【リオ五輪総括】グループステージ3試合を含めたリオ五輪を総括する霜田NTD「駆け引きを含めたゲームコントロールが必要」
2016.09.16 20:20 Fri
▽日本サッカー協会(JFA)の霜田正浩ナショナルチームダイレクター(NTD)が、今夏に行われたリオ五輪の総括を行った。霜田NTDは、グループステージ3試合での戦いや、そこでのデータをもとにリオ五輪を振り返った。
~~初戦のナイジェリア戦~~
「実際に3試合を振り返りたいと思います。ナイジェリア戦は0分から60分で5点を取られました。非常にもったいない失点が多く、相手が強くて、うまくてどうしようもなかったというよりも、自分たちのミスからの失点でした。60分間では6割から7割近く相手にボールを持たれていました。ポゼッションのパーセンテージが直接の原因ではないですが、この中で考えたのは相手からボールが奪えなかったなと。相手は当日入りでコンディションが悪いのにもかかわらず、僕らが厳しくいってもボールを奪えませんでした。なので、相手のポゼッション率を下げるというか、こちらがボールを持ってコンディションの悪い相手をもっと走らせる。そういう戦いが60分間までにもう少しできれば、もう少し違ったかなと」
「大会初戦の0分から15分がどれだけ大事かということは、現場の監督、スタッフ、選手の誰もがわかっていました。しかし相手のコンディションがわからず、当日入りの中でも本当に前からボールを奪いに来るのか。ゆっくり時間を使うのか。そういう相手の出方をうかがうように最初の15分を使ってしまいました。そこで2-2。15分間で2-2という打ち合いになりました。2-2になった時点から相手を走らせたり、しっかりと自分たちで保持したりすることができればよかったですが、ミスから失点を繰り返して3点差をつけられたことが悔やまれます」
「データの中から拾ったのは、セカンドボールに関しては倍近い数を相手に取られています。タックル数は互角ですが、自分たちで奪えた数と、ナイジェリアのタックルを受けてボールを失った数ではかなり下回っています。ボールを奪いには行っていますがボールを奪えない。逆に相手は取りにきて、こちらは失ってしまう形が多かったです。セカンドボールを拾われたので相手のポゼッションが長く、自分たちから良い形でボールを奪えていません。良い守備から良い攻撃に転じることができなかった原因だと思います」
「ポジティブな面では試合の終盤になっても日本が走り負けることはなかったです。コンディショニングもうまくいき、90分で見ると自分たちでチャンスを作ることができました。浅野や(鈴木)武蔵など途中から入った選手も機能し、先発で出るメンバー、途中から出るメンバーの差はなかったため、後半に勝負する戦い方は確立されていたと思います。なので、試合の入り方とミスからの失点が悔やまれる試合になりました」
~~2戦目のコロンビア戦~~
「2戦目ですが、4-4-2に戻しました。中2日しかありませんでしたが、原点に戻ろう、前から行こうということで、メンバーを戻してしっかりと前からボールを奪いに行きました。1戦目と2戦目の間のトレーニングやミーティングでのフィードバックでも、現場の監督やスタッフが選手に意識付けをしてくれたので、かなりアグレッシブな入りができ、立ち上がりにパンチを浴びるようなことはなく、1戦目の反省が活かされたと思います」
「ただ、それでもコロンビアはうまくてボールを奪えませんでした。それでも相手がうまい中で、こちらもやられずに前半を0-0で終えました。しっかりとゲームをコントロールできたなと思いますし、チャンスを作れていました。やり慣れた形でしたし、2トップが非常に機能したなと。60分過ぎからはコロンビアを圧倒できましたが、ここで問題なのは良い形、良いゲーム、良いコントロールをしていたにも関わらず、先に先制されてしまう。2点目もミスから失点してしまいました」
「予選リーグは試合が少なく、そこで勝ち点1や3を絶対に取らなければいけないとなったときに、追いかける展開は厳しいなと思います。タックルの数に関しては相手の方がかなり多く、セカンドボールは互角でした。アタッキングサードは日本の方が多く、コロンビアは1点取ってから“のらりくらり”と戦っていましたが、僕らはゴールに向かっていくことができていました」
「75分過ぎからは完全にコロンビアを圧倒できて2点のビハインドを追いつくことができましたが、本当はひっくり返せればよかった。ひっくり返すチャンスもあったので、ここで本当にひっくり返して勝ち点3を取れる力を付けなければ、世界大会で上位に進出することは難しい。ここでも途中交代で試合に入った南野と大島により、試合がガラッと変わりました。今まで戦ってきたメンバーにプラスアルファで新しい活力が加わりました。こういうチームの総力戦、控えの3人をちゃんと使った戦いはできたなと思います」
