【リーガエスパニョーラ第15節プレビュー】レアル・マドリーvsセビージャの上位対決! 柴崎復帰で乾との日本人対決なるか?
2017.12.08 18:00 Fri
▽先週末に行われた第14節では3位のアトレティコ・マドリー、5位のセビージャが勝利した一方、首位のバルセロナと4位のレアル・マドリーが共にドロー、2位のバレンシアが今季初黒星と波乱の一節となった。
▽ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ最終節が終了し、ビッグクラブにとっては来年2月中旬までリーグ戦一本に集中できることになった。その初戦となる今節では、共にCL決勝トーナメント進出を果たした4位のレアル・マドリー(勝ち点28)と5位のセビージャ(勝ち点28)による注目の上位対決が行われる。
▽前節、アスレティック・ビルバオとのアウェイゲームをゴールレスドローで終え、上位2チームの取りこぼしを生かせなかったレアル・マドリー。それでも、ミッドウィークに行われたCLではドルトムント相手にエースFWクリスティアーノ・ロナウドの史上初となるグループステージ6戦連発の活躍などで競り勝ち、一先ず悪い流れを断ち切った。しかし、ジダン監督にとって頭が痛いのは、今回のセビージャ戦に向けて前節退場のDFセルヒオ・ラモスに加え、DFカルバハルとMFカゼミロが累積警告によって出場停止。また、ドルトムント戦で負傷したDFヴァランも欠場が濃厚となり、守備陣を中心に4人の主力不在での戦いを強いられる点だ。恐らく、セビージャ戦ではDFナチョ、MFマルコス・ジョレンテ(バジェホ)のセンターバックコンビとなるため、守り勝つゲームプランは組み辛い。そこで重要となるのが、攻撃陣の奮起だ。とりわけ、ゴール量産のCLとは全く別人のように決定力を欠くC・ロナウドのプレーが重要となるはずだ。
▽一方、前節デポルティボを一蹴しリーグ3連勝で上位との勝ち点差を詰めてきたセビージャは、ミッドウィークのCLマリボル戦を辛くもドローで終え、何とか2位通過を決めた。ヨーロッパでの戦いに一区切りを付けて、ここからリーグ戦に全力を注ぐセビージャは、難敵相手のアウェイゲームで勝ち点3奪取を目指す。前述のように相手は多くの主力を欠くだけに、アウェイ戦ということは考えず、ベリッソ仕込みの攻撃的なスタイルで能動的に戦いたい。

▽一方、これまでの得点力不足が嘘のように3試合連続複数得点で3連勝中のエイバルでは、今季初ゴールこそお預けとなっているものの、左サイドハーフで主力を担う乾の充実ぶりが目を引く。今節では柴崎がベンチ入りを果たす場合、前述のように途中投入が濃厚となるだけに自身の今季初ゴールで相手にビハインドを与えて、日本人対決実現に一役買って欲しいところだ。
▽また、前述の2試合と共に注目を集めるのが、首位のバルセロナ(勝ち点36)が6位のビジャレアル(勝ち点21)のホームに乗り込む上位対決だ。前節、エースFWメッシとFWルイス・スアレスがゴールを記録するも、セルタ相手に追いつかれて2-2のドローとなったバルセロナ。現在、リーグ戦2試合連続ドロー中で足踏みが続く首位チームは、徐々に2位以下との勝ち点差が詰まってきており、今節では勝ち点3奪取が至上命令だ。ミッドウィークのCLスポルティング・リスボン戦ではメッシら一部主力を温存した末、2-0の勝利を収めているが、前節のセルタ戦で8週間の負傷離脱を強いられたDFユムティティの不在を受けて、本職MFのブスケッツをセンターバックで試すなど、試行錯誤を強いられている。今節ではピケとDFヴェルメーレンの起用が濃厚となるが、FWバッカとFWバカンブの快足2トップを相手に不安を残す。
▽前節、10人のヘタフェ相手に今季初黒星を喫した2位のバレンシア(勝ち点31)は、バルセロナ相手にドローに持ち込んだ10位のセルタ(勝ち点18)を相手に3試合ぶりの勝利を目指す。ヘタフェ戦では大半の時間帯で試合の主導権を握りながらも決定力を欠いただけに、FWザザらアタッカー陣の奮起に期待したい。加えて、FWアスパスやFWマキシ・ゴメスら相手の強力なアタッカー陣を持ち味の堅守で封じ込めたい。
