【編集部コラム】D・ルイス、カンテ、バカヨコの野戦築城で回答したコンテ、フロントも“結果”を
2017.08.24 21:00 Thu
▽さすがはアントニオ・コンテと言ったところだ。チェルシーは20日、ウェンブリーでトッテナムに2-1と競り勝ち、今季初勝利を飾った。この試合の明暗を分けたのは、何といってもコンテの采配だろう。
▽昨季王者と2位の対戦。しかし、ブックメーカー『Sky Bet』でスパーズの勝利が2.1倍に対してチェルシーが3.6倍だったように、戦前の予想ではスパーズが有利と目されていた。
▽開幕節のバーンリー戦を落としたチェルシーは、出場停止のギャリー・ケイヒルとセスク・ファブレガス、そして負傷のエデン・アザールを欠く状況でのアウェイ戦。チェルシーファンですら、なかば敗戦を覚悟していた人は少なくないはずだ。
◆人数不足の中、敢えての3センター
▽とりわけセスクの欠場はチェルシーにとって大打撃とみられていた。セントラルMFは新戦力のティエムエ・バカヨコが負傷明けで、“獲得すべき”ネマニャ・マティッチの後釜も確保できていない。
▽チャンピオンズリーグへの参戦を考えれば、昨季と“同数”ではおかしい。万全の状態のセントラルMFはエンゴロ・カンテだけで、スパーズ戦に向けては誰もが、“カンテの相棒に誰を使うか”ということを焦点にしていた。
▽しかし、コンテの思考は違った。イタリア人指揮官の回答は、常用してきた[3-4-2-1]から[5-3-2]への布陣変更。中盤ではアンカーに据えたダビド・ルイスの脇にカンテとバカヨコを配し、人数不足のセントラルMFを埋めるという考えではなく、“あえて3枚”を起用することを決断した。


▽今回の3センターシステムは、決してスペクタクルではないが、何よりも結果が欲しかったチェルシーにとっての最適解だった。
◆“回答”を出したコンテの英断
▽クラブ主導とみられるマティッチの流出は、コンテにとって非常に痛手となったに違いない。開幕節を落としてプレッシャーがかかる中で、さらにはケイヒルとセスク、アザール不在の状況。そんな中、D・ルイス、カンテ、バカヨコの中盤での併用をビッグマッチでいきなり採用して結果を残したコンテの英断には舌を巻く。
▽思えば、昨シーズンもコンテは第6節でアーセナルに敗れた後、4バックから3バックシステムに変更し、そこから13連勝。そのまま逃げ切り、就任1年目でプレミア制覇を果たした。コンテの選手時代を含めた経験と戦術眼に裏打ちされたシステム変更と、それを迷いなく実行する決断力がここでも光った。セリエA3連覇や1年目でのプレミア制覇は伊達ではない。
◆根本的問題は未解決
▽とはいえ、チェルシーが抱える根本的な問題は解決していない。D・ルイス、カンテ、バカヨコの3センターシステムは、強豪相手の新たなオプションとして手にすることになりそうだが、いずれのポジションも有力なバックアッパーが不在だ。セスクは3センターシステムで言えばアンカー、インサイドハーフのいずれでもプレー可能だろうが、より攻撃的な戦術プランとなる。
▽カンテがD・ルイスの代わりとなり、アンカーの役割をこなすことを考慮しても、今回の3センターシステムをより恒常的なオプションとするためには、フィジカルに秀でたボックス・トゥ・ボックスタイプの選手を最低でも1人は獲りにいく必要があるだろう。
▽その意味では、関心が噂されるレスター・シティのイングランド代表MFダニー・ドリンクウォーターは、チェルシーにとってこれまで以上に獲得しなければいけない存在となったはずだ。
▽そして、D・ルイスをアンカーとして起用しやすくするためにも、もう1枚プレミアリーグに慣れたセンターバックを引き入れたいところだ。狙うべきは、比較的D・ルイスに近いタイプで、プレミアでも結果を残しているセインツのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクだろう。さらに言えば、ウイングバックの層も薄い。
◆フロントは補強で“結果”を
▽問題視されている選手層をひとまず監督力でカバーしたチェルシー。ジエゴ・コスタへの戦力外通告で問題となった一件はコンテに全く非がないとは言わないが、自身の明確な意思を示すのは彼のパーソナリティであり、移籍市場閉鎖直前に通達したわけでもない。

《超ワールドサッカー編集部・音堂泰博》

Getty Images
◆チェルシー不利の状況▽昨季王者と2位の対戦。しかし、ブックメーカー『Sky Bet』でスパーズの勝利が2.1倍に対してチェルシーが3.6倍だったように、戦前の予想ではスパーズが有利と目されていた。
▽開幕節のバーンリー戦を落としたチェルシーは、出場停止のギャリー・ケイヒルとセスク・ファブレガス、そして負傷のエデン・アザールを欠く状況でのアウェイ戦。チェルシーファンですら、なかば敗戦を覚悟していた人は少なくないはずだ。
◆人数不足の中、敢えての3センター
▽とりわけセスクの欠場はチェルシーにとって大打撃とみられていた。セントラルMFは新戦力のティエムエ・バカヨコが負傷明けで、“獲得すべき”ネマニャ・マティッチの後釜も確保できていない。
▽しかし、コンテの思考は違った。イタリア人指揮官の回答は、常用してきた[3-4-2-1]から[5-3-2]への布陣変更。中盤ではアンカーに据えたダビド・ルイスの脇にカンテとバカヨコを配し、人数不足のセントラルMFを埋めるという考えではなく、“あえて3枚”を起用することを決断した。

