【リーガエスパニョーラ第6節プレビュー】好調カナリア軍団が、首位レアル・マドリーと激突!
2016.09.23 18:00 Fri
▽ミッドウィークに行われた前節は、覇権を争う3強がいずれもドローという結果に終わった。リーガ新記録の17連勝を目指したレアル・マドリーは、ホームで堅守ビジャレアル相手に1-1のドローという結果に終わった。また、同節最注目カードとなったバルセロナvsアトレティコ・マドリーは、痛み分けの1-1のドローとなった。さらに今季初のセビージャ・ダービーは、セビージャの日本代表MF清武弘嗣が欠場となったものの、ホームのセビージャが1-0で競り勝った。
▽宿敵バルセロナの持つリーガ連勝記録更新を逃したものの、引き続き開幕無敗で首位をキープしたレアル・マドリー。ただ、今季のリーガで初結成となった“BBC”や失点に絡んだDFセルヒオ・ラモスのパフォーマンスはやや気がかりだ。連勝ストップで仕切り直しの一戦となる今節は、開幕からのサプライズチーム、ラス・パルマスとのアウェイゲームだ。
▽直近のソシエダ戦は、前半の早い時間にMFボアテングが退場や古巣対戦のFWウィリアン・ジョゼに2ゴールを献上し、1-4の大敗を喫したラス・パルマスだが、昨シーズン同様のショートパスを丁寧に繋ぐスタイルは健在。加えて、FWリバヤなど新戦力の適応も順調に進んでおり、ここまで5位に付けている。また、昨シーズンのホームゲームでは、試合終了間際にセットプレーからMFカゼミロに決勝点を許して敗れたものの、試合内容は明らかにレアル・マドリーを圧倒しており、今回の試合に向けて期待は大きい。逆に、マドリーにとっては来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ最大のライバル、ドルトムント戦を控える中で目の前の試合に集中し切れるかが、重要なポイントになるはずだ。
▽試合を優位に進めながらホームでアトレティコ相手に勝ち切れなかったバルセロナは、その試合でそ径部を痛めたFWメッシが3週間の戦線離脱を強いられる二重苦。迎える今節は2連敗中のスポルティング・ヒホンと組し易い相手との対戦だが、エース不在の影響が気がかりだ。この一戦に向けては、FWネイマール、FWスアレスと共に3トップを組む“第4のFW”の真価が試されることになる。恐らく、メッシの代役にはストライカータイプのFWアルカセルではなく、MFアルダやMFデニス・スアレスらが起用される見込みだが、バックアッパーの選手たちが積極的にアピールしたい。
▽一方、やや消極的過ぎる戦い方ながらカンプ・ノウから勝ち点1を持ち帰ったアトレティコは、ホームでデポルティボと対戦。実力差を考えれば、勝ち点3獲得はさほど難しくないが、前述したレアル・マドリーと同様に来週ミッドウィークにはCLバイエルン戦というビッグマッチを控えており、「試合から試合へ」を合言葉にするシメオネイズムを選手たちがきっちり体現できるかが、勝負のカギを握る。
▽そのほかの注目カードでは、共にトップハーフに位置するエイバルvsソシエダの一戦と、前節サルバトーレ・ゴンサレス暫定監督の下でようやく初勝利を挙げたバレンシアと昇格組レガネスの一戦に注目したい。グラナダ戦とセビージャ戦の2試合連続でGKが退場になる珍事に見舞われながらも、粘り強い戦いが続くエイバルは、新加入のMFペドロ・レオンの躍動ぶりが目立つ。対してソシエダもFWオヤルザバルら若手に加え、新加入のFWウィリアン・ジョゼが既に3ゴールを挙げるなど、開幕から好調を継続しており、好勝負が期待できる。前節のマラガ戦で今季2試合目の先発を飾ったものの、消化不良に終わったエイバルMF乾貴士としては、ここまでの停滞感を払拭するパフォーマンスを見せたいところだ。
▽宿敵バルセロナの持つリーガ連勝記録更新を逃したものの、引き続き開幕無敗で首位をキープしたレアル・マドリー。ただ、今季のリーガで初結成となった“BBC”や失点に絡んだDFセルヒオ・ラモスのパフォーマンスはやや気がかりだ。連勝ストップで仕切り直しの一戦となる今節は、開幕からのサプライズチーム、ラス・パルマスとのアウェイゲームだ。
▽直近のソシエダ戦は、前半の早い時間にMFボアテングが退場や古巣対戦のFWウィリアン・ジョゼに2ゴールを献上し、1-4の大敗を喫したラス・パルマスだが、昨シーズン同様のショートパスを丁寧に繋ぐスタイルは健在。加えて、FWリバヤなど新戦力の適応も順調に進んでおり、ここまで5位に付けている。また、昨シーズンのホームゲームでは、試合終了間際にセットプレーからMFカゼミロに決勝点を許して敗れたものの、試合内容は明らかにレアル・マドリーを圧倒しており、今回の試合に向けて期待は大きい。逆に、マドリーにとっては来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ最大のライバル、ドルトムント戦を控える中で目の前の試合に集中し切れるかが、重要なポイントになるはずだ。
