川崎Fが土壇場のPKで一昨年のアジア王者・広州恒大にドロー!《ACL2017》
2017.03.14 23:19 Tue
▽川崎フロンターレは14日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017のグループG第3節で広州恒大(中国)と対戦し、1-1で引き分けに終わった。
▽グループステージ突破に向けて、これ以上のポイントロスを避けたい川崎Fだが、序盤から広州恒大の積極的なプレスに苦しみ、攻め込まれてしまう。7分、クロスのこぼれ球を拾ったアランにボックス左手前から右足を振り抜かれる。これはゴール右上隅を捉えるも、ここはGKチョン・ソンリョンが対処する。
▽その後も敵陣に攻め込むも、決定機を作れない川崎F。25分には、敵陣中央でハイボールを板倉が競ると、ボールは相手最終ラインの裏へと転がる。これに反応した阿部が、ボックス左に抜け出してそのままシュートを放つも、GKゾン・チョンに弾かれる。
▽先制を許した川崎は攻勢を強めたいものの、広州恒大のスピーディなカウンターに苦しめられ、逆にピンチを招いてしまう。28分、右サイドからのスルーパスをユー・ハンチャオに抜け出されると、ボックス右からシュートを放たれる。さらに30分、パウリーニョにボックス左を突破され、中央にパスを供給されると、走りこんだユー・ハンチャオにフリーでシュートを放たれる。谷口がスライディングでブロックすると、ボールはバーに直撃した。
▽思うように攻めることができない川崎Fは34分にも、ゾウ・チョンのクロスからグラルのヘディングシュートでゴールを脅かされる。その後は自慢のパスワークがかみ合い出し、流れを引き寄せ始めるも、同点ゴールを奪えず、試合を折り返す。
▽後半、落ち着いた立ち上がりを見せる川崎Fだが49分、中盤でのパス回しをインターセプトされると、パウリーニョにそのまま持ち運ばれる。ボックス右にスルーパスを出されると、反応したアランにループシュートを打たれるも、わずかにバーの上に外れる。
▽その後、川崎Fが辛抱強く相手守備陣の隙を探ると68分、カウンターから敵陣中央でパスを回すと、森本のポストプレーからエドゥアルド・ネットを経由して小林悠がボックス手前からシュート。しかし、これは枠を捉えることができない。さらにその直後、大島を起点とした敵陣中央でのパス回しで相手を翻弄すると、大島がボックス内にスルーパス。うまく反転した小林が抜け出して右足でシュートを放つも、左ポストに嫌われる。
▽あと少しのところでゴールを奪えない川崎Fは81分、途中投入の森本に代えて三好を投入。攻撃の活性化を図る。すると86分、敵陣中央で細かくつなぐと、中村がボックス左にスルーパスを供給。これに走りこんだ阿部が左足を振り抜くと、GKゾン・チョンが足でブロック。こぼれ球に長谷川が詰めるも、プッシュすることができない。
▽しかし、最後まで試合を諦めない川崎Fに同点のチャンスが訪れる。後半アディショナルタイム3分、左サイドからのクロスのこぼれ球に三好がすかさず寄せると、ユー・ハンチャオがたまらずハンド。川崎Fが土壇場でPKを獲得する。このPKを小林がゴール正面に落ち着いて決めて同点に追いつくと、そのまま試合終了。勝ち点3は奪えなかったものの、アウェイの地で一昨年のアジア王者相手に貴重な勝ち点1を獲得した。
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▽1日に行われた第2戦のイースタンSC(香港)戦に1-1で引き分けた3位・川崎Fが、第2節で水原三星と2-2で引き分けた昨季の中国スーパーリーグ王者である首位・広州恒大のホームに乗り込んだ一戦。▽10日に行われた明治安田生命J1リーグ第3節の柏レイソル戦(2-1で川崎Fが勝利)から中3日で敵地に乗り込んだ川崎Fは、その柏戦から先発メンバーを2人変更。田坂と奈良に代えて、井川と板倉を起用した。▽その後も敵陣に攻め込むも、決定機を作れない川崎F。25分には、敵陣中央でハイボールを板倉が競ると、ボールは相手最終ラインの裏へと転がる。これに反応した阿部が、ボックス左に抜け出してそのままシュートを放つも、GKゾン・チョンに弾かれる。
▽ようやくチャンスを作った川崎Fだったが、広州恒大にカウンターから均衡を破られてしまう。26分、敵陣から最終ラインの裏へとロングボールを放り込まれると、グラルに左サイドを突破される。ボックス左外から中央にクロスを入れられると、これを収めたアランに右足を振り抜かれ、ゴール左隅にシュートを突き刺された。
▽先制を許した川崎は攻勢を強めたいものの、広州恒大のスピーディなカウンターに苦しめられ、逆にピンチを招いてしまう。28分、右サイドからのスルーパスをユー・ハンチャオに抜け出されると、ボックス右からシュートを放たれる。さらに30分、パウリーニョにボックス左を突破され、中央にパスを供給されると、走りこんだユー・ハンチャオにフリーでシュートを放たれる。谷口がスライディングでブロックすると、ボールはバーに直撃した。
▽思うように攻めることができない川崎Fは34分にも、ゾウ・チョンのクロスからグラルのヘディングシュートでゴールを脅かされる。その後は自慢のパスワークがかみ合い出し、流れを引き寄せ始めるも、同点ゴールを奪えず、試合を折り返す。
▽後半、落ち着いた立ち上がりを見せる川崎Fだが49分、中盤でのパス回しをインターセプトされると、パウリーニョにそのまま持ち運ばれる。ボックス右にスルーパスを出されると、反応したアランにループシュートを打たれるも、わずかにバーの上に外れる。
▽その後、川崎Fが辛抱強く相手守備陣の隙を探ると68分、カウンターから敵陣中央でパスを回すと、森本のポストプレーからエドゥアルド・ネットを経由して小林悠がボックス手前からシュート。しかし、これは枠を捉えることができない。さらにその直後、大島を起点とした敵陣中央でのパス回しで相手を翻弄すると、大島がボックス内にスルーパス。うまく反転した小林が抜け出して右足でシュートを放つも、左ポストに嫌われる。
▽あと少しのところでゴールを奪えない川崎Fは81分、途中投入の森本に代えて三好を投入。攻撃の活性化を図る。すると86分、敵陣中央で細かくつなぐと、中村がボックス左にスルーパスを供給。これに走りこんだ阿部が左足を振り抜くと、GKゾン・チョンが足でブロック。こぼれ球に長谷川が詰めるも、プッシュすることができない。
▽しかし、最後まで試合を諦めない川崎Fに同点のチャンスが訪れる。後半アディショナルタイム3分、左サイドからのクロスのこぼれ球に三好がすかさず寄せると、ユー・ハンチャオがたまらずハンド。川崎Fが土壇場でPKを獲得する。このPKを小林がゴール正面に落ち着いて決めて同点に追いつくと、そのまま試合終了。勝ち点3は奪えなかったものの、アウェイの地で一昨年のアジア王者相手に貴重な勝ち点1を獲得した。
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