大会無失点の前橋育英から大量5得点! 青森山田が悲願の選手権初優勝に輝く!《第95回全国高等学校サッカー選手権大会》
2017.01.09 16:24 Mon
▽第95回全国高等学校サッカー選手権大会の決勝、青森山田(青森)vs前橋育英(群馬)が9日に埼玉スタジアム2002で行われ、5-0で青森山田が勝利した。
▽7年ぶりに決勝戦の舞台まで勝ち上がってきた青森山田と、2年ぶりの決勝進出となった前橋育英が激突した。
▽どちらも勝利すれば初優勝となる名門校同士の一戦は、青森山田がキックオフから仕掛ける。フィールドプレーヤー全員がハーフウェイラインに並び、ボールをGKに下げると同時に前線へ駆け上がる。しかし、GK廣末の前線に蹴りこもうとしたボールを人見が懸命にブロック。ボールはゴール右に転がり、あわや失点という場面を迎える。
▽立ち上がりに失敗した青森山田は、中盤がバタついてしまい、パスワークが乱れる。最初のチャンスは前橋育英。前半5分、長澤からの右CKに人見が頭で合わせると、ゴール右隅をとらえるが、ここは青森山田のカバーに遭う。さらに、こぼれ球を拾った長澤がクロス。これを田部井がヘディングで合わせるもゴール左に外れる。
▽序盤の主導権を掌握した前橋育英は16分、スルーパスに抜け出した高沢が一対一を迎えるも、右足で放ったシュートはGK廣末が足でブロック。先制点を奪うことができない。
▽先制を許した前橋育英は直後、同点のチャンスを迎える。ハーフウェイライン付近からボックス内左へのロングボールをGK廣末がファンブルする。これを拾った高沢がボックス中央にグラウンダーのクロス。これをフリーの大塚が合わせるも、ゴールバーの上に外れてしまう。
▽前半アディショナルタイムにも、前橋育英がチャンスを逃すと、青森山田が細かいパスワークから最後は嵯峨が郷家とのワンツーでボックス内右に侵入し、ゴール左に流し込む。青森山田が2-0で試合を折り返す。
▽後半立ち上がり、青森山田が前橋育英を畳みかけると、GK廣末の精度の高いキックから追加点が生まれる。57分、GK廣末のパントキックを起点にボックス右に抜け出した嵯峨がクロスをあげると、ニアサイドの鳴海が華麗な胸トラップから右足を振り抜き、追加点を奪う。さらにその直後、GK廣末のフィードを郷家が競ると、ボールはボックス内に。走りこんだ鳴海が冷静に流し込み、4-0と前橋育英を突き放す。
▽一矢報いたい前橋育英は76分、ボックス左で高沢が粘ってクロス。これを大塚が頭で合わせるも、バーの上に外れる。
▽終盤に差し掛かっても攻め手を緩めない青森山田は89分、敵陣中央で住永がインターセプトすると、これを受けた佐々木が豪快に左足を振り抜いて5点目。結局、鉄壁の守備を誇る前橋育英を5-0と圧倒的な攻撃力で攻略した青森山田が悲願の初優勝に輝いた。
▽7年ぶりに決勝戦の舞台まで勝ち上がってきた青森山田と、2年ぶりの決勝進出となった前橋育英が激突した。
▽どちらも勝利すれば初優勝となる名門校同士の一戦は、青森山田がキックオフから仕掛ける。フィールドプレーヤー全員がハーフウェイラインに並び、ボールをGKに下げると同時に前線へ駆け上がる。しかし、GK廣末の前線に蹴りこもうとしたボールを人見が懸命にブロック。ボールはゴール右に転がり、あわや失点という場面を迎える。
▽序盤の主導権を掌握した前橋育英は16分、スルーパスに抜け出した高沢が一対一を迎えるも、右足で放ったシュートはGK廣末が足でブロック。先制点を奪うことができない。
▽時間の経過とともに落ち着きを取り戻した青森山田は23分、右サイドを駆け上がった鳴海がクロスを供給。ボックス中央の高橋が胸トラップから左足を振り抜くと、DFの足に当たりコースが変わって、ゴールネットに吸い込まれた。青森山田が今大会無失点の前橋育英の牙城を打ち崩す。
▽先制を許した前橋育英は直後、同点のチャンスを迎える。ハーフウェイライン付近からボックス内左へのロングボールをGK廣末がファンブルする。これを拾った高沢がボックス中央にグラウンダーのクロス。これをフリーの大塚が合わせるも、ゴールバーの上に外れてしまう。
▽前半アディショナルタイムにも、前橋育英がチャンスを逃すと、青森山田が細かいパスワークから最後は嵯峨が郷家とのワンツーでボックス内右に侵入し、ゴール左に流し込む。青森山田が2-0で試合を折り返す。
▽後半立ち上がり、青森山田が前橋育英を畳みかけると、GK廣末の精度の高いキックから追加点が生まれる。57分、GK廣末のパントキックを起点にボックス右に抜け出した嵯峨がクロスをあげると、ニアサイドの鳴海が華麗な胸トラップから右足を振り抜き、追加点を奪う。さらにその直後、GK廣末のフィードを郷家が競ると、ボールはボックス内に。走りこんだ鳴海が冷静に流し込み、4-0と前橋育英を突き放す。
▽一矢報いたい前橋育英は76分、ボックス左で高沢が粘ってクロス。これを大塚が頭で合わせるも、バーの上に外れる。
▽終盤に差し掛かっても攻め手を緩めない青森山田は89分、敵陣中央で住永がインターセプトすると、これを受けた佐々木が豪快に左足を振り抜いて5点目。結局、鉄壁の守備を誇る前橋育英を5-0と圧倒的な攻撃力で攻略した青森山田が悲願の初優勝に輝いた。
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