▽一方、やや消極的過ぎる戦い方ながらカンプ・ノウから勝ち点1を持ち帰ったアトレティコは、ホームでデポルティボと対戦。実力差を考えれば、勝ち点3獲得はさほど難しくないが、前述したレアル・マドリーと同様に来週ミッドウィークにはCLバイエルン戦というビッグマッチを控えており、「試合から試合へ」を合言葉にするシメオネイズムを選手たちがきっちり体現できるかが、勝負のカギを握る。
▽前節、ベティスとのセビージャ・ダービーを制して首位のレアル・マドリーと勝ち点2差の2位に付けるセビージャは、ここまで3勝を挙げて7位に位置するビルバオと対戦。共に来週ミッドウィークにCLとELの戦いを控えるため、ターンオーバーの採用が濃厚だ。直近のダービーでは出場機会がなかった清武だが、今節は出場のチャンスがありそうだ。ここまで1ゴール2アシストと目に見える結果を残している一方、試合を通しての存在感がやや希薄な清武としては、サンパオリ監督の好む攻守に躍動感溢れるプレーができるかが、定位置確保への課題だ。
▽そのほかの注目カードでは、共にトップハーフに位置するエイバルvsソシエダの一戦と、前節サルバトーレ・ゴンサレス暫定監督の下でようやく初勝利を挙げたバレンシアと昇格組レガネスの一戦に注目したい。グラナダ戦とセビージャ戦の2試合連続でGKが退場になる珍事に見舞われながらも、粘り強い戦いが続くエイバルは、新加入のMFペドロ・レオンの躍動ぶりが目立つ。対してソシエダもFWオヤルザバルら若手に加え、新加入のFWウィリアン・ジョゼが既に3ゴールを挙げるなど、開幕から好調を継続しており、好勝負が期待できる。前節のマラガ戦で今季2試合目の先発を飾ったものの、消化不良に終わったエイバルMF乾貴士としては、ここまでの停滞感を払拭するパフォーマンスを見せたいところだ。
◆リーガエスパニョーラ第6節
▽9/23(金)
《27:45》
ベティス vs マラガ
▽9/24(土)
《20:00》
エイバル vs ソシエダ
《23:15》
スポルティング・ヒホン vs バルセロナ
《25:30》
ビルバオ vs セビージャ
《27:45》
ラス・パルマス vs レアル・マドリー
▽9/25(日)
《19:00》
レガネス vs バレンシア
《23:15》
アトレティコ・マドリー vs デポルティボ
《25:30》
ビジャレアル vs オサスナ
《27:45》
エスパニョール vs セルタ
▽9/26(月)
《27:45》
アラベス vs グラナダ
▽9/23(金)
《27:45》
ベティス vs マラガ
▽9/24(土)
《20:00》
エイバル vs ソシエダ
《23:15》
スポルティング・ヒホン vs バルセロナ
《25:30》
ビルバオ vs セビージャ
《27:45》
ラス・パルマス vs レアル・マドリー
▽9/25(日)
《19:00》
レガネス vs バレンシア
《23:15》
アトレティコ・マドリー vs デポルティボ
《25:30》
ビジャレアル vs オサスナ
《27:45》
エスパニョール vs セルタ
▽9/26(月)
《27:45》
アラベス vs グラナダ
レアル・マドリーの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
レアル・マドリーの人気記事ランキング
1
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu2
マドリーは今夏左SBも補強へ…新指揮官のスタイルに合致した複数候補をリストアップ
レアル・マドリーは今夏の移籍市場で左サイドバックの補強にも動くようだ。 UEFAスーパーカップを除き今シーズンの主要タイトルをすべて逃すことが決定的となったマドリー。エル・クラシコ敗戦翌日にはカルロ・アンチェロッティ監督の今シーズン限りの退団が決定し、新シーズンはレバークーゼンの指揮官を今季限りで退任するシャビ・アロンソ監督を新指揮官に迎えて捲土重来を期す。 新シーズンに向けてはすでにリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの獲得が内定。また、懸念のセンターバックではボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセン、リバプールとアーセナルでプレーするフランス代表のイブラヒマ・コナテ、ウィリアム・サリバらの名前が挙がっている。 そんななか、クラブはフランス代表DFフェルラン・メンディの離脱が続き、2番手のスペイン人DFフラン・ガルシアの力不足も否めない左サイドバックの補強にも動くようだ。 以前にはバイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス獲得に動いていたが、現在のターゲットは新指揮官の教え子とクラブ在籍歴がある3選手が有力な候補だという。 1人目はレバークーゼンでプレーするスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドで、スペイン『Cadena SER』は適切な移籍金で獲得可能な元バルセロナDFが指揮官のラブコールに応じる可能性は高いとみている。 