【会見全文】グループの勝利を強調するハリルホジッチ「勇気と強い気持ちを持ったチーム」《ロシアW杯アジア最終予選》
2016.11.16 02:00 Wed
▽日本代表は15日、埼玉スタジアム2002でロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・グループB第5節のサウジアラビア代表戦に臨み、2-1で勝利した。試合後の記者会見に出席したヴァイッド・ハリルホジッチ監督の会見全文は以下の通り。
◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)
「相手は非常に美しいチームだった。しかし、日本が勝った。本当にエクセレントな勝利とは言えないが、良い試合をしたと思う。本当に我々も困難な状況だったが、これはグループ、チームの勝利だと思う。勇気と強い気持ちを持ったチームだと思う。この勝利を本当に追及しに行った。この試合は勝利に価するものだった。もう少し、点も取れたと思うし、この最終予選で、また失点してしまったことは良くなかったと思う。本当は失点なしで終えたかった。今日は本当に美しく大きな勝利だった。今日の選手を祝福したい。そして、誇りに思う。彼らの戦う意識、気持ち、行動に関して、本当に強いサウジアラビアに対して、よく勝ったと思う」
――監督はエクセレントな試合ではないと言ったが、どのあたりがエクセレントではなかったのか?
「まずは私が自分自身に厳しい男であるということ。また、もっと得点は取れたという気持ちがある。何度か慌てた状況もあり、例えばゴール前での冷静さという部分。4点、5点も取れたと思うし、特に試合の最後の方だ。試合の最後の方で我々は動揺していたし、サウジアラビアは全ての部分でリスクを負っていた。その困難な状況を、我々が乗り越えなければならなかった。最初にも話したが、失点は良くなかった。ただ、選手たちは本当にビッグマッチをやってくれた。勝利に価したと思う。今のところは、対戦してみてサウジアラビアが一番強かったと思う」
――昨日の会見で「大きな決断をする」と話していたが、決断の内容を聞かせてほしい
「毎回、このチームの強みは組織スピリッツだと言ってきた。もちろん、何人かの選手たちはトップパフォーマンスではない。ある監督は、そうでなくても信頼して使い続ける人もいるかもしれない。ケガをしても使い続ける状況もあるかもしれない。ただ、私は躊躇なく、より良い選手を選び、プレーさせた。皆さんが想像した通り、全員がプレーした。つまり、チームスピリットが良かったと思う。試合後には選手を祝福し、全員目の前で言った。ある時期は、我々の80パーセントの選手が地元(海外)でプレーしていなかった。3カ月か、6カ月の間、厳しい状況が続いてきた。そして、何人かの方々(メディア)は、『ヴァイッドが言い訳を探している』という記事も書いていた。ただ、我々は選手の状態を完璧に把握しており、最後の最後まで厳しい状況が続き、これからも厳しい状況が続いていくと思う。特に、海外組はもっと頻繁にプレーしてほしい。コンペティションのリズムになっていないと、同じことが繰り返されるだろう。おそらく、先発で使われることはないだろう。ただ、常に先発で出続けてきた8人、9人といきなり外すことは難しいし、そのような状況は良くない。それに若手がいきなり出ても、自身が付いていないと思う。エイジ(川島)、本田、岡崎、シンジ(香川)の全員が、クラブで厳しい時期を過ごしていることは知っている。ただ、彼らには先発でで続けなさい、先発を取れるクラブに移りなさいと、繰り返し言ってきた。ただ、我々のチームの強みは、海外組のプレー回数が多いことによって決まる。彼らを本当に信頼している。曖昧なことはないし、全員をリスペクトしている。私はスター選手はチームだと言っている。ある選手が試合の準備ができていなければ、迷わず躊躇なく先発から外す」
――現在のメンバーがプロトタイプとなるのか、それともチームはこれからもっと変わっていくのか?
