イグアインのドッピエッタでユベントスが5連勝、アッレグリのセリエA100試合目を飾る《セリエA》

2017.02.13 06:39 Mon
Getty Images
ユベントスは12日、セリエA第24節でカリアリとのアウェイ戦に臨み、2-0で快勝した。

▽前節インテルとのイタリア・ダービーをクアドラードのゴラッソで制し、4日前に行われたクロトーネ戦も主力を一部温存して勝利した首位ユベントス(勝ち点57)は、2位ローマとのポイント差を7に広げた。そのユベントスはクロトーネ戦のスタメンから4選手を変更。クアドラードやキエッリーニ、アレックス・サンドロら主力がスタメンに戻った。

▽負傷で出場が危ぶまれていた今季10ゴールを奪っているボッリエッロが先発となった13位カリアリ(勝ち点27)に対し、ユベントスは一進一退の攻防を経て8分にマンジュキッチのダイビングヘッドでゴールに迫る。
▽アグレッシブな姿勢を維持するカリアリに対して、ユベントスは18分にキエッリーニが負傷した影響か、ルガーニが投入される。そのユベントスがポゼッションを高めてイグアインとディバラにボールを入れて押し込むも、カリアリの守備網を攻略するには至らない。

▽それでも37分、ワンチャンスを生かして先制する。マルキジオのスルーパスに抜け出したイグアインがゴールエリア右まで侵入して飛び出したGKを外すチップキシュートをゴールに流し込んだ。ハーフタイムにかけても主導権を握ったユベントスが前半を1点リードしたまま終えた。
▽迎えた後半開始2分、ユベントスが追加点を奪いきる。ディバラの絶妙なスルーパスを受けたボックス右のイグアインがトゥキックシュートでゴールに流し込んだ。

▽その後はユベントスが自陣に引いて主導権を握る中、67分にはピャニッチにスライディングタックルを見舞ったバレッラに2枚目のイエローカードが提示されて退場となり、数的優位となる。

▽72分にはピザカーネの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、GKブッフォンがファインセーブで阻止。そして、マンジュキッチのヘディングシュートは決まらなかったものの、余裕の試合運びを見せる。結局、ボッリエッロに代えてイバルボを投入してきたカリアリを寄せ付けずに快勝。連勝を5に伸ばして、2位ローマとの7ポイント差を維持している。

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