先発出場減少のケルンFW、大迫とのライバル関係に言及「本当にうまくやっている」

2016.12.01 20:58 Thu
ケルンに所属する日本代表FW大迫勇也は加入3年目ですっかり攻撃陣に欠かせない存在となった。その一方でレギュラーの座から遠のき、本職での起用も減っているFWシモン・ツォラーが、ドイツ紙『ビルト』で大迫とのライバル関係について語っている。

ツォラーは大迫と同様、2014年夏にケルンに加入した。半年後に古巣カイザースラウテルンにレンタル移籍したことで、実際にケルンでスタートラインに立ったのは去年の夏。そして、2015-16シーズンは大迫(リーグ戦14試合先発出場、1ゴール)と並ぶ出場機会(同14試合先発出場、6ゴール)を得ており、今季もライバル同士のスタメン争いが予想されていた。

しかし今シーズンの第12節消化時点で、ツォラーが出場した10試合中スタメンに名を連ねたのはわずか2回。開幕節での途中出場を除き11試合連続スタメン出場の大迫に大きく差をつけられてしまった。

ツォラーはインタビューで「ダービー(ボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦)では出場機会がなかったことを残念に思う。そう思っていなければ、職業を間違えて選んだということだろう」と認めつつ、「基本的にはここで幸せだよ」と心境を明かしている。また自身が好むポジションについて聞かれると、このように返答した。

「そこでは今、大迫勇也がプレーしているんだ。それも本当にうまくやっている。勇也をねたむ気持ちはまったくないよ。彼が以前、どれほどの批判を受けたのか僕は覚えているからね。その中央のポジションは僕が自分のキャリアで一番プレーしてきた位置だけど、僕は左や右でもプレーできるし、それらでは走りで(ケルンのゲームに)テンポを加えることを試みているんだ」

FWとしてゴール数といった目に見える数字こそ残せていない大迫だが、今季からはより攻撃的な位置で起用され、そこで見せた好パフォーマンスにより周囲の評価が一変している。その裏には、チームのエースストライカーであるFWアントニー・モデストとの良好な関係以外に、ツォラーら同僚たちとの健全な競争もあるのかもしれない。


提供:goal.com

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