人種差別を主張したムンタリ…主審にイエローカードを提示されピッチを去る
2017.05.01 11:00 Mon
▽またしても試合中に人種差別が起きてしまった。ペスカーラの元ガーナ代表MFスレイ・ムンタリは、人種差別を受けたとして試合中にピッチを去っていった。
「レフェリーはフィールドでホイッスルを吹くだけでなく、全てのことをやらなければいけない」
「彼はこれらの出来事と認識し、例として取り扱うべきだ。僕は彼に侮辱的な言葉を聞いたかどうかを尋ねた。僕は彼にゲームを止める勇気がなければならいと主張したよ」
「彼は審判に介入するように頼んだようだ。でも、彼は何も聞いていないし、見ていないと言われたようだ」
「ムンタリは正しかった。ただ、ピッチを離れるべきではなかった。正義を与えることは、我々のすることではない。そのことについて多くのことを話すことはできるが、それはあるべき力とともに排除するべきだ」
「今日、長年イタリアでプレーしてきたムンタリに起こったことだ。メンタル面が変わることを願っている」
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▽4月30日に行われたセリエA第34節のカリアリvsペスカーラ。事件はカリアリが1点リードで迎えた試合終了間際に起こった。ムンタリは、人種差別を受けたとして主審を務めていたダニエレ・ミネッリ氏に猛抗議。しかし、ミネッリ氏はムンタリにイエローカードを提示した。▽これに激怒したムンタリは、呆れた様子でその場を立ち去り、第4審判の下へ。そこでも抗議を続けたが認められず、そのままピッチを去っていった。人種差別を受けたムンタリは、カリアリサポーターに向けて「これが私の色だ」と抗議。また、試合後には審判についてもコメント。「試合を止める勇気が必要だ」と語った。「彼はこれらの出来事と認識し、例として取り扱うべきだ。僕は彼に侮辱的な言葉を聞いたかどうかを尋ねた。僕は彼にゲームを止める勇気がなければならいと主張したよ」
▽今回の件については、ペスカーラのズデネク・ゼーマン監督も試合後にコメント。ムンタリを擁護しながらも、ピッチを去るべきではなかったと語った。
「彼は審判に介入するように頼んだようだ。でも、彼は何も聞いていないし、見ていないと言われたようだ」
「ムンタリは正しかった。ただ、ピッチを離れるべきではなかった。正義を与えることは、我々のすることではない。そのことについて多くのことを話すことはできるが、それはあるべき力とともに排除するべきだ」
「今日、長年イタリアでプレーしてきたムンタリに起こったことだ。メンタル面が変わることを願っている」
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