「ミスからの失点というのは、同じことの繰り返しでした。世界大会は3試合で終わってしまいます。短期決戦の中でのミスによるダメージを少なくすることが、これからは大事になってきます」
~~3戦目のスウェーデン戦~~
「3試合目は他力になってしまいました。もう他力なので、自分たちの力で、まずは目の前の試合を勝ち切ろうということで、選手たちも開き直っていました。スウェーデン戦だけに集中しようと。裏でやっているナイジェリアとコロンビアの結果を選手に伝えることはなく、目に前の敵に勝とうとやりました。これも、スウェーデンがあまりガツガツ来なかったこともありますし、守備ブロックを敷いてボールを取りに来なかったので、ポゼッションではかなり優位に立ちました」
「逆に言うとアジアに近いような戦いになり、パスの総数から見てなかなか前にパスを付けられない。ブロックの中に入れず、横パスやバックパスが多くなってしまい、ポゼッションは高くてもゴール前までいけない日本の課題が出てしまいました。前の2試合では拾っていませんが、この試合ではパスの総数が520本で、その中で前につけたのが157本。さらにその中の6割5分程度しか成功していません。そういう意味では引かれてブロックを作られるアジア仕様の戦いになったときに、日本の課題が出てきてしまったかなと」
「それでも相手に得点を許さず、0-0の状況を長く続けられる。攻め疲れることなく攻撃の手を緩めず、常に主導権を握りながらゴールに向かう姿勢は、1戦目、2戦目の反省が活かされたのかなと思います」
「これも途中交代の矢島がゴールを取ってくれました。3試合とも90分の勝負、14人の勝負が形として出来ていたかなと思います」
~~3試合を通した総括~~
「簡単ですが3試合を振り返りました。オフェンスに関してはよくできたなと思います。3試合で総得点7は悪い数字ではないですし、7点取っていればかなりの確率で勝つはずです。また、どの相手でもパスの成功率は75%を超えています。これはAFCの予選で戦った6試合よりも高い数字です。単純に比較はできませんが、AFCの予選ではパスの成功率が7割に行かず、サウジアラビア、韓国戦で越えただけで、他は思うようにパスがつながりませんでした。今回は世界大会の舞台、暑かったという要因もありますが、ゴールに向かうパスも6割5分という数字が出ています。少なくとも今までのように、勝っていても負けていてもボールを横に繋ぐような試合ではなく、強化指針で出しているようになるべくゴールに仕掛けていくような攻撃がある程度できたかなと思います」
「ナイジェリア戦では4点取れました。シュートの本数は8本しか打っていないのに4本が決まるなど、得点率は50%です。サッカーの世界で毎試合このような数字はありえないと思います。ただ、その中で枠内のシュートは8本中5本。ポゼッションでは圧倒されていましたが、少ないチャンスでちゃんとゴールを奪うこの決定率の高さがあれば、強豪に対してジャイアントキリングができるのではないかと思います」
「先日もお話ししましたが、この決定率をどのように上げるかが課題で、チャンスの数はA代表も含めて多くのものが作れています。そのチャンスを得点に結びつける効果的な技術や意識が日本の課題だと思います。五輪チームも選手間の距離が良いときは孤立することなくパスがつなげます。一人で相手を抜いていくような選手が、これからは出てこないといけませんが、それだけではなくグループのコンビネーションで崩す部分はA代表に通ずるものがあります。一つの線でつながった戦いをしてくれたなと思っています。日本が継続していくべきストロングポイントの一つだと思います」
「ディフェンスについてです。相手の技術が素晴らしく完全に崩されたというよりは細かなミス、ポジショニングのミス、クリアミス、判断ミスのようなイージーなミスが致命的なものにされてしまう怖さを感じました。プレッシングの重要性、ポゼッションされていてもどこで奪うかの奪いどころ。そこを徹底すればよかったなと思います。得点は7ですが、失点も7です。その中の半数は個人のミスであり、相手にプレゼントしてしまったような失点でした。こういうところを、どれだけ世界大会で少なくするかです」
「サッカーはミスのスポーツで、ミスすることは仕方ないですが、そのミスを致命的なものにしないというマネジメントが必要だと思っています。忠実なプレーをして、クリアするところはする、体を張るところは張る、相手が背中を向けていたら無理にファウルをしないなど原理、原則をもう少しハイレベルでできるようにならなければいけません」
「後はGKの判断の部分です。ボックス外のプレーエリアの拡大が求められます。またJリーグを見ていてもなかなかクロスを上げてこないので、クロスに対する守備範囲の広さ、日本のGKはもっと守備範囲を広くやっていかなければいけません」