(C)CWS Brains,LTD.
▽そして、D・ルイスが務めていたスイーパーにはアンドレアス・クリステンセンを起用。開幕節のバーンリー戦でケイヒルの代わりに出場して上々のプレーを見せたとはいえ、21歳の若手をこのビッグマッチで先発に抜擢するのも勇気がいる決断だ。
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▽プレミア随一の完成度を誇るスパーズを前に内容では劣勢だったが、D・ルイス、カンテ、バカヨコの3センターは見事に機能した。アンカーのD・ルイスは元々カバーリング能力が高い選手。彼がアンカーに入ることで、守備範囲の広さと抜群のボール奪取能力を誇るカンテとバカヨコは、バイタル中央を気にすることなく高い位置まで存分にボールホルダーへのチェックを敢行し、スパーズの中盤から自由を奪った。
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▽バイタルエリアでの“野戦築城”により最終ラインの負担は軽減。クリステンセンと、新加入で不慣れなアントニオ・リュディガーが自身の仕事に集中することが可能となり、好パフォーマンスを発揮することにつながった。中盤のセンターを2枚にしていれば、クリステンセンやリュディガーはスパーズの圧力に屈していた可能性も十分にあり、負傷明けのバカヨコの負担もより大きくなっていただろう。▽今回の3センターシステムは、決してスペクタクルではないが、何よりも結果が欲しかったチェルシーにとっての最適解だった。
◆“回答”を出したコンテの英断
▽クラブ主導とみられるマティッチの流出は、コンテにとって非常に痛手となったに違いない。開幕節を落としてプレッシャーがかかる中で、さらにはケイヒルとセスク、アザール不在の状況。そんな中、D・ルイス、カンテ、バカヨコの中盤での併用をビッグマッチでいきなり採用して結果を残したコンテの英断には舌を巻く。
▽思えば、昨シーズンもコンテは第6節でアーセナルに敗れた後、4バックから3バックシステムに変更し、そこから13連勝。そのまま逃げ切り、就任1年目でプレミア制覇を果たした。コンテの選手時代を含めた経験と戦術眼に裏打ちされたシステム変更と、それを迷いなく実行する決断力がここでも光った。セリエA3連覇や1年目でのプレミア制覇は伊達ではない。
◆根本的問題は未解決
▽とはいえ、チェルシーが抱える根本的な問題は解決していない。D・ルイス、カンテ、バカヨコの3センターシステムは、強豪相手の新たなオプションとして手にすることになりそうだが、いずれのポジションも有力なバックアッパーが不在だ。セスクは3センターシステムで言えばアンカー、インサイドハーフのいずれでもプレー可能だろうが、より攻撃的な戦術プランとなる。
▽カンテがD・ルイスの代わりとなり、アンカーの役割をこなすことを考慮しても、今回の3センターシステムをより恒常的なオプションとするためには、フィジカルに秀でたボックス・トゥ・ボックスタイプの選手を最低でも1人は獲りにいく必要があるだろう。
▽その意味では、関心が噂されるレスター・シティのイングランド代表MFダニー・ドリンクウォーターは、チェルシーにとってこれまで以上に獲得しなければいけない存在となったはずだ。
▽そして、D・ルイスをアンカーとして起用しやすくするためにも、もう1枚プレミアリーグに慣れたセンターバックを引き入れたいところだ。狙うべきは、比較的D・ルイスに近いタイプで、プレミアでも結果を残しているセインツのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクだろう。さらに言えば、ウイングバックの層も薄い。
◆フロントは補強で“結果”を
▽問題視されている選手層をひとまず監督力でカバーしたチェルシー。ジエゴ・コスタへの戦力外通告で問題となった一件はコンテに全く非がないとは言わないが、自身の明確な意思を示すのは彼のパーソナリティであり、移籍市場閉鎖直前に通達したわけでもない。

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▽チェルシーのフロントは不満を隠せないコンテを快く思っていないかもしれないが、彼は前シーズン10位から王者に返り咲かせた“偉大な指揮官”だ。移籍市場閉鎖まで、残り1週間。強化担当責任者のマリーナ・グラノフスカヤとマイケル・エメナロを筆頭としたフロント陣は、今後、欧州王者に君臨するレベルにクラブを押し上げるためにも、残りの移籍期間でコンテのように“結果”を残し、彼を満足させるべきだ。《超ワールドサッカー編集部・音堂泰博》
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