アザール兄弟が初共演! 5人がデビュー、5人が負傷のオランダvsベルギーはドロー決着《国際親善試合》
2016.11.10 06:57 Thu
▽国際親善試合のオランダ代表vsベルギー代表が9日に行われ、1-1の引き分けに終わった。
▽立ち上がりからオープンな攻防が続く中、地力で勝るベルギーが押し気味に試合を進めていく。17分には右サイドでの連係からトマス・ムニエ、アザールと繋ぎ、最後はヴィツェルがシュートも、ここは相手DFのブロックに遭う。
▽一方、ホームのオランダは、15分に足を痛めたスハールスがクラジーとの交代を強いられると、27分には立ち上がりに相手GKミニョレと交錯し、頭部を激しく打っていたヤンセンが脳震とうの影響か、プレー続行不可能となり、ドストが投入された。
▽迎えた後半、1点リードのオランダは先制点を決めたクラーセンに代えて、代表デビューとなるブレネットをハーフタイム明けに投入。対するベルギーは、前半終盤に負傷したムニエを下げて、こちらも代表デビューとなるフォケをピッチに送り込んだ。
▽立ち上がりから拮抗した展開が続く中、攻勢を強めるベルギーは、60分にボックス手前左で強引に仕掛けたカラスコがDFに倒される。カラスコが倒された位置はボックス内のように見えたが、主審の判定はFK。これを名手デ・ブライネが直接狙うが、ニアを突いたこのシュートはGKステケレンブルフに阻まれた。
▽流れを変えたいマルティネス監督は、64分にメルテンスとデ・ブライネを下げて、ルカクとトルガン・アザールを同時投入。なお、代表2キャップ目を刻んだトルガンは、兄エデンとクラブ、代表チームを通じて初めて同じピッチに立った。
▽一方、67分にレンスがハムストリングを痛め、この試合3人目の負傷者を出してしまったオランダは、デパイを投入。さらに、75分にはスナイデルを下げてヴィルエナを投入する。押し込まれながらも要所でカウンターを仕掛けるホームチームは、74分に相手陣内をスピードに乗ったドリブルで攻略したブレネットに決定機も、左足のシュートはわずかに枠の右を外れた。
▽試合終盤にかけて猛攻を仕掛けるベルギーは、79分に右サイドでアザールが入れた絶妙な低弾道のクロスをゴール前でフリーのルカクが右足ワンタッチで合わせるが、これを枠に飛ばせない。それでも82分、ボックス手前中央でT・アザールからパスを受けたカラスコが果敢に右足を振り抜くと、DFフェルトマンにディフレクトしたボールがGKステケレンブルフの頭上を越えてゴールネットに吸い込まれた。
▽同点弾で勢いづくベルギーは86分に絶好機。ルカクとのパス交換でボックス内に抜け出したアザールが、枠の左を狙った左足のシュート。だが、至近距離からの勢いのあるシュートをGKステケレンブルフが神がかった反応で弾き出し、勝ち越しゴールとはならず。
▽両チーム合わせて5人がデビューを飾り、5人が負傷交代した白熱の強豪対決は、痛み分けのドローとなった。
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▽共に13日にロシア・ワールドカップ欧州予選を控えるオランダとベルギーの強豪対決。1ルクセンブルク代表戦を控えるオランダは、招集外のストロートマンと、この試合でベンチを外れたロッベン以外は、現状のベストメンバーを起用。2トップにヤンセンとレンス、トップ下にクラーセンが入る[4-3-1-2]の布陣を採用した。▽一方、13日にエストニア代表戦を控えるベルギーは、ルカクとベンテケといったストライカータイプの選手をベンチに置き、3トップにメルテンス、デ・ブライネ、アザールの小兵3人が並ぶ[3-4-3]の布陣を採用。1年ぶりの代表復帰となったコンパニは先発に名を連ねるも、ウォーミングアップ中に負傷。代わって代表デビューのカバセレが、シマンとヴェルトンゲンと共に3バックの一角に入った。▽一方、ホームのオランダは、15分に足を痛めたスハールスがクラジーとの交代を強いられると、27分には立ち上がりに相手GKミニョレと交錯し、頭部を激しく打っていたヤンセンが脳震とうの影響か、プレー続行不可能となり、ドストが投入された。
▽ケガで2人を失うアクシデントに見舞われたオランダだったが、37分に先制点を奪う。ボックス内で仕掛けたレンスが後方からDFヴェルトンゲンにユニフォームを掴まれて倒され、PKを獲得。これをキッカーのクラーセンが中央の天井に豪快に蹴り込んだ。
▽迎えた後半、1点リードのオランダは先制点を決めたクラーセンに代えて、代表デビューとなるブレネットをハーフタイム明けに投入。対するベルギーは、前半終盤に負傷したムニエを下げて、こちらも代表デビューとなるフォケをピッチに送り込んだ。
