人種差別を訴えるも認められず、自主退場したムンタリに対しセリエAが退場処分を発表…次節出場停止へ
2017.05.03 14:45 Wed
▽セリエAは2日、無断でピッチを去ったペスカーラの元ガーナ代表MFスレイ・ムンタリに対し、2枚目の警告を与えることを発表した。これにより、ムンタリは退場処分となり、1試合に出場停止処分が下される事となる。
▽4月30日に行われたセリエA第34節のカリアリvsペスカーラ。事件はカリアリが1点リードで迎えた試合終了間際に起こった。ムンタリは、人種差別を受けたとして主審を務めていたダニエレ・ミネッリ氏に猛抗議。しかし、ミネッリ氏はムンタリにイエローカードを提示し、ムンタリは抗議の意味を込めて自主的にピッチを後にしていた。
▽懲罰委員会によると、ムンタリが自らピッチを去った行為に対し、2枚目のイエローカードの対象にすることを発表。許可無くピッチを去ったことに対しての処分とのことだ。
▽ムンタリの人種差別に対する無言の訴えが、処分という形で決着がつくこととなったが、非情な裁定となってしまった。
▽4月30日に行われたセリエA第34節のカリアリvsペスカーラ。事件はカリアリが1点リードで迎えた試合終了間際に起こった。ムンタリは、人種差別を受けたとして主審を務めていたダニエレ・ミネッリ氏に猛抗議。しかし、ミネッリ氏はムンタリにイエローカードを提示し、ムンタリは抗議の意味を込めて自主的にピッチを後にしていた。
▽懲罰委員会によると、ムンタリが自らピッチを去った行為に対し、2枚目のイエローカードの対象にすることを発表。許可無くピッチを去ったことに対しての処分とのことだ。
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