アンチェロッティが来季セリエAを予想「面白い勝負に」…本命はユーベも実力拮抗

2017.07.10 16:50 Mon
バイエルンの指揮官カルロ・アンチェロッティが9日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、来シーズンのセリエAの行方を占った。

セリエAでは2016-17シーズン、王者ユベントスが6年連続優勝を成し遂げた。アンチェロッティは来シーズンもユベントス優勢の流れが続くと予想している。

「また(ユベントスが)本命になるのは明らかだ。だがミラノの2クラブも差を縮めている。ミランは大改革をしなければならなかったが、賢い補強キャンペーンを行ったと思う。1億ユーロの選手を1人買うのではなく、ミランがしたように複数選手に投資するべきだ。それに獲得した選手も正しかったと言える。ブンデスリーガはセリエAと似ているので、(ハカン・)チャルハノールは短期間で適応できるだろう」

他の強豪クラブの顔ぶれはミランほど変更されていないが、競争力の高いシーズンになることを予測している。

「面白いカンピオナートになるだろう。ユーベを筆頭に、インテル、ミラン、ローマ、ナポリ、フィオレンティーナ、ラツィオと続く。ローマは(マキシム・)ゴナロンを獲得したが悪くない選択だと思う。ナポリはほとんど変わっていないが、もうすでに良いチームだったからね」

またアンチェロッティはミランの18歳GKジャンルイジ・ドンナルンマについても自身の見解を示している。

「ミランに残るという最終決断は正しかった。ミランは彼を育てたクラブであり、彼にとって理想的な環境だ。ミランのユニフォームで高い目標まで到達できるよう祈っている。彼は(ジャンルイジ・)ブッフォンの後継者となるべき選手なのだからね」

提供:goal.com

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