その他ではミランのフランス代表DFテオ・エルナンデス、ジローナのスペイン人DFミゲル・グティエレス、ベンフィカU-21スペイン代表DFアルバロ・カレーラス。いずれもクラブのカンテラに在籍経験があり、スペイン『Relevo』は900万ユーロ(約14億8000万円)の買い戻し条項を有するグティエレスは具体的なターゲットになると考えている。 また、それ以外でもボーンマスのハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ、アヤックスのオランダ代表DFジョエル・ハトにも関心を示しているという。 いずれの選手も3バックと4バックを併用する新指揮官のスタイルに合致しそうなプロフィールの持ち主だが、どの選手がエル・ブランコの新戦力になるのか。 2025.05.13 22:33 Tue3
「謎の親近感」高級車で溢れるレアル・マドリーの練習場にベリンガムだけプリウスのタクシーで登場!モドリッチは超高級車で現れる
レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの意外な一面に注目が集まっている。 ドルトムントから最大1億3390万ユーロ(約200億円)もの移籍金でマドリーへの完全移籍が決まったベリンガム。マドリーの今夏最大の補強として大きな期待が寄せられている。 そんなベリンガムが今回注目を集めたのは練習場への移動時の様子だ。 サッカー選手は自らの車で運転して練習場まで移動することが多いのだが、さすがは世界最高峰のビッグクラブでもあるマドリーということもあり、続々と高級車を運転して練習場へとやってくる選手たち。 クロアチア代表MFルカ・モドリッチはベントレーで、フランス代表MFオーレリアン・チュアメニとブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールはランボルギーニで現れた。 その他の選手やカルロ・アンチェロッティ監督など、クラブがスポンサー契約を結ぶBMWの車で登場する選手も多く、18歳のトルコ代表MFアルダ・ギュレルもBMWの後部座席に乗って登場した。 その中で、ベリンガムだけはタクシーに乗ってバルデベバスの練習場に登場したのだ。プリウスαのタクシーの乗ったベリンガムは後部座席からファンに手を振っていた。 そんなベリンガムには、ファンも「謎の親近感を感じてしまう」、「右側通行に慣れていないんだろう」、「かわいい」、「1人だけシュール」とコメント。様々な反響が寄せられている。 ただ、ベリンガムにとってはある意味これまで通り。ドルトムント時代やバーミンガム・シティ時代には練習場まで両親に送ってもらうのが日常的だった。 ベリンガムにもBMWの車が贈られることになるはずだが、いつか自ら運転することはあるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】続々と高級車が来る中、ベリンガムだけはプリウスのタクシーで登場!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@alberam17/video/7264610688289721632" data-video-id="7264610688289721632" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@alberam17" href="https://www.tiktok.com/@alberam17?refer=embed">@alberam17</a> Coches de los jugadores del Real Madrid, parte 10 <a title="realmadrid" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/realmadrid?refer=embed">#realmadrid</a> <a title="coches" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/coches?refer=embed">#coches</a> <a title="alberam17" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/alberam17?refer=embed">#alberam17</a> <a target="_blank" title="♬ LALA - Myke Towers" href="https://www.tiktok.com/music/LALA-7212832308926089218?refer=embed">♬ LALA - Myke Towers</a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2023.08.10 20:20 Thu4