【プレビュー】好対照の境遇下で行われるミラノ・ダービー《ミランvsインテル》
2016.11.20 07:00 Sun
▽セリエA第13節ミランvsインテルの“ミラノ・ダービー”が日本時間20日の28:45にキックオフされる。好スタートを切ったミランと、成績不振により監督交代に踏み切ったインテルによる今季最初のミラノ・ダービーだ。
▽前節、途中出場ラパドゥーラの移籍後初ゴールでパレルモに辛勝した3位ミラン(勝ち点25)は、ここ6試合で5勝と内容はさておき結果が出ている状況だ。モンテッラ監督の志向するポゼッションサッカーは実現できていないが、勝負強さを発揮して順調に勝ち点を積み重ねている。地元のライバルを叩いて更なる勢いに乗りたい。ここ2試合出場機会のない本田は代表戦でも本来のパフォーマンスを発揮するには至らなかったが、出場のチャンスは訪れるか。
▽一方、F・デ・ブール前監督を解任した8位インテル(勝ち点17)は、監督代行のヴェッキ氏が前節指揮を執った中、イカルディのドッピエッタを含む終盤の3ゴールで最下位クロトーネに辛勝した。そして、F・デ・ブール前監督とは異なり、堅守速攻を志向するピオリ新監督を迎えた中、新生インテルとしては初陣となるダービーを勝利で飾って復調のキッカケとしたい。前節スタメンを外れた長友はサウジアラビア代表戦で攻守に質の高いプレーを見せたものの、チームが勝利を収めており、引き続きベンチスタートが濃厚か。
GK:ドンナルンマ
DF:アバーテ、パレッタ、ゴメス、デ・シリオ
MF:クツカ、ロカテッリ、ボナヴェントゥーラ
FW:スソ、バッカ、ニアン
負傷者:DFロマニョーリ、DFカラブリア、MFベルトラッチ、MFモントリーボ
出場停止者:なし
▽モントリーボとベルトラッチに加え、代表戦で鼠径部を負傷したロマニョーリが欠場の見込みだ。仮にロマニョーリを起用できない場合、代役はゴメスが務めると『ガゼッタ』は予想している。それ以外、主力にケガ人はおらずベストなメンバーを送ることができる。
▽前節、途中出場ラパドゥーラの移籍後初ゴールでパレルモに辛勝した3位ミラン(勝ち点25)は、ここ6試合で5勝と内容はさておき結果が出ている状況だ。モンテッラ監督の志向するポゼッションサッカーは実現できていないが、勝負強さを発揮して順調に勝ち点を積み重ねている。地元のライバルを叩いて更なる勢いに乗りたい。ここ2試合出場機会のない本田は代表戦でも本来のパフォーマンスを発揮するには至らなかったが、出場のチャンスは訪れるか。
▽一方、F・デ・ブール前監督を解任した8位インテル(勝ち点17)は、監督代行のヴェッキ氏が前節指揮を執った中、イカルディのドッピエッタを含む終盤の3ゴールで最下位クロトーネに辛勝した。そして、F・デ・ブール前監督とは異なり、堅守速攻を志向するピオリ新監督を迎えた中、新生インテルとしては初陣となるダービーを勝利で飾って復調のキッカケとしたい。前節スタメンを外れた長友はサウジアラビア代表戦で攻守に質の高いプレーを見せたものの、チームが勝利を収めており、引き続きベンチスタートが濃厚か。
◆ミラン◆
【4-3-3】
【4-3-3】
(C)CWS Brains,LTD.
▽ミラン予想スタメンGK:ドンナルンマ
DF:アバーテ、パレッタ、ゴメス、デ・シリオ
MF:クツカ、ロカテッリ、ボナヴェントゥーラ
FW:スソ、バッカ、ニアン
負傷者:DFロマニョーリ、DFカラブリア、MFベルトラッチ、MFモントリーボ
出場停止者:なし
▽モントリーボとベルトラッチに加え、代表戦で鼠径部を負傷したロマニョーリが欠場の見込みだ。仮にロマニョーリを起用できない場合、代役はゴメスが務めると『ガゼッタ』は予想している。それ以外、主力にケガ人はおらずベストなメンバーを送ることができる。
◆インテル◆
【4-2-3-1】
【4-2-3-1】
(C)CWS Brains,LTD.
▽インテル予想スタメンGK:ハンダノビッチ
DF:ダンブロージオ、ミランダ、ムリージョ、サントン
MF:ジョアン・マリオ、メデル
MF:カンドレーバ、バネガ、ペリシッチ
FW:イカルディ
負傷者:FWパラシオ
出場停止者:なし
▽ドイツ代表戦を筋肉の違和感により欠場したカンドレーバの出場が微妙だが、『ガゼッタ』はスタメン予想としている。ピオリ新監督の初陣となるが、勝利した前節クロトーネ戦からの大幅なメンバー変更はないはずだ。
◆ミラン:MFマヌエル・ロカテッリ
Getty Images
▽ミランの注目選手は好調なチームの象徴的存在である18歳MFのロカテッリ。今年4月にトップチームデビューを果たした逸材は、両足を器用に駆使してゲームを組み立てることのできるプレーメーカーだ。サッスオーロ戦やユベントス戦ではスーパーなミドル弾でそれぞれゴールをマークした。モンテッラ監督は彼を評してミランの黄金時代を支えた“アルベルティーニの再来”と手放しで称賛しているが、自身初のダービーでも存在感を示せるかに注目だ。◆インテル:MFアントニオ・カンドレーバ
Getty Images
▽インテルで注目したい選手はウインガーのカンドレーバだ。新監督に就任したピオリ氏とはラツィオ時代の師弟関係にあり、自身の起用法は恩師に熟知されている。ポゼッション志向の強かったF・デ・ブール監督の下では本来の実力を発揮しきれていなかった中、カウンター志向の強いピオリ監督の下では持ち前のスピード感溢れるロングカウンターを発動し易そうだが、恩師の初陣で活躍となるか。ミランの関連記事
セリエAの関連記事
|