ラッシュフォード弾で一時同点も低調ユナイテッド、ワトフォードに3失点で公式戦3連敗《プレミアリーグ》
2016.09.18 22:11 Sun
▽マンチェスター・ユナイテッドは18日、プレミアリーグ第5節でワトフォードとのアウェイ戦に臨み、1-3で敗れた。
▽前節シティとのマンチェスター・ダービーを1-2で落として今季初黒星を喫したユナイテッドは、3日前に行われたヨーロッパリーグのフェイエノールト戦も0-1と落として公式戦2連敗となった。そのユナイテッドはフェイエノールト戦のスタメンから5選手を変更。イブラヒモビッチとルーニーが先発に戻った。
▽[4-3-3]を採用し、3トップに右からマルシャル、イブラヒモビッチ、ラッシュフォード、中盤アンカーにフェライーニ、その前方右にルーニー、左にポグバと配置したユナイテッドが、5バックを敷くワトフォードを押し込む展開で推移していく。
▽しかし、ワトフォードにゴールを脅かされる展開を強いられてしまう。10分にFKからプレードルのヘディングシュートでゴールに迫られると、13分にもGKデ・ヘアがスモーリングと交錯してハイボールをキャッチできず、ペナルティアーク右のイガロにシュートされたが、無人のゴールに蹴り込まれず助かった。17分にもヤンマートの右クロスからファーのディーニーに強烈なヘディングシュートでゴールを強襲されたものの、この場面ではGKデ・ヘアが右手一本でのファインセーブで阻止した。
▽劣勢を強いられていたユナイテッドだったが、21分にこの試合最初の決定機を演出。ボックス右にドリブルで侵入したラッシュフォードのクロスがDFにディフレクトすると、ファーに流れたルーズボールをゴールエリア左に詰めたイブラヒモビッチが左足でプッシュ。だが、枠の左に外れてしまった。ラッシュフォードとマルシャルのポジションを変更して反撃を狙うユナイテッドは31分、ポグバの強烈なミドルシュートがバーを直撃。
▽脳震とうの影響でマルシャルがA・ヤングとの交代を強いられたユナイテッドは、ハーフタイムにかけて攻勢に出るも、ゴールを奪うには至らず前半を1点ビハインドで終えた。
▽迎えた後半、攻撃の形を全く作れないユナイテッドは62分にバレンシアに代えてマタを投入。右サイドバックにはA・ヤングが入った。すると直後、試合を振り出しに戻す。ラッシュフォードとのパス交換でボックス左に侵入したイブラヒモビッチの柔らかいクロスを、ラッシュフォードがヘッド。DFにディフレクトしたルーズボールをゴールエリア左のラッシュフォードが左足で押し込んだ。
▽ここから勢いに乗りたかったユナイテッドだったが、膠着状態に陥ってしまう。そんな中79分、ユナイテッドに逆転のチャンスが訪れる。しかし、ボックス右からイブラヒモビッチの放ったヘディングシュートはGKゴメスの好セーブに阻まれた。
▽すると84分、痛恨の失点を喫してしまう。アムラバトのスルーパスに反応したR・ペレイラにボックス右へ侵入され、その折り返しを直前に投入されていたスニーガにゴール左へ蹴り込まれてしまった。
▽失点を受け、ショーに代えてデパイを投入したユナイテッドだったが、反撃に転じられずにいると、追加タイム3分にフェライーニが自陣ボックス内でスニーガを倒してPKを献上。これをディーニーに決められて万事休す。低調な内容に終わったユナイテッドは公式戦3連敗となった。
▽前節シティとのマンチェスター・ダービーを1-2で落として今季初黒星を喫したユナイテッドは、3日前に行われたヨーロッパリーグのフェイエノールト戦も0-1と落として公式戦2連敗となった。そのユナイテッドはフェイエノールト戦のスタメンから5選手を変更。イブラヒモビッチとルーニーが先発に戻った。
▽[4-3-3]を採用し、3トップに右からマルシャル、イブラヒモビッチ、ラッシュフォード、中盤アンカーにフェライーニ、その前方右にルーニー、左にポグバと配置したユナイテッドが、5バックを敷くワトフォードを押し込む展開で推移していく。
▽劣勢を強いられていたユナイテッドだったが、21分にこの試合最初の決定機を演出。ボックス右にドリブルで侵入したラッシュフォードのクロスがDFにディフレクトすると、ファーに流れたルーズボールをゴールエリア左に詰めたイブラヒモビッチが左足でプッシュ。だが、枠の左に外れてしまった。ラッシュフォードとマルシャルのポジションを変更して反撃を狙うユナイテッドは31分、ポグバの強烈なミドルシュートがバーを直撃。
▽良い流れになりかけていた中、ユナイテッドは34分に先制を許してしまう。セットプレーの流れからマルシャルが自陣でボールを失うと、ヤンマートにボックス右へ侵入される。そしてマイナスの折り返しをキャプーにダイレクトでゴール右へ蹴り込まれてしまった。
▽脳震とうの影響でマルシャルがA・ヤングとの交代を強いられたユナイテッドは、ハーフタイムにかけて攻勢に出るも、ゴールを奪うには至らず前半を1点ビハインドで終えた。
▽迎えた後半、攻撃の形を全く作れないユナイテッドは62分にバレンシアに代えてマタを投入。右サイドバックにはA・ヤングが入った。すると直後、試合を振り出しに戻す。ラッシュフォードとのパス交換でボックス左に侵入したイブラヒモビッチの柔らかいクロスを、ラッシュフォードがヘッド。DFにディフレクトしたルーズボールをゴールエリア左のラッシュフォードが左足で押し込んだ。
▽ここから勢いに乗りたかったユナイテッドだったが、膠着状態に陥ってしまう。そんな中79分、ユナイテッドに逆転のチャンスが訪れる。しかし、ボックス右からイブラヒモビッチの放ったヘディングシュートはGKゴメスの好セーブに阻まれた。
▽すると84分、痛恨の失点を喫してしまう。アムラバトのスルーパスに反応したR・ペレイラにボックス右へ侵入され、その折り返しを直前に投入されていたスニーガにゴール左へ蹴り込まれてしまった。
▽失点を受け、ショーに代えてデパイを投入したユナイテッドだったが、反撃に転じられずにいると、追加タイム3分にフェライーニが自陣ボックス内でスニーガを倒してPKを献上。これをディーニーに決められて万事休す。低調な内容に終わったユナイテッドは公式戦3連敗となった。
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