▽リーグ2連勝で復調の気配を見せる3位のアトレティコ(勝ち点30)は今節、11位のベティス(勝ち点18)とのアウェイゲームで3連勝を目指す。ミッドウィークに行われたCLではチェルシー相手に引き分け止まりに終わり、無念のグループステージ敗退となった。そのショックからのバウンスバックが求められる今節では、チェルシー戦をコンディションの問題で欠場したDFゴディン、FWガメイロらの活躍に期待が懸かる。とりわけ、ここ最近FWグリーズマンとのコンビで得点力不足解消の立役者となっているガメイロにはCL欠場の鬱憤を晴らすゴールラッシュに期待したい。
▽ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ最終節が終了し、ビッグクラブにとっては来年2月中旬までリーグ戦一本に集中できることになった。その初戦となる今節では、共にCL決勝トーナメント進出を果たした4位のレアル・マドリー(勝ち点28)と5位のセビージャ(勝ち点28)による注目の上位対決が行われる。
▽前節、アスレティック・ビルバオとのアウェイゲームをゴールレスドローで終え、上位2チームの取りこぼしを生かせなかったレアル・マドリー。それでも、ミッドウィークに行われたCLではドルトムント相手にエースFWクリスティアーノ・ロナウドの史上初となるグループステージ6戦連発の活躍などで競り勝ち、一先ず悪い流れを断ち切った。しかし、ジダン監督にとって頭が痛いのは、今回のセビージャ戦に向けて前節退場のDFセルヒオ・ラモスに加え、DFカルバハルとMFカゼミロが累積警告によって出場停止。また、ドルトムント戦で負傷したDFヴァランも欠場が濃厚となり、守備陣を中心に4人の主力不在での戦いを強いられる点だ。恐らく、セビージャ戦ではDFナチョ、MFマルコス・ジョレンテ(バジェホ)のセンターバックコンビとなるため、守り勝つゲームプランは組み辛い。そこで重要となるのが、攻撃陣の奮起だ。とりわけ、ゴール量産のCLとは全く別人のように決定力を欠くC・ロナウドのプレーが重要となるはずだ。

Getty Images
▽また、日本人にとって今節最も気になる一戦が、リーガ史上初の日本人対決が期待されるMF柴崎岳擁する8位のヘタフェ(勝ち点19)と、MF乾貴士を擁する13位のエイバル(勝ち点17)の一戦だ。▽前節、数的不利を強いられながらも2位バレンシアに今季初黒星を与える金星を挙げたヘタフェ。今節ではすでに全体練習に復帰している柴崎の復帰が期待されているものの、同選手の復帰に細心の注意を払っているクラブは、ギリギリまで状態を見極める予定だ。仮に、今節に間に合う場合は、イーブンやビハインドの場面で途中投入される可能性が高い。
▽一方、これまでの得点力不足が嘘のように3試合連続複数得点で3連勝中のエイバルでは、今季初ゴールこそお預けとなっているものの、左サイドハーフで主力を担う乾の充実ぶりが目を引く。今節では柴崎がベンチ入りを果たす場合、前述のように途中投入が濃厚となるだけに自身の今季初ゴールで相手にビハインドを与えて、日本人対決実現に一役買って欲しいところだ。
▽また、前述の2試合と共に注目を集めるのが、首位のバルセロナ(勝ち点36)が6位のビジャレアル(勝ち点21)のホームに乗り込む上位対決だ。前節、エースFWメッシとFWルイス・スアレスがゴールを記録するも、セルタ相手に追いつかれて2-2のドローとなったバルセロナ。現在、リーグ戦2試合連続ドロー中で足踏みが続く首位チームは、徐々に2位以下との勝ち点差が詰まってきており、今節では勝ち点3奪取が至上命令だ。ミッドウィークのCLスポルティング・リスボン戦ではメッシら一部主力を温存した末、2-0の勝利を収めているが、前節のセルタ戦で8週間の負傷離脱を強いられたDFユムティティの不在を受けて、本職MFのブスケッツをセンターバックで試すなど、試行錯誤を強いられている。今節ではピケとDFヴェルメーレンの起用が濃厚となるが、FWバッカとFWバカンブの快足2トップを相手に不安を残す。
▽前節、10人のヘタフェ相手に今季初黒星を喫した2位のバレンシア(勝ち点31)は、バルセロナ相手にドローに持ち込んだ10位のセルタ(勝ち点18)を相手に3試合ぶりの勝利を目指す。ヘタフェ戦では大半の時間帯で試合の主導権を握りながらも決定力を欠いただけに、FWザザらアタッカー陣の奮起に期待したい。加えて、FWアスパスやFWマキシ・ゴメスら相手の強力なアタッカー陣を持ち味の堅守で封じ込めたい。
