マンジュキッチ退場のユベントス、ケディラのトリプレッタ含む6Gでリーグ戦3試合ぶり勝利《セリエA》

2017.10.23 02:57 Mon
Getty Images
ユベントスは22日、セリエA第9節でウディネーゼとのアウェイ戦に臨み、6-2で逆転勝利した。

▽前節ラツィオに1-2と逆転負けし、今季初黒星を喫した3位ユベントス(勝ち点19)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のスポルティング・リスボン戦を2-1と薄氷の逆転勝利。そのスポルティング戦のスタメンからストゥラーロと負傷したベナティアに代えてリヒトシュタイナーとルガーニを起用した。

▽13位ウディネーゼ(勝ち点6)に対し、[4-2-3-1]で臨んだユベントスが立ち上がりから押し込んでいくも、8分に失点する。ルガーニのミスパスからショートカウンターを受けると、ペリカにボックス左へ侵入され、左足でシュートを流し込まれた。
▽失点後、マンジュキッチのダイビングヘッドでゴールに迫ったユベントスは、14分に試合を振り出しに戻す。ピャニッチの左CKがサミルのヘディングでのクリアミスを誘い、オウンゴールとなった。

▽続く18分にはピャニッチの右CKからキエッリーニが決定的なヘディングシュートを浴びせるも枠を外してしまう。それでも20分、ボックス手前右からのクアドラードのアーリークロスをファーサイドのケディラがヘディングで叩き込んで逆転に成功する。
▽その後、イグアインが左ポスト直撃のシュートを浴びせたユベントスだったが、26分にアクシデント。アリ・アドナンとの交錯でひと悶着したマンジュキッチが主審への抗議も含めて立て続けに2枚のイエローカードを受け、退場となってしまった。

▽すると、10人となったユベントスは34分にピンチ。ボックス左に侵入したヤンクトに強烈なシュートを浴びるもブッフォンが好守で凌いだ。ハーフタイムにかけて自陣に引いて守勢に回ったユベントスは、45分にもピンチ。クロスボールをボックス左のヤンクトにボレーで合わせられ、シュートは枠を捉えていたが、ここもブッフォンが立ちはだかる。

▽さらに追加タイムにもマキシ・ロペスのワンタッチシュートでゴールを脅かされたユベントスは、ブッフォンが三度ファインセーブを見せて、辛くも1点をリードしたまま前半を終えた。

▽後半もメンバーを変更せず、ディバラを左サイドハーフに配置する[4-4-1]で臨んだユベントスは、48分に失点する。右サイドからのデ・パウルのFKをダニーロがヘディングシュートで叩き込んだ。

▽しかし52分、ユベントスがすかさず勝ち越しに成功する。ディバラの右サイドからのFKをルガーニがヘディングで流し込んだ。さらに59分、ディバラの左サイド低い位置からのFKをルガーニが頭で折り返すと、最後はケディラが蹴り込んで4-2と突き放した。

▽その後、ディバラをお役御免としたユベントスは自陣に引いて応対。79分にはクアドラードに代えてバルザーリを右サイドバックに投入し、リヒトシュタイナーを右サイドハーフに移した。

▽逃げ切り体制十分のユベントスは87分にケディラがトリプレッタを達成すると、ピャニッチのミドルシュートも決まって6-2で勝利。マンジュキッチの退場を跳ね除け、リーグ戦3試合ぶりの勝利を飾っている。

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