▽国際親善試合のチェコ代表vsリトアニア代表が22日にスタディオン・メストスカイで行われ、3-0でチェコが勝利した。
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループCで4位に位置するチェコが、グループFで4位のリトアニアをホームに迎えた一戦。試合は、シュコダを1トップに据えた[4-2-3-1]の布陣を採用したチェコが、立ち上がりから攻勢に出る。
▽すると6分、スルーパスでボックス左深くまで抜け出したクレイチがダイレクトで折り返すと、シュコダが飛び込んだがボールは逆サイドに流れた。
▽立ち上がりのピンチを凌いだリトアニアは16分、ボックス左から仕掛けたグリガラビシウスの折り返しからルクサに決定機が生まれるも、これはGKバシリクの好セーブに阻まれた。
▽その後も圧倒的なボール支配でリトアニアゴールに迫ったチェコだったが、結局ゴールは奪えず、試合はゴールレスで折り返した。
▽迎えた後半、チェコはハーフタイムでダリダやゲブレ・セラシェら大量8選手を交代。すると48分、ボックス内でクルメンチクがパウリウスに倒されてPKを獲得。このPKをホラバが決め、チェコが先制に成功した。
▽先制を許したリトアニアは61分にマトゥレヴィチウスら6選手を交代。しかし、スコアを動かしたのはチェコだった。64分、ボックス中央左からドリブルで仕掛けたヤンクトが左足を振り抜くと、GKセトクスの左手を弾いたボールがゴールに吸い込まれた。
▽その後も攻撃の手を緩めないチェコは79分、サイドチェンジをボックス右で受けたチェルスカが頭で折り返すと、中央のクルメンチクが胸トラップからワンタッチでゴールネットを揺らした。
▽結局、試合はそのまま3-0で終了。試合序盤から終始リトアニアを圧倒したチェコは、26日にロシアW杯欧州予選第5節で最下位サンマリノ代表と対戦する。