「これから(来年)3月にまた試合があるが、前もって何かを言うことはできない。この9月、10月、11月が、このようになるとは想像していなかった。1カ月でかなりのことがあり、我々の海外組の90パーセントの選手がほとんど試合に出ていなかった。そのことでかなり不安になった。これから3月に何が起きるか、前もって言うことはできない。皆さんが見たように、毎回の合宿で新しい選手を入れている。そして、様子を見たり分析をしている。それは今後どうしていくかを見るためだ。もう一回言うが、若い選手は周囲をリスペクトし過ぎている。もう少し、勇気を持ってほしい。この先発を取っている選手を脅かしてほしいし、それが新しい選手かどうかということは言えないが、私の50人のラージリストには、海外組、国内組限らず、その中に居る彼らが良ければ、私は選ぶトライをするつもりだ。ただ、それは私の予定で、良い選手が出てくることを願っている」
「前もっての交代であり、ケガのこともあった。この2試合をやるという部分で、清武はこの1カ月、クラブで全く試合に出ていない。それからシンジ(香川)のケガもあった。彼も準備する必要があったし、リスクもあった。色々なことを分析し、それ以外にチョイスはなかった。清武はこの2試合でハイレベルのプレーをしてくれた。もちろん、リズムは完全に戻っていないが、本当にクラブで出ていない影響で、60分以上もたないということは、予想通りだった。それから、ケガの影響もあった。疲労の影響でケガに耐えられないという部分もあった。私にとってはノーマルなチェンジだった。シンジに関しても同様だ。この2、3週間、足首に問題を抱えた状態でプレーしていた。メディカルスタッフは本当に良い仕事をしてくれ、治療を行い、トレーニングもこなすことができた。もちろん、痛みもあったようだが、チームのため、グループのためのスピリットを見せてくれた。トレーニングも満足にできなかったが、痛みに耐えてくれた。そのことは、私は完璧に把握していた。そして、後半に入る予定を組み、彼が勝利に貢献してくれることもわかっていた。このスピリットをキープしてもらいたい。もちろん、全員がプレーしたいと思っているが、まずはチームがどうあるべきかが大事だ。全員を祝福したい。試合後も選手たちを祝福した。テクニカルスタッフ、メディカルスタッフ、アドミニのスタッフを含め、みんなを祝福した。本当にチームを支えてくれるスタッフたちだ。この場所でうまくいくために本当に貢献してくれた。それから、霜田、西野、田嶋といった幹部を含めて、本当にグループの勝利だ。本当に、多くの人間がこの半年間の難しい状況を乗り越えてくれた。みなさんの前で泣くために来たわけではないが、この場を借りてみんなに感謝したい。この勝利は本当にみんなの仕事によるものだ。(広報の)多田さんにもありがとう。多田さんはあまり良い仕事はしていないが。(笑) 会場爆笑(多田広報、『評価低いですねとボソり』)」
――この試合でスタメンから外した主力選手に対して、説明は行ったのか、外された主力選手の態度や姿勢をどのように感じたか聞かせてほしい
「A代表は選手全員よりも上にある存在だ。もちろん、何人かの選手とは話した。本当にみなさんよりもグラウンド上でたくさんの選手たちと、話している。ケガもあったりでプレーをしたかった選手もいるが、私はより良い選手を今日選んだ。シンジ(香川)もエイジ(川島)もケイスケ(本田)も、岡崎も、もちろん信頼している。ただ、今日私はこのような先発を考えた。自分の責任で。みなさんは私の会見を覚えていると思うが、確実に席を用意されている人間はいない。他にうまい人が居れば、その選手をプレーさせる。こういうふうに私は考えている。もちろん、プレーできない選手は嬉しくないが、私はこのやり方でやっている。今日はみなさんにグループを見せてくれた。チーム一丸というのは、(先発の)11人というだけでなく、16、18とそれ以上の人数で決まるものだ。各自が先発を脅かす存在になるべきで、そこには競争がある。私のやり方はこうだ。このチームにはかなり大きなチャンスがある。このキツい時期を勝利で終えた。勇気と責任感を全員が同じように持ち、完璧に私がやりたいことを把握している。A代表に入りたければ、良いパフォーマンスを維持しなければならない。プレーしていなかった選手も、先発を外れた選手もみんなを励ましていた。このスピリットをキープしてほしい。それがいつか報われると思う。ただ、何も終わってない。まだまだデリケートで難しい試合が続いていくと思う」
◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)
「相手は非常に美しいチームだった。しかし、日本が勝った。本当にエクセレントな勝利とは言えないが、良い試合をしたと思う。本当に我々も困難な状況だったが、これはグループ、チームの勝利だと思う。勇気と強い気持ちを持ったチームだと思う。この勝利を本当に追及しに行った。この試合は勝利に価するものだった。もう少し、点も取れたと思うし、この最終予選で、また失点してしまったことは良くなかったと思う。本当は失点なしで終えたかった。今日は本当に美しく大きな勝利だった。今日の選手を祝福したい。そして、誇りに思う。彼らの戦う意識、気持ち、行動に関して、本当に強いサウジアラビアに対して、よく勝ったと思う」
――監督はエクセレントな試合ではないと言ったが、どのあたりがエクセレントではなかったのか?