~~日本の課題~~
「また強化指針の中で、戦術的な柔軟性という話をしています。ゲームコントロールについてですが、セットプレーの時、キックオフ直後、スローイン時、選手交代などプレーが切れた後の集中力や修正力。こういった隙を突かれています。逆にこの隙をこちらが突けない。ただ90分間を自分たちのリズムでサッカーしましょうではなく、世界大会では相手の隙をどう突いて、こちらの隙をどう見せないかが大事になってくるのかなと思います」
「ピッチ上のリーダーについてもなかなか見当たらなかったなと。ハリルホジッチ監督やアギーレ監督も言っていましたが、ボールを奪うところ、デュエル、球際で負けてしまうのは、日本が世界大会を勝ち進むうえでまだまだベースのところを上げなければいけないなと感じます。良い形でボールを奪えれば、そのままショートカウンターやロングカウンターで良い攻撃につながります。完全に相手が引いている状態から、こちらがポゼッションして崩すだけではなく、カウンターのように良い守備から良い攻撃で点を取る形を増やさなければいけません」
「ずっと言ってきましたが、守るだけでなく奪う守備の概念を日本のチームは持たなければいけないなと思っています。たとえば、ブラジルのネイマールにしかり、ナイジェリアのミケルしかり、技術も経験のある選手に対してはボールを奪いに行かなければなんでもやってしまいます。それが致命的にならなくても、こちらのリズムを作れない。個人やチームとして技術や経験のある相手をどう慌てさせるか、ミスさせるか。そのために日常からアグレッシブに取りに行くことが大事です。どの選手であれ、FWでもGKでもそういう意識を持っていかなければ難しいです」
「ゲームコントロールについては、入り方、開始15分の戦い方です。アグレッシブさをどこで出すか。90分間ずっと走り回るのは難しいです。ハイレベルになればなるほど、どこでペースを落とすか、どこで休むかのゲームコントロールも重要です。そこを選手が判断してプレーする。ここは奪いどころだとなったときに、全員が共鳴して連動する。ゆっくり繋ごうよとなったときはペースダウンする」
「世界大会のグループステージで絶対に勝ち点1は取らなければいけないとなったとき、3試合で4ポイントを取れれば突破の可能性が高くなる中で、どうやって勝ち点1にこだわるか。または勝ち点3を取りに行くかというところで、こういうゲームコントロールも大事になると思っています。逆に、60分から90分は相手の疲労もありますが、この時間帯はどの相手に対しても日本は良く走れました。それを最初からやれとよく言われますが、それくらい相手を圧倒することができます」
「逆に言えば力の出しどころで、終盤に力を発揮することは、日本はいつでもできます。これからは相手を先に慌てさせるべく先に点を取る。こちらから先制パンチをして相手をひるませる。こういう駆け引きを含めたゲームコントロールを90分を通してやっていかなければいけません。これをJリーグの試合の中でやるには、いつも途中からしか出場しない選手にとっては経験できないものです。90分間チームの主力として多くの試合に出続ける選手がこの年代でも出てこないと、ゲームコントロールを身に付けるのは難しいのかなと思います」
~~世界大会を経験することの重要性~~
「最後に余談ですが、選手の経験という部分を今大会に出場した選手について並べてみました。今回の五輪に出た18選手のうち過去U-17のW杯に出た選手、U-20のW杯に出た選手、OAは何人使ったか。そのOAの選手が世界大会を経験したことがあったかなかったか。そういうものを調べました。ブラジルはネイマールが1番で、ナイジェリアはミケルです。ホンジュラスやデンマークは世界的な経験を持った選手はなかなかいません」
「メキシコのOAである3人はロンドン五輪にも出場したペラルタも含めて全員が国内組です。ただ、五輪を経験しW杯を経験した選手を3人OAで使ってきました。国際経験と簡単に言いますが、世界大会に出る出ないだけではなく、ACLで戦う、CLに出る。そういう国際経験、普段のリーグ戦では当たらないような対戦相手と戦うことに関して言えば、メキシコはU-17W杯に4人出て、U-20W杯に10人出ています。18人中10人が大きな世界大会の予選リーグの戦い方を知っていますし、経験しています」
「さらに、世界大会であるW杯の舞台を経験しているOAが3人もいる。それでもメキシコはグループリーグで敗退しましたが、明らかな傾向です。U-17やU-20のW杯に出場した選手が五輪に臨み、予選の3試合でどうやって勝ち点4を取るかということを体感して、それからW杯に臨むというのが一つの形なのかなと思います」
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▽ナイジェリア、コロンビア、スウェーデンとのグループステージについて霜田NTDは、一試合ごとにデータをもとにした総括を実施。さらに今後の日本サッカーにおける課題についても口にした。◆霜田正浩ナショナルチームダイレクター(日本サッカー協会)~~初戦のナイジェリア戦~~
「実際に3試合を振り返りたいと思います。ナイジェリア戦は0分から60分で5点を取られました。非常にもったいない失点が多く、相手が強くて、うまくてどうしようもなかったというよりも、自分たちのミスからの失点でした。60分間では6割から7割近く相手にボールを持たれていました。ポゼッションのパーセンテージが直接の原因ではないですが、この中で考えたのは相手からボールが奪えなかったなと。相手は当日入りでコンディションが悪いのにもかかわらず、僕らが厳しくいってもボールを奪えませんでした。なので、相手のポゼッション率を下げるというか、こちらがボールを持ってコンディションの悪い相手をもっと走らせる。そういう戦いが60分間までにもう少しできれば、もう少し違ったかなと」
「データの中から拾ったのは、セカンドボールに関しては倍近い数を相手に取られています。タックル数は互角ですが、自分たちで奪えた数と、ナイジェリアのタックルを受けてボールを失った数ではかなり下回っています。ボールを奪いには行っていますがボールを奪えない。逆に相手は取りにきて、こちらは失ってしまう形が多かったです。セカンドボールを拾われたので相手のポゼッションが長く、自分たちから良い形でボールを奪えていません。良い守備から良い攻撃に転じることができなかった原因だと思います」
「2番目はアタッキングサードについてです。ボールを持っていてもバックパスや横パスだけでは意味がなく、いかに相手のアタッキングサードにはいるか。その部分でも相手に大きな差を付けられてしまいました。この差は、分析した結果としては、日本は繋いで攻撃を組み立てますが、ナイジェリアは個人で仕掛けてきます。そういう意味でも、アタッキングサードに侵入された回数が多くなりました。ここは日本の大きな課題だと思います」
「ポジティブな面では試合の終盤になっても日本が走り負けることはなかったです。コンディショニングもうまくいき、90分で見ると自分たちでチャンスを作ることができました。浅野や(鈴木)武蔵など途中から入った選手も機能し、先発で出るメンバー、途中から出るメンバーの差はなかったため、後半に勝負する戦い方は確立されていたと思います。なので、試合の入り方とミスからの失点が悔やまれる試合になりました」
~~2戦目のコロンビア戦~~
「2戦目ですが、4-4-2に戻しました。中2日しかありませんでしたが、原点に戻ろう、前から行こうということで、メンバーを戻してしっかりと前からボールを奪いに行きました。1戦目と2戦目の間のトレーニングやミーティングでのフィードバックでも、現場の監督やスタッフが選手に意識付けをしてくれたので、かなりアグレッシブな入りができ、立ち上がりにパンチを浴びるようなことはなく、1戦目の反省が活かされたと思います」
「ただ、それでもコロンビアはうまくてボールを奪えませんでした。それでも相手がうまい中で、こちらもやられずに前半を0-0で終えました。しっかりとゲームをコントロールできたなと思いますし、チャンスを作れていました。やり慣れた形でしたし、2トップが非常に機能したなと。60分過ぎからはコロンビアを圧倒できましたが、ここで問題なのは良い形、良いゲーム、良いコントロールをしていたにも関わらず、先に先制されてしまう。2点目もミスから失点してしまいました」
「予選リーグは試合が少なく、そこで勝ち点1や3を絶対に取らなければいけないとなったときに、追いかける展開は厳しいなと思います。タックルの数に関しては相手の方がかなり多く、セカンドボールは互角でした。アタッキングサードは日本の方が多く、コロンビアは1点取ってから“のらりくらり”と戦っていましたが、僕らはゴールに向かっていくことができていました」
「75分過ぎからは完全にコロンビアを圧倒できて2点のビハインドを追いつくことができましたが、本当はひっくり返せればよかった。ひっくり返すチャンスもあったので、ここで本当にひっくり返して勝ち点3を取れる力を付けなければ、世界大会で上位に進出することは難しい。ここでも途中交代で試合に入った南野と大島により、試合がガラッと変わりました。今まで戦ってきたメンバーにプラスアルファで新しい活力が加わりました。こういうチームの総力戦、控えの3人をちゃんと使った戦いはできたなと思います」
「ミスからの失点というのは、同じことの繰り返しでした。世界大会は3試合で終わってしまいます。短期決戦の中でのミスによるダメージを少なくすることが、これからは大事になってきます」