▽リーグ2連勝で復調の気配を見せる3位のアトレティコ(勝ち点30)は今節、11位のベティス(勝ち点18)とのアウェイゲームで3連勝を目指す。ミッドウィークに行われたCLではチェルシー相手に引き分け止まりに終わり、無念のグループステージ敗退となった。そのショックからのバウンスバックが求められる今節では、チェルシー戦をコンディションの問題で欠場したDFゴディン、FWガメイロらの活躍に期待が懸かる。とりわけ、ここ最近FWグリーズマンとのコンビで得点力不足解消の立役者となっているガメイロにはCL欠場の鬱憤を晴らすゴールラッシュに期待したい。
《リーガエスパニョーラ第15節》
▽12/8(金)
《29:00》
アラベス vs ラス・パルマス
▽12/9(土)
《21:00》
ヘタフェ vs エイバル
《24:15》
レアル・マドリー vs セビージャ
《26:30》
デポルティボ vs レガネス
《28:45》
バレンシア vs セルタ
▽12/10(日)
《20:00》
レアル・ソシエダ vs マラガ
《24:15》
ベティス vs アトレティコ・マドリー
《26:30》
レバンテ vs ビルバオ
《28:45》
ビジャレアル vs バルセロナ
▽12/11(月)
《29:00》
エスパニョール vs ジローナ
▽12/8(金)
《29:00》
アラベス vs ラス・パルマス
▽12/9(土)
《21:00》
ヘタフェ vs エイバル
《24:15》
レアル・マドリー vs セビージャ
《26:30》
デポルティボ vs レガネス
《28:45》
バレンシア vs セルタ
▽12/10(日)
《20:00》
レアル・ソシエダ vs マラガ
《24:15》
ベティス vs アトレティコ・マドリー
《26:30》
レバンテ vs ビルバオ
《28:45》
ビジャレアル vs バルセロナ
▽12/11(月)
《29:00》
エスパニョール vs ジローナ
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CrdtU8ys0di/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Luka Modric(@lukamodric10)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">【写真】お母さんとどちらが似ている?モドリッチの妻バーニャさんと子供たちとの家族ショット!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CmlxAxSPMYb/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CmlxAxSPMYb/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Luka Modric(@lukamodric10)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.04.26 12:25 Wed3
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu4
終焉を迎えたレアル・マドリーのサイクル②~モウリーニョ体制プレイバック~
2018-19シーズン、レアル・マドリーは3月に入ると同時に全てのタイトルへの望みを絶たれた。2009年夏にフロレンティーノ・ペレス会長が2度目の就任を果たして以来、数々の栄光を手にしてきたクラブも、明確な後退を余儀なくされている。本稿では、このサイクルの軌跡を振り返っていく。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆ジョゼ・モウリーニョ体制/2010-13</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>モウリーニョ監督は、マドリーを指揮する前年、当時率いていたインテルでイタリア史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)、セリエA、コッパ・イタリアの三冠を達成。ポルトやチェルシーでの功績と合わせ、世界最高指揮官の1人として満を持して“新銀河系軍団”を率いることとなった。 前年には、ペレス会長がトップに返り咲き、マヌエル・ペジェグリーニ前監督の下でFWクリスティアーノ・ロナウドら大型補強を敢行していたマドリー。