「まずは私が自分自身に厳しい男であるということ。また、もっと得点は取れたという気持ちがある。何度か慌てた状況もあり、例えばゴール前での冷静さという部分。4点、5点も取れたと思うし、特に試合の最後の方だ。試合の最後の方で我々は動揺していたし、サウジアラビアは全ての部分でリスクを負っていた。その困難な状況を、我々が乗り越えなければならなかった。最初にも話したが、失点は良くなかった。ただ、選手たちは本当にビッグマッチをやってくれた。勝利に価したと思う。今のところは、対戦してみてサウジアラビアが一番強かったと思う」
「毎回、このチームの強みは組織スピリッツだと言ってきた。もちろん、何人かの選手たちはトップパフォーマンスではない。ある監督は、そうでなくても信頼して使い続ける人もいるかもしれない。ケガをしても使い続ける状況もあるかもしれない。ただ、私は躊躇なく、より良い選手を選び、プレーさせた。皆さんが想像した通り、全員がプレーした。つまり、チームスピリットが良かったと思う。試合後には選手を祝福し、全員目の前で言った。ある時期は、我々の80パーセントの選手が地元(海外)でプレーしていなかった。3カ月か、6カ月の間、厳しい状況が続いてきた。そして、何人かの方々(メディア)は、『ヴァイッドが言い訳を探している』という記事も書いていた。ただ、我々は選手の状態を完璧に把握しており、最後の最後まで厳しい状況が続き、これからも厳しい状況が続いていくと思う。特に、海外組はもっと頻繁にプレーしてほしい。コンペティションのリズムになっていないと、同じことが繰り返されるだろう。おそらく、先発で使われることはないだろう。ただ、常に先発で出続けてきた8人、9人といきなり外すことは難しいし、そのような状況は良くない。それに若手がいきなり出ても、自身が付いていないと思う。エイジ(川島)、本田、岡崎、シンジ(香川)の全員が、クラブで厳しい時期を過ごしていることは知っている。ただ、彼らには先発でで続けなさい、先発を取れるクラブに移りなさいと、繰り返し言ってきた。ただ、我々のチームの強みは、海外組のプレー回数が多いことによって決まる。彼らを本当に信頼している。曖昧なことはないし、全員をリスペクトしている。私はスター選手はチームだと言っている。ある選手が試合の準備ができていなければ、迷わず躊躇なく先発から外す」
――現在のメンバーがプロトタイプとなるのか、それともチームはこれからもっと変わっていくのか?