~~3戦目のスウェーデン戦~~
「3試合目は他力になってしまいました。もう他力なので、自分たちの力で、まずは目の前の試合を勝ち切ろうということで、選手たちも開き直っていました。スウェーデン戦だけに集中しようと。裏でやっているナイジェリアとコロンビアの結果を選手に伝えることはなく、目に前の敵に勝とうとやりました。これも、スウェーデンがあまりガツガツ来なかったこともありますし、守備ブロックを敷いてボールを取りに来なかったので、ポゼッションではかなり優位に立ちました」
「逆に言うとアジアに近いような戦いになり、パスの総数から見てなかなか前にパスを付けられない。ブロックの中に入れず、横パスやバックパスが多くなってしまい、ポゼッションは高くてもゴール前までいけない日本の課題が出てしまいました。前の2試合では拾っていませんが、この試合ではパスの総数が520本で、その中で前につけたのが157本。さらにその中の6割5分程度しか成功していません。そういう意味では引かれてブロックを作られるアジア仕様の戦いになったときに、日本の課題が出てきてしまったかなと」
「それでも相手に得点を許さず、0-0の状況を長く続けられる。攻め疲れることなく攻撃の手を緩めず、常に主導権を握りながらゴールに向かう姿勢は、1戦目、2戦目の反省が活かされたのかなと思います」
「これも途中交代の矢島がゴールを取ってくれました。3試合とも90分の勝負、14人の勝負が形として出来ていたかなと思います」
~~3試合を通した総括~~
「簡単ですが3試合を振り返りました。オフェンスに関してはよくできたなと思います。3試合で総得点7は悪い数字ではないですし、7点取っていればかなりの確率で勝つはずです。また、どの相手でもパスの成功率は75%を超えています。これはAFCの予選で戦った6試合よりも高い数字です。単純に比較はできませんが、AFCの予選ではパスの成功率が7割に行かず、サウジアラビア、韓国戦で越えただけで、他は思うようにパスがつながりませんでした。今回は世界大会の舞台、暑かったという要因もありますが、ゴールに向かうパスも6割5分という数字が出ています。少なくとも今までのように、勝っていても負けていてもボールを横に繋ぐような試合ではなく、強化指針で出しているようになるべくゴールに仕掛けていくような攻撃がある程度できたかなと思います」
「ナイジェリア戦では4点取れました。シュートの本数は8本しか打っていないのに4本が決まるなど、得点率は50%です。サッカーの世界で毎試合このような数字はありえないと思います。ただ、その中で枠内のシュートは8本中5本。ポゼッションでは圧倒されていましたが、少ないチャンスでちゃんとゴールを奪うこの決定率の高さがあれば、強豪に対してジャイアントキリングができるのではないかと思います」
「先日もお話ししましたが、この決定率をどのように上げるかが課題で、チャンスの数はA代表も含めて多くのものが作れています。そのチャンスを得点に結びつける効果的な技術や意識が日本の課題だと思います。五輪チームも選手間の距離が良いときは孤立することなくパスがつなげます。一人で相手を抜いていくような選手が、これからは出てこないといけませんが、それだけではなくグループのコンビネーションで崩す部分はA代表に通ずるものがあります。一つの線でつながった戦いをしてくれたなと思っています。日本が継続していくべきストロングポイントの一つだと思います」
「ディフェンスについてです。相手の技術が素晴らしく完全に崩されたというよりは細かなミス、ポジショニングのミス、クリアミス、判断ミスのようなイージーなミスが致命的なものにされてしまう怖さを感じました。プレッシングの重要性、ポゼッションされていてもどこで奪うかの奪いどころ。そこを徹底すればよかったなと思います。得点は7ですが、失点も7です。その中の半数は個人のミスであり、相手にプレゼントしてしまったような失点でした。こういうところを、どれだけ世界大会で少なくするかです」
「サッカーはミスのスポーツで、ミスすることは仕方ないですが、そのミスを致命的なものにしないというマネジメントが必要だと思っています。忠実なプレーをして、クリアするところはする、体を張るところは張る、相手が背中を向けていたら無理にファウルをしないなど原理、原則をもう少しハイレベルでできるようにならなければいけません」
「後はGKの判断の部分です。ボックス外のプレーエリアの拡大が求められます。またJリーグを見ていてもなかなかクロスを上げてこないので、クロスに対する守備範囲の広さ、日本のGKはもっと守備範囲を広くやっていかなければいけません」
~~日本の課題~~
