アメリカ、カナダ、メキシコが2026年W杯の共催を正式表明

2017.04.11 11:25 Tue
Getty Images
▽北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)は10日、アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が2026年のワールドカップ開催に立候補することを表明したと発表した。

▽実現すれば史上初となる3カ国共催に関して、CONCACAFの会長であり、カナダサッカー協会(CSA)の会長でもあるビクター・モンタグリアーニ氏、アメリカサッカー連盟(USSF)のサニル・グラーティ会長、メキシコサッカー連盟(FMF)のデシオ・デ・マリア会長がニューヨークのワールド・ドレード・センターで会見を行った。

▽モンタグリアーニ会長は「カナダは、2026年のFIFAワールドカップ開催のため、アメリカ、メキシコと協力することを光栄に思っている」とコメント。「カナダはG8(主要国首脳会議)で唯一FIFAワールドカップを開催していないkにだ。若手や女子の大会は成功させた実績がある。FIFA理事会の原則に基づき、アメリカサッカー連盟、メキシコサッカー連盟との協力を継続し、国際的なイベントの歴史を塗り替えたいと思っている」と語った。
▽2026年のワールドカップからは、出場国が現行の32カ国から48カ国に増加することがすでに発表されており、大会規模が拡大するに当たり、インフラなどの設備が必要となる。

▽USSFのグラーティ会長は「アメリカ、メキシコ、カナダは世界クラスのイベントを開催する際に優れた能力をそれぞれが実証している。2026年には、我々の国家が力を合わせ、素晴らしいホスト国としてワールドカップを盛り上げるだろう」と意気込みを語った。
▽FMFのデ・マリア会長は「我々は3カ国でワールドカップを開催するという最初の国になる珍しいチャンスを手にしている。我々は誇りを感じ、これまでで最高のものにしたいと思っている」とコメントした。

▽開催地の決定は2020年になることが予定されており、仮に3カ国共催が決定すれば、30年ぶりの北米大陸でのワールドカップ開催となる。

ワールドカップの関連記事

埼玉西武ライオンズは16日、日本代表の森保一監督がセレモニアルピッチに登場することを発表した。 森保監督は、6月13日(金)に行われる『日本生命セ・パ交流戦』の中日ドラゴンズ戦に来場。試合前のセレモニアルピッチを担当する。 ベルーナドームで行われるこの試合に登場する森保監督。これまでにもWBCや今シーズンの 2025.05.16 21:10 Fri
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが、イタリア代表としてプレーしていたキャリアがあったことを明かした。 ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスでプロキャリアをスタートさせたハフィーニャはスポルティングCP、スタッド・レンヌ、リーズ・ユナイテッドでプレー。2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加入した。 2025.05.05 23:05 Mon
かつて中国代表を指揮していた李鉄(リー・ティエ)氏の控訴が棄却され、実刑判決を受けることとなった。中国『捜狐(sohu.com)』が伝えた。 現役時代はエバートンやシェフィールド・ユナイテッドなどプレミアリーグでもプレーし、中国代表でもプレーしたリー・ティエ氏は、引退後に指導者となり、広州恒大(広州FC)でコンデ 2025.04.30 13:55 Wed
第1回大会開催から100周年を迎える2030年のワールドカップ(W杯)。64チーム参加という提案がなされている中、反対の意見も強く出ている。 2026年の北中米W杯は史上初となる48チームの参加に拡大となる中、その4年後の2030年は64チーム参加への拡大を南米サッカー連盟(CONMEBOL)が提案している。 2025.04.15 19:55 Tue
インテル・マイアミのハビエル・マスチェラーノ監督は、アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシの2026年の北中米ワールドカップ(W杯)出場ついて言及した。『The Athletic』が伝えた。 メッシはアルゼンチン代表としてW杯に4回、コパ・アメリカに5回出場。クラブレベルではバルセロナで数多くのタイトルを獲得した 2025.04.14 20:30 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly