本田フル出場のパチューカが激闘制す! 延長戦の末、南米王者のグレミオの待つ準決勝へ《CWC》
2017.12.10 00:43 Sun
▽クラブ・ワールドカップ(CWC)2017準々決勝のパチューカ(メキシコ)vsウィダード・カサブランカ(モロッコ)が9日に行われ、延長戦の末パチューカが1-0で勝利した。パチューカの日本代表MF本田圭佑はフル出場した。
▽チャンスを逸した後、パチューカがボールを繋ぎ始めたが、ウィダードは2ラインの組織を作って組織を構築。お互いに好機を手にし辛い展開となっていく。徐々にフィジカルコンタクトの多いタフな試合に変化していったが、あまり大きなチャンスは生まれず。ゴールレスで試合を折り返した。
▽後半に入ると、早々に本田が惜しいシーンを生み出す。49分、相手GKのフィードを敵陣内で拾うと、そのまま左足を強振。低く抑えられたシュートはゴールをわずかに左へ逸れたものの、ウィダードのゴールを脅かした。56分にも、ボックス手前からダイレクトボレーを放つシーンがあったが、バーを越えていく。
▽後半終了間際の92分には、本田がボックス手前右から左足でクロスを供給。途中出場しているボックス左のF・ハラがヘディングシュートを放ったが、枠を外れた。直後に後半終了の笛。試合は延長戦に突入することに。
▽延長戦前半では、引いて守るウィダードに対してパチューカの攻撃が続く。105分には敵陣右で獲得したFKを本田が直接狙う。しかし、枠を捉えたシュートは相手GKの正面。延長戦後半の110分、今度はウィダードのカウンターの場面で、途中出場のハジューがボックス右からシュートを放ったがこれも枠の外に。
▽このまま試合はPK戦に委ねられるかに思えたが、112分にショートカウンターからクロスが上がり、最後はビクトル・グスマンがヘディングシュート。これを沈めて、値千金の決勝点とした。そして、試合はこのまま終了。パチューカが準決勝への進出を決めた。
▽勝利したパチューカは、12日に南米王者のグレミオ(ブラジル)と決勝進出を懸けた試合に臨むことに。敗れたウィダードは、アルジャジーラ(UEA)vs浦和レッズ(日本)の敗者との5位決定戦に臨む。
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▽7年ぶり4回目の出場となる北中米カリブ海王者のパチューカと、初出場となるアフリカ王者のウィダードが相まみえた。パチューカのスタメンに名を連ねた本田は、[4-2-3-1]のトップ下での出場となっている。▽序盤は、パチューカがなかなかボールを保持できない流れが続く。19分には、カウンターの場面からピッチ中央右の本田がワンタッチで右サイドに展開。ゴール前にクロスが上がるも、ボックス内に駆け込んだアギーレには合わない。▽後半に入ると、早々に本田が惜しいシーンを生み出す。49分、相手GKのフィードを敵陣内で拾うと、そのまま左足を強振。低く抑えられたシュートはゴールをわずかに左へ逸れたものの、ウィダードのゴールを脅かした。56分にも、ボックス手前からダイレクトボレーを放つシーンがあったが、バーを越えていく。
▽パチューカが押し込み始めると、ウィダードに退場者が出てしまう。69分、ファウルを犯したMFナカシュがこの日2枚目のイエローカードを提示され退場に。残りの時間を10人で戦うこととなった。
▽後半終了間際の92分には、本田がボックス手前右から左足でクロスを供給。途中出場しているボックス左のF・ハラがヘディングシュートを放ったが、枠を外れた。直後に後半終了の笛。試合は延長戦に突入することに。
▽延長戦前半では、引いて守るウィダードに対してパチューカの攻撃が続く。105分には敵陣右で獲得したFKを本田が直接狙う。しかし、枠を捉えたシュートは相手GKの正面。延長戦後半の110分、今度はウィダードのカウンターの場面で、途中出場のハジューがボックス右からシュートを放ったがこれも枠の外に。
▽このまま試合はPK戦に委ねられるかに思えたが、112分にショートカウンターからクロスが上がり、最後はビクトル・グスマンがヘディングシュート。これを沈めて、値千金の決勝点とした。そして、試合はこのまま終了。パチューカが準決勝への進出を決めた。
▽勝利したパチューカは、12日に南米王者のグレミオ(ブラジル)と決勝進出を懸けた試合に臨むことに。敗れたウィダードは、アルジャジーラ(UEA)vs浦和レッズ(日本)の敗者との5位決定戦に臨む。
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