「また強化指針の中で、戦術的な柔軟性という話をしています。ゲームコントロールについてですが、セットプレーの時、キックオフ直後、スローイン時、選手交代などプレーが切れた後の集中力や修正力。こういった隙を突かれています。逆にこの隙をこちらが突けない。ただ90分間を自分たちのリズムでサッカーしましょうではなく、世界大会では相手の隙をどう突いて、こちらの隙をどう見せないかが大事になってくるのかなと思います」
「ピッチ上のリーダーについてもなかなか見当たらなかったなと。ハリルホジッチ監督やアギーレ監督も言っていましたが、ボールを奪うところ、デュエル、球際で負けてしまうのは、日本が世界大会を勝ち進むうえでまだまだベースのところを上げなければいけないなと感じます。良い形でボールを奪えれば、そのままショートカウンターやロングカウンターで良い攻撃につながります。完全に相手が引いている状態から、こちらがポゼッションして崩すだけではなく、カウンターのように良い守備から良い攻撃で点を取る形を増やさなければいけません」
「ずっと言ってきましたが、守るだけでなく奪う守備の概念を日本のチームは持たなければいけないなと思っています。たとえば、ブラジルのネイマールにしかり、ナイジェリアのミケルしかり、技術も経験のある選手に対してはボールを奪いに行かなければなんでもやってしまいます。それが致命的にならなくても、こちらのリズムを作れない。個人やチームとして技術や経験のある相手をどう慌てさせるか、ミスさせるか。そのために日常からアグレッシブに取りに行くことが大事です。どの選手であれ、FWでもGKでもそういう意識を持っていかなければ難しいです」
「ゲームコントロールについては、入り方、開始15分の戦い方です。アグレッシブさをどこで出すか。90分間ずっと走り回るのは難しいです。ハイレベルになればなるほど、どこでペースを落とすか、どこで休むかのゲームコントロールも重要です。そこを選手が判断してプレーする。ここは奪いどころだとなったときに、全員が共鳴して連動する。ゆっくり繋ごうよとなったときはペースダウンする」
「世界大会のグループステージで絶対に勝ち点1は取らなければいけないとなったとき、3試合で4ポイントを取れれば突破の可能性が高くなる中で、どうやって勝ち点1にこだわるか。または勝ち点3を取りに行くかというところで、こういうゲームコントロールも大事になると思っています。逆に、60分から90分は相手の疲労もありますが、この時間帯はどの相手に対しても日本は良く走れました。それを最初からやれとよく言われますが、それくらい相手を圧倒することができます」
「逆に言えば力の出しどころで、終盤に力を発揮することは、日本はいつでもできます。これからは相手を先に慌てさせるべく先に点を取る。こちらから先制パンチをして相手をひるませる。こういう駆け引きを含めたゲームコントロールを90分を通してやっていかなければいけません。これをJリーグの試合の中でやるには、いつも途中からしか出場しない選手にとっては経験できないものです。90分間チームの主力として多くの試合に出続ける選手がこの年代でも出てこないと、ゲームコントロールを身に付けるのは難しいのかなと思います」
~~世界大会を経験することの重要性~~
「最後に余談ですが、選手の経験という部分を今大会に出場した選手について並べてみました。今回の五輪に出た18選手のうち過去U-17のW杯に出た選手、U-20のW杯に出た選手、OAは何人使ったか。そのOAの選手が世界大会を経験したことがあったかなかったか。そういうものを調べました。ブラジルはネイマールが1番で、ナイジェリアはミケルです。ホンジュラスやデンマークは世界的な経験を持った選手はなかなかいません」
「メキシコのOAである3人はロンドン五輪にも出場したペラルタも含めて全員が国内組です。ただ、五輪を経験しW杯を経験した選手を3人OAで使ってきました。国際経験と簡単に言いますが、世界大会に出る出ないだけではなく、ACLで戦う、CLに出る。そういう国際経験、普段のリーグ戦では当たらないような対戦相手と戦うことに関して言えば、メキシコはU-17W杯に4人出て、U-20W杯に10人出ています。18人中10人が大きな世界大会の予選リーグの戦い方を知っていますし、経験しています」
