ナポリ圧倒もイグアインがサン・パオロ初帰還のユーベが引き分けに持ち込む《セリエA》
2017.04.03 05:46 Mon
▽セリエA第30節ナポリvsユベントスが2日にサン・パオロで行われ、1-1で引き分けた。
▽前節エンポリ戦をインシーニェの2戦連続ドッピエッタで逃げ切って3連勝とした3位ナポリ(勝ち点63)は、4位ラツィオとの勝ち点差を6に広げた。CL出場権争いで一歩リードした中、代表合流中にふくらはぎを痛めて離脱したGKレイナがベンチスタートとなり、ラファエウがスタメン起用となった。
▽一方、前節サンプドリア戦ではディバラが負傷した中、1-0と辛勝した首位ユベントス(勝ち点73)は、代表ウィーク中にディバラが負傷から復帰もベンチスタート。その他、代表戦を戦ったクアドラードがベンチスタートとなってマルキジオやレミナといった控え選手が先発での起用となった。
▽翌水曜日にコッパ・イタリア準決勝2ndレグでも対戦する両クラブの一戦。イグアインがサン・パオロ初帰還となったユベントスは[4-2-3-1]を継続し、トップ下にピャニッチ、右サイドにレミナを配置した。そのユベントスが7分、最初のチャンスを生かして先制する。セカンドボールを拾ったケディラがバイタルエリアでピャニッチとパス交換。スルーパスに反応してボックス左に侵入したケディラは確実にゴール右へシュートを流し込んだ。
▽先制を許したナポリがポゼッションを上げて押し込むと、バイタルエリアからハムシクがボレーシュートでゴールを狙っていく。しかし、自陣に引くユベントスを崩しきることはできず、34分にはメルテンスが枠内シュートを浴びせるが、GKブッフォンの正面を突いた。続く40分にはドリブルでボックス左へ侵入したインシーニェがコントロールシュートを浴びせるも枠を捉えきれず、前半を1点ビハインドで終えた。
▽同点とされたユベントスがレミナに代えてクアドラードを投入してきたのに対し、ナポリは64分に逆転のチャンス。アサモアのバックパスをカットにかかったメルテンスがGKブッフォンと交錯。ルーズとなったボールをゴールライン際からシュートするも、角度が厳しく右ポストに阻まれた。
▽劣勢が続くユベントスは80分、ディバラを投入するもナポリの圧力を前に敵陣に侵入することすらできない状況が続く。それでもキエッリーニとボヌッチの両センターバックがゴール前でソリッドな守備を見せ、逆転ゴールを割らせない。そのまま1-1で引き分け、ユベントスがサン・パオロから勝ち点1をもぎ取っている。
▽前節エンポリ戦をインシーニェの2戦連続ドッピエッタで逃げ切って3連勝とした3位ナポリ(勝ち点63)は、4位ラツィオとの勝ち点差を6に広げた。CL出場権争いで一歩リードした中、代表合流中にふくらはぎを痛めて離脱したGKレイナがベンチスタートとなり、ラファエウがスタメン起用となった。
▽一方、前節サンプドリア戦ではディバラが負傷した中、1-0と辛勝した首位ユベントス(勝ち点73)は、代表ウィーク中にディバラが負傷から復帰もベンチスタート。その他、代表戦を戦ったクアドラードがベンチスタートとなってマルキジオやレミナといった控え選手が先発での起用となった。
▽先制を許したナポリがポゼッションを上げて押し込むと、バイタルエリアからハムシクがボレーシュートでゴールを狙っていく。しかし、自陣に引くユベントスを崩しきることはできず、34分にはメルテンスが枠内シュートを浴びせるが、GKブッフォンの正面を突いた。続く40分にはドリブルでボックス左へ侵入したインシーニェがコントロールシュートを浴びせるも枠を捉えきれず、前半を1点ビハインドで終えた。
▽後半も自陣に引くユベントスに対し、ナポリが押し込んでいくと56分にチャンス。メルテンスのミドルシュートをGKブッフォンが弾いたところをカジェホンが詰めたが、オフサイドに阻まれた。それでも60分、ハムシクがメルテンスとのパス交換でボックス中央へ侵入し、フリーの状態から枠の右上にシュートを流し込んで試合を振り出しに戻した。
▽同点とされたユベントスがレミナに代えてクアドラードを投入してきたのに対し、ナポリは64分に逆転のチャンス。アサモアのバックパスをカットにかかったメルテンスがGKブッフォンと交錯。ルーズとなったボールをゴールライン際からシュートするも、角度が厳しく右ポストに阻まれた。
▽劣勢が続くユベントスは80分、ディバラを投入するもナポリの圧力を前に敵陣に侵入することすらできない状況が続く。それでもキエッリーニとボヌッチの両センターバックがゴール前でソリッドな守備を見せ、逆転ゴールを割らせない。そのまま1-1で引き分け、ユベントスがサン・パオロから勝ち点1をもぎ取っている。
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