1年越し悲願の前橋育英が激闘制し初優勝! 流通経済大柏は大会初失点に沈む《第96回全国高等学校サッカー選手権大会》
2018.01.08 16:15 Mon
▽第96回全国高等学校サッカー選手権大会の決勝の流通経済大柏(千葉)vs前橋育英(群馬)が8日に行われ、1-0で前橋育英が勝利。この結果、前橋育英の初優勝が決まった。
▽6日に行われた準決勝で、矢板中央(栃木)を1-0で下して10年ぶりの決勝進出を果たしたインハイ王者・流通経済大柏と、上田西(長野)に6-1の大勝を収めて2年連続で決勝進出となった前橋育英が、埼玉スタジアム2002で激突した。
▽今大会1失点の前橋育英と、無失点の流通経済大柏の試合は固い入りをみせる。それでも27分には、今大会7得点で得点ランクトップに立つ飯島が、セットプレーのルーズボールからミドルシュート。ボールはわずかに枠を外れたものの、強烈な左足からのシュートで流通経済大柏のゴールマウスを脅かしていく。
▽さらに、前半終了間際の46分、相手ディフェンスラインの裏にこぼれたボールに飯島が反応。ボックス右からシュートを放ったが左ポストを叩き、得点とはならなかった。
▽前半をゴールレスで折り返した試合は、後半も手堅い内容に。64分、味方とのワンツーでボックス左に抜け出した五十嵐が、そのままシュートを狙う。しかし、ファーを狙ったボールはバーに当たり、阻まれた。
▽80分には、前橋育英にビッグチャンス。右CKの混戦から最後はボックス内中央の角田が蹴り込む。しかし、カバーに入っていた佐藤がこれをブロック。流通経済大柏を救う働きをみせた。
▽ドラマが待っていたのは試合終了間際の92分、GK薄井が前に出た状態で、ボックス右でボールを持った飯島がシュートを狙うと、DF三本木がブロック。両軍入り乱れる中、ボールを拾った前橋育英の榎本が狙いすましたシュートで、流通経済大柏のゴールネットを初めて揺らす。
▽直後に試合が終了。この結果、昨年準優勝の前橋育英が1年越しに悲願の初優勝を成し遂げることに。流通経済大柏は、今大会初の失点を最も重要な場面で喫し、10年ぶり2回目の優勝を叶えることはできなかった。
◆決勝結果
▽1月8日(月)
流通経済大柏(千葉) 0-1 前橋育英(群馬)
【前橋育英】
榎本樹(後47)
▽6日に行われた準決勝で、矢板中央(栃木)を1-0で下して10年ぶりの決勝進出を果たしたインハイ王者・流通経済大柏と、上田西(長野)に6-1の大勝を収めて2年連続で決勝進出となった前橋育英が、埼玉スタジアム2002で激突した。
▽今大会1失点の前橋育英と、無失点の流通経済大柏の試合は固い入りをみせる。それでも27分には、今大会7得点で得点ランクトップに立つ飯島が、セットプレーのルーズボールからミドルシュート。ボールはわずかに枠を外れたものの、強烈な左足からのシュートで流通経済大柏のゴールマウスを脅かしていく。
▽前半をゴールレスで折り返した試合は、後半も手堅い内容に。64分、味方とのワンツーでボックス左に抜け出した五十嵐が、そのままシュートを狙う。しかし、ファーを狙ったボールはバーに当たり、阻まれた。
▽68分には、流通経済大柏にチャンス。安城と相手DFの競り合いから、途中出場の石川がボックス手前でボールを持つと、自らシュートを放つ。それでも、鋭いシュートをGK湯澤がセーブ。一進一退の攻防が続いていく。
▽80分には、前橋育英にビッグチャンス。右CKの混戦から最後はボックス内中央の角田が蹴り込む。しかし、カバーに入っていた佐藤がこれをブロック。流通経済大柏を救う働きをみせた。
▽ドラマが待っていたのは試合終了間際の92分、GK薄井が前に出た状態で、ボックス右でボールを持った飯島がシュートを狙うと、DF三本木がブロック。両軍入り乱れる中、ボールを拾った前橋育英の榎本が狙いすましたシュートで、流通経済大柏のゴールネットを初めて揺らす。
▽直後に試合が終了。この結果、昨年準優勝の前橋育英が1年越しに悲願の初優勝を成し遂げることに。流通経済大柏は、今大会初の失点を最も重要な場面で喫し、10年ぶり2回目の優勝を叶えることはできなかった。
◆決勝結果
▽1月8日(月)
流通経済大柏(千葉) 0-1 前橋育英(群馬)
【前橋育英】
榎本樹(後47)
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