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世界中でも話題となり、本田圭佑からもツッコミを受けた日本代表のサポーターが意外な人物と繋がっていたようだ。 1日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループスE最終戦で日本はスペイン代表と対戦。劇的な逆転勝利を収め、グループ首位でベスト16入りを決めていた。 ドイツ代表戦に続いてのアップセットは世界中を驚かせた他、逆転ゴールに繋がった三笘薫の折り返しのシーンがラインを割っていたかどうかが大きな議論を呼ぶことに。国際サッカー連盟(FIFA)が公式見解を示すほどにまで発展していた。 今大会では日本人サポーターが世界中でバズることが多く、ドイツ戦前にFIFAの公式映像に映ったことで、世界中で美女サポーターだと大騒ぎになったSHONOさん、ドイツ戦で「私のボスへ。2週間の休暇を取らせてくれてありがとうございます!」と紙に書いた上、上司から返事をもらった男性サポーターなどがいた。 そんな中、スペイン戦でも1人のサポーターが注目の的に。田中碧の決勝ゴールが決まった後、すでに涙した姿が映し出された男性サポーターが大きな話題に。「ABEMA」で解説していた本田には、「まだ泣くの早いって」とツッコまれてしまったサポーターだが、実は元Jリーガーの親友だったという。 その選手とは、サガン鳥栖やベガルタ仙台、ガイナーレ鳥取、横浜FC、奈良クラブ、栃木シティFCでプレーし、今シーズンは松本山雅FCでGKコーチを務めていたシュナイダー潤之介氏だ。 シュナイダー潤之介氏は、自身のツイッターを更新。「親友が世界的にバズってて最高」とし、その男性サポーターがカメラに抜かれた写真を投稿していた。 ゴミ拾いも含め、何かと注目を集める日本代表関係者。意外な繋がりは他にもまだまだあるのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】本田圭佑に「泣くの早い」とツッコまれたサポーターの男性は世界でも話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">親友が世界的にバズってて最高 <a href="https://t.co/QlCar4pxMY">pic.twitter.com/QlCar4pxMY</a></p>— シュナイダー潤之介 (@j_schneider29) <a href="https://twitter.com/j_schneider29/status/1598648612720111616?ref_src=twsrc%5Etfw">December 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">ESPN FC(@espnfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.12.03 15:33 Sat2
内田篤人氏、中村憲剛氏、大黒将志氏らS級コーチ講習会の参加者が決定
日本サッカー協会(JFA)は19日、2023年度のS級コーチ養成講習会の受講者20名を発表した。 S級コーチのライセンスを取得すると、日本国内のすべてのサッカーチームの指導が可能。Jリーグクラブや日本代表などを指揮する際に必要となる。 また、アジアサッカー連盟(AFC)では最上位ライセンスの「Diploma-Pro」相当となり、AFC管轄の国でプロサッカーチームを指導ができることに。また欧州サッカー連盟(UEFA)では、最上位ライセンスである「UEFA Pro」とは互換性がなく、別途ライセンスが必要となる。 今回のメンバーには、日本代表経験者も多く参加しており、内田篤人氏(34)や中村憲剛氏(42)ら最近まで現役選手としてプレーしていた指導者も含まれる。 また、大黒将志氏(42)や明神智和氏(44)など日本代表でも活躍した指導者や、サガン鳥栖時代に選手へのパワハラ問題でA級ジェネラルコーチングライセンスへの降級処分を受けていた金明輝氏(41)も再取得のために受講することとなる。 ◆2023年度S級コーチ養成講習会受講者 内田篤人(34)/U-19日本代表 ロールモデルコーチ 大黒将志(42)/ガンバ大阪ユース コーチ 大塚真司(47)/ヴァンフォーレ甲府 ヘッドコーチ 小野智吉(43)/横浜FCユース コーチ 北嶋秀朗(44)/クリアソン新宿 ヘッドコーチ 金明輝(41)/FC町田ゼルビア ヘッドコーチ 佐藤由起彦(46)/FC東京 コーチ 島田裕介(41)/大宮アルディージャU-15 コーチ 田中遼太郎(33)/アビスパ福岡 コーチ 中後雅喜(40)/東京ヴェルディジュニアユース コーチ 塚原真也(37)/FC大阪 強化ダイレクター 津田琢磨(42)/栃木シティフットボールクラブ ヘッドコーチ 仲野浩(43)/JFAコーチ(関東女子担当) 中村憲剛(42)/U-16日本代表 ロールモデルコーチ 埴田健(40)/品川カルチャークラブ ヘッドコーチ 平川忠亮(43)/浦和レッズユース コーチ 平塚次郎(43)/湘南ベルマーレU-18 監督 明神智和(44)/ガンバ大阪ユース コーチ 村上佑介(38)/V・ファーレン長崎 コーチ 本橋卓巳(40)/松本山雅FC U-18 監督 2023.01.19 22:50 Thu3
「みんな似すぎ」「妹かわいらしい」浅野拓磨が兄妹7人勢揃いのレアショットで新年の挨拶「何年かぶりに揃いました」
