サンチェスの“神の手”弾で辛勝のアーセナルが連敗ストップ!《プレミアリーグ》
2017.02.11 23:29 Sat
▽プレミアリーグ第25節のアーセナルvsハル・シティが11日にエミレーツ・スタジアムで行われ、アーセナルが2-0で勝利した。
▽立ち上がりから相手のミスに乗じてショートカウンターからエジル、サンチェスにシュートチャンスも、相手のブロックに阻まれる。その一方で守備時に緩さが目に付くホームチームは、9分にボックス右に侵入したマルコビッチに際どい折り返しを許すと、14分には左サイドのグロシツキの右足アウトにかけた絶妙なクロスをニアッセに頭で合わせられるが、ここはGKチェフのビッグセーブで凌いだ。
▽行ったり来たりの展開が続く中、15分にボックス右フリーでチェンバレンのパスを受けたベジェリンにシュートチャンスも、右足のシュートは枠を外れる。その後もボックス付近に侵攻してはサンチェス、エジルらに決定機が訪れるも、相手のブロックやフィニッシュの精度に欠け、先制点が遠い。
▽再三の決定機を作りながらも決めきれない状況が続くアーセナルだったが、30分過ぎに疑惑のゴールが生まれる。34分、左サイドを崩してボックス左のギブスがシュート。これをゴールライン手前のDFロバートソンが跳ね返し切れず、ゴール前にこぼれる。このボールに反応したサンチェスが右手で押し込む。このプレーは意図的なハンドに見えたものの、主審のクラッテンバーグはゴールを認め、サンチェスの“神の手”ゴールで先制したアーセナルが、1点リードで試合を折り返した。
▽流れを変えたいハルは、グロシツキ、エラブデラオウイを下げてエヴァンドロ、エル・モハマディを投入。対するアーセナルは69分にウォルコットを下げて、アフリカ・ネイションズカップ帰りのエルネニーを投入。この交代でチェンバレンが右ウイングにポジションを上げた。
▽後半もカウンターから追加点を目指すものの、相手に押し返されてなかなかチャンスを作れないアーセナル。78分にはマルコビッチ、80分にはニアッセとボックス内で際どいヘディングシュートを許すが、GKチェフの冷静な対応などで同点ゴールは許さない。
▽その後も苦戦を強いられたアーセナルだが、後半アディショナルタイムにようやく試合を決める。カウンターから左サイドに抜け出したサンチェスが飛び出したGKを引き付けてファーサイドのルーカス・ペレスに浮き球のクロスを送ると、ペレスのヘディングシュートをゴールライン手前で故意に腕を使って阻んだクルーカスがハンドを取られて、アーセナルにPKが与えられる。さらに決定機阻止のクルーカスにはレッドカードが掲示された。
▽このPKをサンチェスが冷静に流し込み、この試合2点目のゴールを決めたサンチェスはエバートンFWルカクと並ぶ得点ランキングトップの17ゴールを記録した。サンチェスの“神の手”ゴールで格下相手に辛勝のアーセナルが、連敗を2でストップした。
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▽前節、首位アーセナルとのダービーに敗れ、痛恨のリーグ戦2連敗で4位に転落したアーセナルは、13年ぶりのプレミア制覇に向けて限りなく赤に近い黄信号が灯る。また、トップ4争いでも混戦に巻き込まれており、今節の勝利が必須。直近2試合でマンチェスター・ユナイテッド、リバプール相手に1勝1分けの好成績を収める18位ハル・シティとのホームゲームに向けては、チェルシー戦からモンレアルに代えてギブスを起用した以外同じメンバーを起用。脳震とうで負傷交代したベジェリンも先発に入った。なお、4試合のベンチ入り禁止処分を受けているヴェンゲル監督は、この試合まで処分が適用されるため、引き続きボールド暫定監督が指揮を執った。▽行ったり来たりの展開が続く中、15分にボックス右フリーでチェンバレンのパスを受けたベジェリンにシュートチャンスも、右足のシュートは枠を外れる。その後もボックス付近に侵攻してはサンチェス、エジルらに決定機が訪れるも、相手のブロックやフィニッシュの精度に欠け、先制点が遠い。
▽再三の決定機を作りながらも決めきれない状況が続くアーセナルだったが、30分過ぎに疑惑のゴールが生まれる。34分、左サイドを崩してボックス左のギブスがシュート。これをゴールライン手前のDFロバートソンが跳ね返し切れず、ゴール前にこぼれる。このボールに反応したサンチェスが右手で押し込む。このプレーは意図的なハンドに見えたものの、主審のクラッテンバーグはゴールを認め、サンチェスの“神の手”ゴールで先制したアーセナルが、1点リードで試合を折り返した。
▽迎えた後半、先に決定機を作ったのはビハインドを追うハル。51分、右サイドを破ったマルコビッチのクロスを中央で収めたニアッセが反転シュートを狙うが、これはGKチェフの好守に阻まれた。さらに55分には裏に抜け出したマルコビッチがDFギブスに倒される。決定機阻止でレッドカードも予想された中、ギブスは警告を受けるにとどまった。
▽流れを変えたいハルは、グロシツキ、エラブデラオウイを下げてエヴァンドロ、エル・モハマディを投入。対するアーセナルは69分にウォルコットを下げて、アフリカ・ネイションズカップ帰りのエルネニーを投入。この交代でチェンバレンが右ウイングにポジションを上げた。
▽後半もカウンターから追加点を目指すものの、相手に押し返されてなかなかチャンスを作れないアーセナル。78分にはマルコビッチ、80分にはニアッセとボックス内で際どいヘディングシュートを許すが、GKチェフの冷静な対応などで同点ゴールは許さない。
▽その後も苦戦を強いられたアーセナルだが、後半アディショナルタイムにようやく試合を決める。カウンターから左サイドに抜け出したサンチェスが飛び出したGKを引き付けてファーサイドのルーカス・ペレスに浮き球のクロスを送ると、ペレスのヘディングシュートをゴールライン手前で故意に腕を使って阻んだクルーカスがハンドを取られて、アーセナルにPKが与えられる。さらに決定機阻止のクルーカスにはレッドカードが掲示された。
▽このPKをサンチェスが冷静に流し込み、この試合2点目のゴールを決めたサンチェスはエバートンFWルカクと並ぶ得点ランキングトップの17ゴールを記録した。サンチェスの“神の手”ゴールで格下相手に辛勝のアーセナルが、連敗を2でストップした。
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