・サンジェルマンにおいて、主審が選手に報復行為を行う珍事件が発生した。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』など各メディアが伝えている。
FWネイマール不在のパリSGは12分、FWエディンソン・カバーニのアシストからMFアンヘル・ディ・マリアが先制点を挙げ、1点を守りきり勝利した。クラウディオ・ラニエリ率いるナントにとって、パリSGはこれまで15連敗を喫している相手だったが、後半、オフサイドにより得点が取り消されたものの好機を演出。さらなる失点を許すこともなく、まずまずパフォーマンスを見せている。
ところが91分、非常に珍しいハプニングが発生している。パリSGがカウンターで攻勢を仕掛ける場面において、主審のトニ・シャプロン氏がナントのDFジエゴ・カルロスと交錯。ブラジル人DFに押され、ピッチに倒れこんだ主審は、起き上がりざまに同選手にキックを見舞い、報復行為を行った。主審は続いて、ジエゴ・カルロスにイエローカードを提示。24歳のブラジル人選手はすでに29分にも警告を受けていたため、退場処分を受けることになった。怒りの収まらないジエゴ・カルロスは主審に抗議しようとしたが、チームメートになだめられてピッチを後にしている。なお『ガゼッタ・デロ・スポルト』によれば、警告が主審に対するファウルによるものなのか、暴言によるものなのかは明らかになっていない。
ナント指揮官のラニエリは、「こんなことは初めて見た。主審は私の選手に蹴りを入れた。“何をしているのか”と言っただけなのに。主審には出場停止処分が下るだろうが、それにしてもこんなことはこれまでなかった」とコメント。現在66歳で長いキャリアを誇る監督だが、前代未聞の主審の行動に首を傾げた。
提供:goal.com
FWネイマール不在のパリSGは12分、FWエディンソン・カバーニのアシストからMFアンヘル・ディ・マリアが先制点を挙げ、1点を守りきり勝利した。クラウディオ・ラニエリ率いるナントにとって、パリSGはこれまで15連敗を喫している相手だったが、後半、オフサイドにより得点が取り消されたものの好機を演出。さらなる失点を許すこともなく、まずまずパフォーマンスを見せている。
ところが91分、非常に珍しいハプニングが発生している。パリSGがカウンターで攻勢を仕掛ける場面において、主審のトニ・シャプロン氏がナントのDFジエゴ・カルロスと交錯。ブラジル人DFに押され、ピッチに倒れこんだ主審は、起き上がりざまに同選手にキックを見舞い、報復行為を行った。主審は続いて、ジエゴ・カルロスにイエローカードを提示。24歳のブラジル人選手はすでに29分にも警告を受けていたため、退場処分を受けることになった。怒りの収まらないジエゴ・カルロスは主審に抗議しようとしたが、チームメートになだめられてピッチを後にしている。なお『ガゼッタ・デロ・スポルト』によれば、警告が主審に対するファウルによるものなのか、暴言によるものなのかは明らかになっていない。
ナント指揮官のラニエリは、「こんなことは初めて見た。主審は私の選手に蹴りを入れた。“何をしているのか”と言っただけなのに。主審には出場停止処分が下るだろうが、それにしてもこんなことはこれまでなかった」とコメント。現在66歳で長いキャリアを誇る監督だが、前代未聞の主審の行動に首を傾げた。
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