アフリカ杯を前にギニアビサウ代表とジンバブエ代表が各連盟と報酬面で激突
2017.01.10 11:55 Tue
今月14日のアフリカ・ネイションズカップ2017の開幕を前に、大会出場を控えているギニアビサウ代表とジンバブエ代表が、自国のサッカー連盟と対立していることが明らかになった。
ギニアビサウ代表の選手たちは、同大会予選を勝ち上がった際に、ボーナス報酬が支払われなかったとして、ジョゼ・マリオ・ヴァス大統領に申し入れ、政府のサポートを要請していた。
西アフリカの小国ギニアビサウは世界で最も貧しい国の一つと言われ、欧州メディアの報道によると、支払いが行われたかどうか不明な状態。14日には開催国ガボンとの開幕戦が控えているため、チームはすでに大会に向けて調整しているというが、結束を欠いた状態と報じられている。
一方、ジンバブエ代表の選手たちは、アフリカ・ネイションズカップ2017本大会出場の報酬を求めて、ジンバブエのエマンソン・マンガンガワ副大統領に直訴。
ジンバブエ代表の選手たちは1試合消化につき、5000ドル(約55万円)のサラリーを望んでおり、6日に選手とジンバブエのサッカー連盟の間で会談が行われ、大会参加に対する報酬面で合意に至ったと報じられた。
ジンバブエ代表のキャプテンを務めるウィラード・カチャンデは地元ラジオ局の取材で、「我々は多くのことを求めているわけではない。ただ、チームでプレーするうえで必要なこともある」と語っている。
アフリカ・ネイションズカップ2017は16カ国が参加し、14日に行われるガボンvsギニアビサウの開幕戦から、決勝の2月5日まで行われる。
過去にアフリカでは各サッカー協会や連盟に、給与の未払い問題や役員の資金着服が浮上した例もあり、2014年のブラジル・ワールドカップ直前にはカメルーンやコートジボワール、ガーナも連盟と対立した経緯がある。ギニアビサウ代表とジンバブエ代表のこの一件は、アフリカ大陸のサッカー代表チームが抱えている恒久的な問題として物議を醸している。
提供:goal.com
ギニアビサウ代表の選手たちは、同大会予選を勝ち上がった際に、ボーナス報酬が支払われなかったとして、ジョゼ・マリオ・ヴァス大統領に申し入れ、政府のサポートを要請していた。
西アフリカの小国ギニアビサウは世界で最も貧しい国の一つと言われ、欧州メディアの報道によると、支払いが行われたかどうか不明な状態。14日には開催国ガボンとの開幕戦が控えているため、チームはすでに大会に向けて調整しているというが、結束を欠いた状態と報じられている。
一方、ジンバブエ代表の選手たちは、アフリカ・ネイションズカップ2017本大会出場の報酬を求めて、ジンバブエのエマンソン・マンガンガワ副大統領に直訴。
ジンバブエ代表の選手たちは1試合消化につき、5000ドル(約55万円)のサラリーを望んでおり、6日に選手とジンバブエのサッカー連盟の間で会談が行われ、大会参加に対する報酬面で合意に至ったと報じられた。
ジンバブエ代表のキャプテンを務めるウィラード・カチャンデは地元ラジオ局の取材で、「我々は多くのことを求めているわけではない。ただ、チームでプレーするうえで必要なこともある」と語っている。
アフリカ・ネイションズカップ2017は16カ国が参加し、14日に行われるガボンvsギニアビサウの開幕戦から、決勝の2月5日まで行われる。
過去にアフリカでは各サッカー協会や連盟に、給与の未払い問題や役員の資金着服が浮上した例もあり、2014年のブラジル・ワールドカップ直前にはカメルーンやコートジボワール、ガーナも連盟と対立した経緯がある。ギニアビサウ代表とジンバブエ代表のこの一件は、アフリカ大陸のサッカー代表チームが抱えている恒久的な問題として物議を醸している。
提供:goal.com
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