▽立ち上がりから拮抗した展開が続く中、攻勢を強めるベルギーは、60分にボックス手前左で強引に仕掛けたカラスコがDFに倒される。カラスコが倒された位置はボックス内のように見えたが、主審の判定はFK。これを名手デ・ブライネが直接狙うが、ニアを突いたこのシュートはGKステケレンブルフに阻まれた。
▽流れを変えたいマルティネス監督は、64分にメルテンスとデ・ブライネを下げて、ルカクとトルガン・アザールを同時投入。なお、代表2キャップ目を刻んだトルガンは、兄エデンとクラブ、代表チームを通じて初めて同じピッチに立った。
▽一方、67分にレンスがハムストリングを痛め、この試合3人目の負傷者を出してしまったオランダは、デパイを投入。さらに、75分にはスナイデルを下げてヴィルエナを投入する。押し込まれながらも要所でカウンターを仕掛けるホームチームは、74分に相手陣内をスピードに乗ったドリブルで攻略したブレネットに決定機も、左足のシュートはわずかに枠の右を外れた。
▽試合終盤にかけて猛攻を仕掛けるベルギーは、79分に右サイドでアザールが入れた絶妙な低弾道のクロスをゴール前でフリーのルカクが右足ワンタッチで合わせるが、これを枠に飛ばせない。それでも82分、ボックス手前中央でT・アザールからパスを受けたカラスコが果敢に右足を振り抜くと、DFフェルトマンにディフレクトしたボールがGKステケレンブルフの頭上を越えてゴールネットに吸い込まれた。
▽同点弾で勢いづくベルギーは86分に絶好機。ルカクとのパス交換でボックス内に抜け出したアザールが、枠の左を狙った左足のシュート。だが、至近距離からの勢いのあるシュートをGKステケレンブルフが神がかった反応で弾き出し、勝ち越しゴールとはならず。
▽両チーム合わせて5人がデビューを飾り、5人が負傷交代した白熱の強豪対決は、痛み分けのドローとなった。
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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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衰え知らずの34歳ブリント、オランダ代表歴代5位の通算「105」キャップ到達へ…偉大な父と比較された時代は遠い過去
オランダ代表DFデイリー・ブリント(34)は、同国のサッカー史に残る偉大な選手だ。 オランダサッカー界の重鎮、ダニー・ブリント氏を父に持つデイリー・ブリント。父も長く在籍したアヤックスからキャリアを歩み始めたサラブレッドは、ことあるごとに父と比較される若手時代を過ごしたが、24歳で見事、マンチェスター・ユナイテッドへのステップアップを果たす。 以後、復帰したアヤックスで2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)4強進出に貢献、浦和レッズ行きも噂されたなかで昨季途中にバイエルンへ。訳あってほとんど出番なく半年で退団したが、今季加入のスペイン1部ジローナでは全世界が驚く大躍進を支えている。 そんなブリントはオランダ代表通算104キャップ(現役最多)。現時点で歴代6位の記録であり、今回の代表ウィークで1試合でも出場すれば、“偉大なるリーダー”ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏が持つ「105」キャップと並ぶことになる。 センターバックや左サイドバック、ボランチなど、あらゆるポジションをこなすマルチロールとして名高いブリントだが、現在のオランダ代表ではベテランながらも[3-5-2]の左ウイングバックを主戦場に。走力は間違いなく衰えているだろうが、それを感じさせない頭脳の持ち主だ。 父ダニー氏は1980〜90年代にかけて通算42キャップ。とうの昔に父のキャップ数を追い抜き、34歳となってもなお第一線で活躍するブリントは、オランダのサッカー史に名を残す偉大な選手なのだ。 ◆オランダ代表出場記録「キャップ数」 1位 ヴェスレイ・スナイデル「134」 2位 エドウィン・ファン・デル・サール「130」 3位 フランク・デ・フール「112」 4位 ラファエル・ファン・デル・ファールト「109」 5位 ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト「105」 6位 ディルク・カイト「104」 6位 デイリー・ブリント「104」 8位 ロビン・ファン・ペルシー氏「102」 9位 フィリップ・コクー「100」 10位 アリエン・ロッベン「96」 2024.03.21 16:00 Thu5