しかし、CLでは6シーズン連続のベスト16敗退、リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイでの優勝にも届かず。モウリーニョ監督には、初年度に何らかのタイトルを獲得した上で、クラブを世界最高峰に復権させる仕事が求められていた。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆基本フォーメーション[4-2-3-1]</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) CWS Brains, LTD.<hr></div>モウリーニョ監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドやMFシャビ・アロンソら前年度に加入した選手を最大限生かせるよう、MFメスト・エジルやMFサミ・ケディラらを初年度に獲得。一方でFWラウールやMFグティら年齢を重ねていたスター選手たちを容赦なく切り捨てた。また、後に欠かせない選手となるMFルカ・モドリッチ、DFラファエル・ヴァランもモウリーニョ政権時に獲得している。 最前線のチョイスではFWベンゼマとFWイグアインに競争を強いていたが、その他はあまり変化させず。ベンゼマが落とし、エジルが前を向き、前線のC・ロナウドが電光石火のシュートを見舞う形は、“世界最高のカウンター”と評された。また、カバーリング範囲の広いDFペペと、インターセプトに優れるDFセルヒオ・ラモスの相性はすこぶる良く、指揮官の重視する守備戦術の根幹を担った。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆Turning Point!~レヴァンドフスキの悪夢~</span> “スペシャル・ワン”という代名詞を引っ提げてやってきたモウリーニョ監督は、初年度からコパ・デル・レイ決勝で宿敵バルセロナを撃破し、3年ぶりの主要タイトルをもたらした。そして、2年目にはリーガ史上最多勝ち点100、得点121でリーガを制覇。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で史上最強とも呼ばれていたバルセロナと激しく火花を散らし、対等に渡り合った。 また、初年度からCLでも7シーズンぶりにベスト16を突破。3年連続でベスト4で終わってしまったものの、確実にクラブを前進させていた。しかし、指揮3年目にはロッカールーム内から不穏な空気が漏れ伝えられ、特にクラブのリビング・レジェンドでもあるGKカシージャスとの軋轢はモウリーニョ監督へのバッシングに繋がった。 そして、その2012-13シーズン、CL準決勝1stレグ・ドルトムント戦でFWロベルト・レヴァンドフスキに4得点を奪われて1-4と大敗。既にリーガではバルセロナの優勝が確実視されており、批判は加速することとなった。 結局、10度目の欧州制覇“デシマ”を達成できなかったモウリーニョ監督は、2013年5月に追われるようにして契約解除に同意している。<hr>▽ジョゼ・モウリーニョ 【在任期間】 3シーズン(2010-13) 【戦績】 [2010-11] 公式戦59試合44勝9分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点92) コパ・デル・レイ:優勝 [2011-12] 公式戦58試合45勝7分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:優勝(勝ち点100) コパ・デル・レイ:ベスト8 [2012-13] 公式戦61試合38勝12分け12敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点85) コパ・デル・レイ:準優勝 [合計] 公式戦178試合127勝28分け23敗 【主な獲得選手】 MFアンヘル・ディ・マリア、MFメスト・エジル、MFサミ・ケディラ、MFルカ・モドリッチ、MFカゼミロ、DFラファエル・ヴァラン 【主な放出選手】 FWラウール、MFラファエル・ファン・デル・ファールト、MFグティ、MFフェルナンド・ガゴ、MFエステバン・グラネロ、MFラサナ・ディアッラ 2019.03.10 18:00 Sun5