両者一歩も譲らず、PK戦の末に南米の意地を見せたアトレティコ・ナシオナルが世界3位に輝く《クラブW杯》
2016.12.18 18:31 Sun
▽FIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)2016の3位決定戦、クラブ・アメリカ(北中米カリブ海代表)vsアトレティコ・ナシオナル(南米代表)が18日に横浜国際総合競技場で行われ、2-2で迎えたPK戦を制したアトレティコ・ナシオナルが勝利した。
▽準決勝でレアル・マドリー(欧州代表)に0-2と敗れたクラブ・アメリカと鹿島アントラーズ(開催国代表)に0-3と敗れたアトレティコ・ナシオナルが世界3位の座をかけて激突した。
▽南米王者として勝利なしでは終われないアトレティコ・ナシオナルが開始早々に先制点を奪う。6分、中盤でボールを受けたウリベが前線にスルーパス。これに反応したベリオがボックス内に侵入すると、プレスバックしたサムディオが懸命にディフェンス。しかし、ボールはGKムニョスをすり抜けると、そのままゴールに吸い込まれ、アトレティコ・ナシオナルが先制点を奪う。
▽思わぬ形で先制を許したクラブ・アメリカは22分、ボックス内左に抜け出したサンブエサがクロスを供給。ファーサイドに走りこんだS・ロメロが押し込むも、ゴール右に外れる。
▽徐々にクラブ・アメリカがペースを握りはじめた矢先の26分、ワンツーでボックス右に抜け出したベリオがボックス中央にパス。これを走りこんだゲラが右足で合わせると、ゴールネットに吸い込まれ、クラブ・ナシオナルが2-0と突き放す。
▽流れを変えたいクラブ・アメリカは後半からDFアルバラードに代えてD・キンテロを投入。すると47分、そのD・キンテロが敵陣中央でボールを受けると、ボックス右にスルーパス。これに反応したS・ロメロがボックス内に侵攻し、右足を振り抜く。しかし、強烈なシュートはGKアルマニがファインセーブで死守する。
▽後半に入り両者の攻防に激しさが増すと、追いつきたいクラブ・アメリカにビッグチャンスが訪れる。62分、サムディオがボックス内で相手DFに倒されると、これがファールでPKの判定。これをキッカーのペラルタが冷静にゴールに沈め、2-2の同点に追いつく。
▽すると、アトレティコ・ナシオナルは78分、コパ・リベルタドーレスカップMVPのFWボルハを投入。その直後、ボルハがボックス手前でボールを受けると、そのままミドルシュート。これはGKムニョスに防がれるも、投入直後にゴールを脅かす。しかし、この交代も流れを変えるには至らず。互いに一歩も引かない一戦は、PK戦へともつれ込む。
▽運命のPK戦。クラブ・アメリカはまさかの2人連続失敗。対するアトレティコ・ナシオナルは2人目がゴール左に外してしまうも、その後は3人連続で成功させ、PKスコア3-4でアトレティコ・ナシオナルが勝利し、世界3位に輝いた。
▽準決勝でレアル・マドリー(欧州代表)に0-2と敗れたクラブ・アメリカと鹿島アントラーズ(開催国代表)に0-3と敗れたアトレティコ・ナシオナルが世界3位の座をかけて激突した。
▽南米王者として勝利なしでは終われないアトレティコ・ナシオナルが開始早々に先制点を奪う。6分、中盤でボールを受けたウリベが前線にスルーパス。これに反応したベリオがボックス内に侵入すると、プレスバックしたサムディオが懸命にディフェンス。しかし、ボールはGKムニョスをすり抜けると、そのままゴールに吸い込まれ、アトレティコ・ナシオナルが先制点を奪う。
▽徐々にクラブ・アメリカがペースを握りはじめた矢先の26分、ワンツーでボックス右に抜け出したベリオがボックス中央にパス。これを走りこんだゲラが右足で合わせると、ゴールネットに吸い込まれ、クラブ・ナシオナルが2-0と突き放す。
▽苦しい展開を強いられるクラブ・アメリカは38分、パス回しからボックス手前のサンブエサに渡ると、左に展開。これをオーバーラップしたサムディオが中央に折り返すと、アロヨがワントラップ入れて左足を振り抜き、ゴール右に突き刺す。前半のうちにクラブ・アメリカが1点を返し、2-1で試合を折り返す。
▽流れを変えたいクラブ・アメリカは後半からDFアルバラードに代えてD・キンテロを投入。すると47分、そのD・キンテロが敵陣中央でボールを受けると、ボックス右にスルーパス。これに反応したS・ロメロがボックス内に侵攻し、右足を振り抜く。しかし、強烈なシュートはGKアルマニがファインセーブで死守する。
▽後半に入り両者の攻防に激しさが増すと、追いつきたいクラブ・アメリカにビッグチャンスが訪れる。62分、サムディオがボックス内で相手DFに倒されると、これがファールでPKの判定。これをキッカーのペラルタが冷静にゴールに沈め、2-2の同点に追いつく。
▽すると、アトレティコ・ナシオナルは78分、コパ・リベルタドーレスカップMVPのFWボルハを投入。その直後、ボルハがボックス手前でボールを受けると、そのままミドルシュート。これはGKムニョスに防がれるも、投入直後にゴールを脅かす。しかし、この交代も流れを変えるには至らず。互いに一歩も引かない一戦は、PK戦へともつれ込む。
▽運命のPK戦。クラブ・アメリカはまさかの2人連続失敗。対するアトレティコ・ナシオナルは2人目がゴール左に外してしまうも、その後は3人連続で成功させ、PKスコア3-4でアトレティコ・ナシオナルが勝利し、世界3位に輝いた。
FIFAクラブ・ワールドカップの関連記事
|