「これから(来年)3月にまた試合があるが、前もって何かを言うことはできない。この9月、10月、11月が、このようになるとは想像していなかった。1カ月でかなりのことがあり、我々の海外組の90パーセントの選手がほとんど試合に出ていなかった。そのことでかなり不安になった。これから3月に何が起きるか、前もって言うことはできない。皆さんが見たように、毎回の合宿で新しい選手を入れている。そして、様子を見たり分析をしている。それは今後どうしていくかを見るためだ。もう一回言うが、若い選手は周囲をリスペクトし過ぎている。もう少し、勇気を持ってほしい。この先発を取っている選手を脅かしてほしいし、それが新しい選手かどうかということは言えないが、私の50人のラージリストには、海外組、国内組限らず、その中に居る彼らが良ければ、私は選ぶトライをするつもりだ。ただ、それは私の予定で、良い選手が出てくることを願っている」
――MF清武弘嗣が後半途中で交代した理由について、予定通りの交代か、後半立ち上がりに痛めた影響か、教えてほしい
「前もっての交代であり、ケガのこともあった。この2試合をやるという部分で、清武はこの1カ月、クラブで全く試合に出ていない。それからシンジ(香川)のケガもあった。彼も準備する必要があったし、リスクもあった。色々なことを分析し、それ以外にチョイスはなかった。清武はこの2試合でハイレベルのプレーをしてくれた。もちろん、リズムは完全に戻っていないが、本当にクラブで出ていない影響で、60分以上もたないということは、予想通りだった。それから、ケガの影響もあった。疲労の影響でケガに耐えられないという部分もあった。私にとってはノーマルなチェンジだった。シンジに関しても同様だ。この2、3週間、足首に問題を抱えた状態でプレーしていた。メディカルスタッフは本当に良い仕事をしてくれ、治療を行い、トレーニングもこなすことができた。もちろん、痛みもあったようだが、チームのため、グループのためのスピリットを見せてくれた。トレーニングも満足にできなかったが、痛みに耐えてくれた。そのことは、私は完璧に把握していた。そして、後半に入る予定を組み、彼が勝利に貢献してくれることもわかっていた。このスピリットをキープしてもらいたい。もちろん、全員がプレーしたいと思っているが、まずはチームがどうあるべきかが大事だ。全員を祝福したい。試合後も選手たちを祝福した。テクニカルスタッフ、メディカルスタッフ、アドミニのスタッフを含め、みんなを祝福した。本当にチームを支えてくれるスタッフたちだ。この場所でうまくいくために本当に貢献してくれた。それから、霜田、西野、田嶋といった幹部を含めて、本当にグループの勝利だ。本当に、多くの人間がこの半年間の難しい状況を乗り越えてくれた。みなさんの前で泣くために来たわけではないが、この場を借りてみんなに感謝したい。この勝利は本当にみんなの仕事によるものだ。(広報の)多田さんにもありがとう。多田さんはあまり良い仕事はしていないが。(笑) 会場爆笑(多田広報、『評価低いですねとボソり』)」
――この試合でスタメンから外した主力選手に対して、説明は行ったのか、外された主力選手の態度や姿勢をどのように感じたか聞かせてほしい
「A代表は選手全員よりも上にある存在だ。もちろん、何人かの選手とは話した。本当にみなさんよりもグラウンド上でたくさんの選手たちと、話している。ケガもあったりでプレーをしたかった選手もいるが、私はより良い選手を今日選んだ。シンジ(香川)もエイジ(川島)もケイスケ(本田)も、岡崎も、もちろん信頼している。ただ、今日私はこのような先発を考えた。自分の責任で。みなさんは私の会見を覚えていると思うが、確実に席を用意されている人間はいない。他にうまい人が居れば、その選手をプレーさせる。こういうふうに私は考えている。もちろん、プレーできない選手は嬉しくないが、私はこのやり方でやっている。今日はみなさんにグループを見せてくれた。チーム一丸というのは、(先発の)11人というだけでなく、16、18とそれ以上の人数で決まるものだ。各自が先発を脅かす存在になるべきで、そこには競争がある。私のやり方はこうだ。このチームにはかなり大きなチャンスがある。このキツい時期を勝利で終えた。勇気と責任感を全員が同じように持ち、完璧に私がやりたいことを把握している。A代表に入りたければ、良いパフォーマンスを維持しなければならない。プレーしていなかった選手も、先発を外れた選手もみんなを励ましていた。このスピリットをキープしてほしい。それがいつか報われると思う。ただ、何も終わってない。まだまだデリケートで難しい試合が続いていくと思う」
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▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu4
ザッケローニは総勢77名の日本代表を招集!
