ピックフォードPKストップのイングランドが開幕戦をゴールレスドローに持ち込む《U-21欧州選手権2017》

2017.06.17 02:53 Sat
Getty Images
▽U-21欧州選手権2017グループA第1節、U-21スウェーデン代表vs U-21イングランド代表の開幕戦が16日にポーランドで行われ、0-0に終わった。
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▽2年に1度開催され、23歳以下の年齢制限で行われる同大会。開幕戦では前回大会王者のスウェーデンと、プレミアリーグでレギュラーを張る面々が揃うイングランドが激突した。▽フラットな[4-4-2]を採用したイングランドはGKにピックフォード、4バックに右からホルゲイト、チャンバース、モーソン、チルウェル、中盤に右からマーフィー、ベイカー、チャロバー、ワード=プラウズ、2トップにレドモンドとエイブラアムを配した。
▽雨が降る中キックオフされた開幕戦。試合はイングランドがボールを保持し、サイド攻撃を起点に押し込む展開とする。しかし、右サイドのホルゲイトとマーフィーから打開にかかるイングランドだったが、守備に徹するスウェーデンを崩しきることができない。

▽前半半ば以降、スウェーデンにポゼッションで盛り返され始めたイングランドは、34分にマーフィーのミドルシュートでゴールに迫るもわずかに枠の上に外れ、前半をゴールレスで終えた。
▽迎えた後半もスウェーデンにポゼッションを許したイングランドは、57分にピンチ。ボックス左からシビキに打たれたコントロールシュートが枠の右角に直撃した。

▽ひやりとしたイングランドは61分、右CKのサインプレーからベイカーがシュートに持ち込むも、枠の上に外してしまう。さらに67分にも決定機。セットプレーの流れからチルウェルの放ったミドルシュートがディフレクトし、わずかに枠の上に外れた。

▽ここからスウェーデンを押し込んだイングランドは、マーフィーに代えてグレイを投入。勝負に出ると、71分にはワード=プラウズが直接FKでGKを強襲した。

▽しかし80分、イングランドはPKを献上する。ボックス右に侵入したワークビストをチルウェルがスライディングでカットにかかると、タックルはボールに行っていたように見えたが、主審はPKを宣告した。

▽ところが、キッカーを務めたワークビストの正面を狙ったチップキックシュートはGKピックフォードが右手一本で防ぎ、ルーズボールを蹴り込んだストランドベルグの威力を欠いたシュートはGKピックフォードがキャッチした。

▽終盤にかけてスウェーデンの攻勢を許したイングランドだったが、0-0で終えて勝ち点1を掴んでいる。

◆グループA
U-21スウェーデン 0-0 U-21イングランド

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