M・フェルナンデスの移籍後初ゴールで主力欠くミラン辛勝《セリエA》
2017.03.19 06:38 Sun
▽ミランは18日、セリエA第29節でジェノアをホームに迎え、1-0で辛勝した。ミランのMF本田圭佑はベンチ入りも出場機会はなかった。
▽前節ユベントス戦を終了間際のPK被弾で1-2と惜敗した7位ミラン(勝ち点50)は、バッカ、ロマニョーリ、ホセ・ソサの3選手が出場停止となった中、ラパドゥーラやM・フェルナンデス、サパタらを先発で送り出した。
▽前節ジェノヴァ・ダービーに敗れた16位ジェノア(勝ち点29)に対し、3トップに右からオカンポス、ラパドゥーラ、デウロフェウと並べ、中盤アンカーにベルトラッチを据える[4-3-3]を採用したミランはキックオフ直後、ベルトラッチが相手選手との接触で右足を痛め、ロカテッリとの交代を強いられてしまう。
▽いきなりアクシデントに見舞われたミランは、慎重な入りを見せていた中、11分にピンチ。ボックス右から折り返されたクロスをターラブトにシュートされたが、GKドンナルンマがセーブした。
▽後方でボールを保持して様子を窺うミランは、17分に決定機。デ・シリオのスルーパスをボックス右で引き出したオカンポスのシュートは、ゴールライン前のイッツォにクリアされた。
▽M・フェルナンデスの移籍後初ゴールで先制したミランは、ハーフタイムにかけても主導権を渡さず、1点をリードしたまま前半を終えた。
▽迎えた後半もボールを保持したミランは57分にロカテッリがミドルシュートで追加点に迫ると、無抵抗のジェノア相手に試合をコントロール。70分にはオカンポスの右クロスからM・フェルナンデスが2点目に近づいたが、DFにカットされて枠の上に外れた。
▽後半半ばを過ぎてようやく前に出てきたジェノアに対し、カウンターを狙うミランがシュートに持ち込んでいくも、精度を欠いて枠を捉えられない。結局、1点のリードを保ったミランが勝利を取り戻している。
▽前節ユベントス戦を終了間際のPK被弾で1-2と惜敗した7位ミラン(勝ち点50)は、バッカ、ロマニョーリ、ホセ・ソサの3選手が出場停止となった中、ラパドゥーラやM・フェルナンデス、サパタらを先発で送り出した。
▽前節ジェノヴァ・ダービーに敗れた16位ジェノア(勝ち点29)に対し、3トップに右からオカンポス、ラパドゥーラ、デウロフェウと並べ、中盤アンカーにベルトラッチを据える[4-3-3]を採用したミランはキックオフ直後、ベルトラッチが相手選手との接触で右足を痛め、ロカテッリとの交代を強いられてしまう。
▽後方でボールを保持して様子を窺うミランは、17分に決定機。デ・シリオのスルーパスをボックス右で引き出したオカンポスのシュートは、ゴールライン前のイッツォにクリアされた。
▽その後もデウロフェウやM・フェルナンデス、オカンポスがゴールに迫ったミランは33分に先制する。ラパドゥーラのダイレクトパスに反応したM・フェルナンデスがボックス右へ侵入。飛び出したGKを外すチップキックシュートを流し込んだ。
▽M・フェルナンデスの移籍後初ゴールで先制したミランは、ハーフタイムにかけても主導権を渡さず、1点をリードしたまま前半を終えた。
▽迎えた後半もボールを保持したミランは57分にロカテッリがミドルシュートで追加点に迫ると、無抵抗のジェノア相手に試合をコントロール。70分にはオカンポスの右クロスからM・フェルナンデスが2点目に近づいたが、DFにカットされて枠の上に外れた。
▽後半半ばを過ぎてようやく前に出てきたジェノアに対し、カウンターを狙うミランがシュートに持ち込んでいくも、精度を欠いて枠を捉えられない。結局、1点のリードを保ったミランが勝利を取り戻している。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CzmClsGr0MY/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">433(@433)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.11.17 20:45 Fri4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.5 “グランデ・ミラン”CL制覇、セリエA3連覇達成/ミラン[1993-94]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.5</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1993-94シーズン/ミラン 〜グランデ・ミラン〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1993-94milan.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(47) 獲得タイトル:チャンピオンズリーグ、セリエA 攻撃力6:★★★★★★☆☆☆☆ 守備力10:★★★★★★★★★★ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">CL制覇、セリエA3連覇達成</div> サッキが退任後、1991年にミランの監督に就任したカペッロは、バレージやマルディーニ、コスタクルタら守備能力の高いDFを生かしたソリッドなスタイルで、1年目からセリエA初となる無敗優勝を達成。さらに翌年もセリエAを制し、CLの決勝にも進出したミランは、1993―94シーズンに3連覇の偉業を成し遂げた。このシーズンの得点数は、わずか36得点。優勝クラブとしては、過去類を見ない少なさだった。しかし、失点数はわずか15という特筆ものの数字だった。抜群の勝負強さを発揮する当時のミランは、“グランデ・ミラン”と称され、まさに黄金期を迎えていた。 1993-94シーズンのハイライトは、何といってもCL決勝だった。相手はクライフの下で、ミランと同じく黄金期を迎えていたバルセロナ。下馬評では、ロマーリオやストイチコフ、クーマンらを擁するバルセロナが圧倒的有利との見方が大勢を占めたが、フタを開けてみればミランが4-0で圧勝した。ミランは序盤から、お家芸となっていたハイプレスを敢行し、デサイーを中心に中盤で主導権を掌握。マッサーロの2ゴールでリードして試合を折り返すと、後半開始直後にはサビチェビッチの鮮やかなループシュートで加点した。そして、終盤にはデサイーにもゴールが生まれ、“ドリームチーム”を見事に粉砕してみせた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">鉄壁の守備陣</div> このシーズンのミランは、それまでチームを支えてきたオランダ・トリオが崩壊していた。ライカールトとフリットがクラブを去り、ファン・バステンも慢性的な負傷でコンディションが整わず。チームは転換期を迎えていた。そのなかでも、セリエAとCLを制覇できたのは、バレージとマルディーニ、コスタクルタ、タソッティというサッキ時代から不変のバックラインを擁していたからだ。パヌッチとガッリという優秀な選手もベンチに控えており、まさに隙のない守備陣だった。 守備に関して言えば、デサイーとアルベルティーニというセントラルMF2選手も効いていた。そして、前線にはテクニシャンのボバンとサビチェビッチが並んだ。チームはファン・バステンとフリットという得点源を補うようなストライカーが不在だったが、全体のバランスが良いチームだった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデヤン・サビチェビッチ(28)</span> イタリア語で天才を意味する“ジェニオ”のニックネームを持つモンテネグロ人アタッカー。ミランに加入した1992―93シーズンは、ファン・バステンやフリットの高い壁に苦しんだが、カペッロ就任後はチームにとって欠かせない存在となった。とりわけ、1993-94シーズンのCL決勝の活躍は印象的。前半22分に右サイドのドリブル突破からマッサーロの先制弾をアシストすると、後半2分には巧みな仕掛けから見事なループシュートを決めて、タイトル獲得に大きく貢献した。一方、ユーゴスラビア代表(当時)としては、内戦などの影響で全盛期に国際舞台への出場が叶わず、晩年に1998年フランスW杯に出場するにとどまった。 2019.04.05 22:00 Fri5