▽3月5日にキリンチャレンジカップ2014 ニュージーランド戦を控えたザックジャパン。ニュージーランド戦は、ブラジルワールドカップ本大会のメンバー発表前最後の試合となるため、本大会を目指す選手にとっては大事なアピールの場となる。<br/><br/>▽超ワールドサッカーでは、ニュージーランド戦に臨むメンバー発表に向けアンケートを実施予定(有料版のみとなります)。それに先駆け、これまでにザッケローニ監督が招集してきたメンバーを調査した。<br/><br/>▽招集から最も遠ざかっているのは、代表復帰待望論も囁かれているDF闘莉王、そして現在はポルトガル2部のポルティモネンセに所属するFW金崎の2名だ。その他、MF阿部、FW森本など、2010年南アフリカワールドカップに招集されたメンバーや、昨シーズンのJリーグ得点王でもあるFW大久保、Jリーグ2連覇を果たした広島のエースであるFW佐藤なども 2012年を最後に招集されていない。ザッケローニ監督が招集した全77名の選手は以下の通り。<br/><br/>GK 東口順昭 2011/8/4<br/>GK 山本海人 2012/2/25<br/>GK 林卓人 2013/7/15<br/>GK 川島永嗣 2013/11/7<br/>GK 西川周作 2013/11/7<br/>GK 権田修一 2013/11/7<br/><br/>DF 田中マルクス闘莉王 2010/9/30<br/>DF 永田充 2010/12/24<br/>DF 安田理大 2011/11/1<br/>DF 近藤直也 2012/2/17<br/>DF 岩政大樹 2012/8/30<br/>DF 水本裕貴 2013/1/31<br/>DF 栗原勇蔵 2013/7/15<br/>DF 槙野智章 2013/7/15<br/>DF 森脇良太 2013/7/15<br/>DF 徳永悠平 2013/7/15<br/>DF 鈴木大輔 2013/7/15<br/>DF 千葉和彦 2013/7/15<br/>DF 駒野友一 2013/8/8<br/>DF 長友佑都 2013/11/7<br/>DF 内田篤人 2013/11/7<br/>DF 伊野波雅彦 2013/11/7<br/>DF 今野泰幸 2013/11/7<br/>DF 吉田麻也 2013/11/7<br/>DF 酒井宏樹 2013/11/7<br/>DF 酒井高徳 2013/11/7<br/>DF 森重真人 2013/11/7<br/><br/>MF 本田拓也 2011/3/18<br/>MF 関口訓充 2011/5/27<br/>MF 西大伍 2011/5/27<br/>MF 柴崎晃誠 2011/5/27<br/>MF 松井大輔 2011/8/4<br/>MF 阿部勇樹 2012/2/17<br/>MF 磯村亮太 2012/2/17<br/>MF 柴崎岳 2012/2/17<br/>MF 谷口博之 2012/2/17<br/>MF 柏木陽介 2012/2/25<br/>MF 増田誓志 2012/2/25<br/>MF 長谷川アーリアジャスール 2012/5/18<br/>MF 藤本淳吾 2012/8/9<br/>MF 中村憲剛 2013/6/7<br/>MF 高萩洋次郎 2013/7/15<br/>MF 扇原貴宏 2013/7/15<br/>MF 青山敏弘 2013/8/29<br/>MF 遠藤保仁 2013/11/7<br/>MF 長谷部誠 2013/11/7<br/>MF 細貝萌 2013/11/7<br/>MF 本田圭佑 2013/11/7<br/>MF 乾貴士 2013/11/7<br/>MF 香川真司 2013/11/7<br/>MF 清武弘嗣 2013/11/7<br/>MF 高橋秀人 2013/11/7<br/>MF 山口蛍 2013/11/7<br/><br/>FW 金崎夢生 2010/9/30<br/>FW 興梠慎三 2011/5/27<br/>FW 家長昭博 2011/8/4<br/>FW 田中順也 2012/2/17<br/>FW 久保裕也 2012/2/17<br/>FW 石川直宏 2012/2/17<br/>FW 大久保嘉人 2012/2/17<br/>FW 李忠成 2012/2/25<br/>FW 森本貴幸 2012/5/24<br/>FW 宮市亮 2012/10/4<br/>FW 佐藤寿人 2012/10/4<br/>FW 宇佐美貴史 2012/11/5<br/>FW 大津祐樹 2013/3/1<br/>FW 東慶悟 2013/5/23<br/>FW 前田遼一 2013/6/7<br/>FW 原口元気 2013/7/15<br/>FW 山田大記 2013/7/15<br/>FW 豊田陽平 2013/8/8<br/>FW 工藤壮人 2013/8/29<br/>FW ハーフナー・マイク 2013/10/3<br/>FW 齋藤学 2013/10/3<br/>FW 岡崎慎司 2013/11/7<br/>FW 大迫勇也 2013/11/7<br/>FW 柿谷曜一朗 2013/11/7<br/><br/>※左からポジション、名前、最終招集日<br/>※合宿のみの招集やケガで辞退した選手は含まない 2014.02.21 11:30 Fri5