ボーフムの日本代表FW浅野拓磨が、兄弟勢揃いの写真を投稿した。 カタール・ワールドカップ(W杯)では、初戦のドイツ代表戦で見事な逆転ゴールを決めた浅野。自身初のW杯では、ゴールだけでなく、前線からのプレスなどで見せ場を作っていた。 その浅野は、年末の挨拶として兄妹5人の集合写真を投稿して話題となっていたが、新年の挨拶では六男一女の全員が揃った姿を披露した。 浅野自身は三男で、次男の昇平さんは浅野が経営するパン屋「朝のらしさ」で店長を務めており、先日も登場。四男の浅野雄也はサンフレッチェ広島でプレーし、新シーズンからは北海道コンサドーレ札幌でプレーすることが決まっている。 また六男の浅野快斗は、ドイツ5部のジークブルガーSVでプレー。その他、長男の将輝さん、五男の史也さん、そして末っ子で長女の小春さんと7兄妹が勢揃いした。 浅野は「あけましておめでとうございます。何年かぶりに揃いました」と兄妹全員が久々に揃ったことを報告した。 この投稿にファンは「髪型はそれぞれでも、皆さん目元は似てますね」、「かっこいい」、「ブラボー!」、「みんな似すぎ」、「家族写真素敵」との声が集まる中、浅野とは17個歳が離れた末っ子の小春さんへのコメントが殺到。「かっこいいお兄ちゃんたちがいて、妹さん幸せですね」、「妹ちゃんが羨ましい」、「こんなに格好いいお兄ちゃんがたくさんいて幸せそう」、「妹かわいらしい」と様々な方面で活躍する兄たちに混ざる妹の可愛さが特別目立つようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】浅野拓磨、兄妹7人勢揃いのレアショット公開!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cm3ruH8v1KT/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cm3ruH8v1KT/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cm3ruH8v1KT/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Takuma Asano(@asatakugram)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.01.02 10:45 Mon4
日本代表のユニフォームに富士山を描いたら?海外メディアのデザインに反響「これは欲しい」「現実でも作ってほしい」
各国の都市や場所をモチーフにした代表ユニフォームを作ったら…。『Bleacher Report』がそのアイデアをもとに独自でユニフォームのデザインを考案している。 日本代表のユニフォームに選ばれたのは、日本国外でも日本の象徴として広く知られている富士山。青を基調としたユニフォームの前面に大きく富士山が描かれ、その後ろには大きな月をデザイン。富士山が月に照らされるような構図になっている。 上部には雲が、下部には水面が描かれており、富士山が反射しているようにも見えるデザインだ。また、日本代表の実際のユニフォームとは違い、シャツの袖口と襟は白であしらわれている。 日本代表とサプライヤーであるアディダスは、2002年の日韓・ワールドカップの際に「逆さ富士」をイメージしたシンプルなデザインのユニフォームを着用したことがあるが、当時より富士山をよりストレートにアピールしたデザインだ。 富士山が目を引くこのデザインについては、ファンも「これは普通に欲しい」、「かっこいい」、「美しい」、「現実でも作ってほしい」、「マスタークラス」とコメント。斬新なアイデアに目を奪われている。 なお、『Bleacher Report』は日本以外の国でも同じアイデアのユニフォーム案を考案。ブラジル代表(コルコバードのキリスト像)、フランス代表(エッフェル塔)、ドイツ代表(ブランデンブルク門)、イングランド代表(ビッグベン)、韓国代表(ソウル)、オランダ代表(アムステルダム)、カナダ代表(CNタワー)、エジプト代表(スフィンクス)、アメリカ代表(自由の女神)のユニフォームをデザインしている。 <span class="paragraph-title">【写真】富士山を大きく描いた日本代表のユニフォーム案(4枚目)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CxBOZSIIKGc/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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