【CLグループC展望】死の組、バルサとペップ・シティが対戦

2016.09.13 12:15 Tue
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▽今季のグループステージにおける死のグループ。優勝できる戦力を持つバルセロナマンチェスター・シティが突破候補ではあるものの、ボルシアMGとセルティックは一筋縄ではいかいないクラブであり、2強にとっては隙を見せられないグループだ。
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◆編集部予想
◎本命:バルセロナ
○対抗:マンチェスター・シティ
△連下:ボルシアMG
☆大穴:セルティック
◆選手層に厚み増し盤石の陣容~バルセロナ~
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▽その死のグループにおいて、2年前のCL王者でありリーガエスパニョーラ2連覇中のバルセロナが本命だ。メッシ、スアレス、ネイマールの通称“MSN”の破壊力は言わずもがな世界最高。バックアッパーにも今季チームにフィットしつつあるアルダや新戦力のアルカセルが控え、万全の陣容となっている。中盤もデニス・スアレスを買い戻し、将来有望なアンドレ・ゴメスを獲得と、ケガがちなイニエスタをカバーできる人材を揃えた。バックラインでは不動の右サイドバックだったダニエウ・アウベスが去ったが、中盤からコンバートされた成長著しいセルジ・ロベルトで十分に埋まるはず。左サイドバックにディーニュ、センターバックにユムティティの両フランス代表を獲得し、昨季露呈した選手層の薄さをカバーできるスカッドとなっている。GKに関してもブラーボがシティへ移籍したが、ここ2年はテア・シュテーゲンがCL専用GKとして戦ってきたため不安はない。仮に第2GKのシレッセンが起用されることになっても、オランダ代表とアヤックスで実績を積み上げてきており、安定感が失われることはないはずだ。◆ペップ就任で様変わりもチーム力アップ~マンチェスター・シティ~
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▽バルセロナに続くのは昨季クラブ史上初のCLベスト4進出を果たしたシティだ。バルセロナで14個、バイエルンで7個のタイトルを獲得したグアルディオラ監督を招へいしたシティは、新シーズンに向けて様変わりしている。守護神のハート、マンガラ、ナスリ、ボニーを構想外とし、ブラーボ、ストーンズ、ノリート、ギュンドアン、ザネらを次々に補強。自身のポゼッションスタイルにフィットする人材を迎え入れ、チームを大胆に様変わりさせた。そして、その効果はCLプレーオフやプレミアリーグで既に表れており、名将の下でチーム力が上がっていくことが大いに期待される。第3節、第4節で対戦する古巣バルセロナとの試合は要注目だ。
◆昨季に続き死のグループ~ボルシアMG~
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▽ポッド3においてトッテナムに次ぐ実力を持つと見られていたボルシアMGが、昨季に続いて死のグループに組み込まれた。ブンデス4位チームのボルシアMGは昨季初参戦となったCLでシティ、ユベントス、セビージャと同居し、いずれのクラブとも互角以上の戦いを見せたが、最下位に終わった。今季もシティ、そしてバルセロナとメガクラブとの対戦となったものの、柔軟な戦術を持ち縦に早いサッカーを志向するシューベルト監督の下、一泡吹かせることを狙っているはず。主力ではゲームメーカーのジャカが去ったが、より運動量に優れるクラマーを買い戻しており、チーム力の大幅な低下は避けられた。メガクラブ相手にも自陣に閉じこもらない果敢なサッカーを期待したい。

◆またもバルセロナと…~セルティック~
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▽3シーズンぶりのCL出場を果たしたスコットランド王者セルティックは、2012-13、2013-14シーズン同様にバルセロナと同居と、非情に厳しい組み分けとなった。前リバプール監督のロジャーズ監督を迎えたセルティックは予選2回戦から勝ち上がり、本選出場の切符を手に入れた。新戦力ではチャンピオンシップ(イングランド2部)のフルアムで15ゴールを決めて名を上げたムサ・デンベレと、リバプールを退団したベテランDFコロ・トゥーレを迎え入れた。これまでバルセロナを含めて多くのメガクラブが苦戦してきた6万人収容のセルティック・パークで存在感を示したい。

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