2戦連続大敗のヴェンゲル、コシエルニー退場の判定に不満爆発「レッドカードは我々を殺した」

2017.03.08 10:20 Wed
Getty Images
▽アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、5-1で敗戦を喫したチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのバイエルン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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▽2月15日に行われた1stレグで5-1と大敗を喫したアーセナル。大逆転に向けて攻勢をかけたアーセナルは前半に先制するも、後半にPKを与えて失点。その際にDFローラン・コシエルニーが退場し10人となると、4失点を喫し、2戦連続で1-5と大敗。2戦合計10-2で7シーズン連続のベスト16敗退となった。
▽試合後の記者会見に臨んだヴェンゲル監督は、バイエルンの出来を認めながらも、後半の判定に不満を露わにし「試合が殺された」とコメントした。

「我々が望んでいたメンタルと誇りを持って、パフォーマンスが生み出されたと感じている。しかし、物語は酷い形で終わった。個人的にはバイエルンを押し込んだといえる」

「そして、今夜は不運でもあった。前半にウォルコットへのファウルで100%のPKがあったと思う。私は映像でそれを確認した。後半、審判は試合を殺した。審判は、今夜バイエルンにとって非常に強力だった」
「試合中、(コシエルニーが与えた)PKはPKではなかった。レヴァンドフスキはオフサイドだったからだ。その上、我々にレッドカードが提示され、完全に殺された」

「全体的にバイエルンが良かったと言える。しかし、今夜は後半の審判に彼らは感謝をすることもできるだろう」

▽また、コシエルニーの退場後にPKを含む5失点を喫したアーセナル。リーダーシップが欠如したと問われたヴェンゲル監督は、攻撃への比重をかけたためだと語った。

「前係になってゴールを決めなければいけない状況では難しい。4ゴールのビハインドがあり、10人になってしまった。カウンターアタックでゴールを目指すことはできるが、攻めていなければ「なぜ少なくともゴールを奪いに行かなかったのか?」と質問するだろう。不可能なシチュエーションだったよ」

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