【日本代表プレビュー】ロシアW杯出場に向けた「大事な一歩」
2016.09.01 12:09 Thu
▽日本代表は1日、埼玉スタジアム2002でロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦である、UAE代表戦に臨む。6月のキリンカップサッカー2016以来、約3カ月ぶりとなる代表の活動は、非常に重要なものとなる。
▽オーストラリア代表、サウジアラビア代表、イラク代表、UAE代表、タイ代表とグループBで同居する日本は、9月の2試合をホームでUAEと、アウェイでタイと戦う。「最終予選の初戦で敗れたチームはW杯に出られない」という過去のデータを見ても、非常に重要な一戦となることは間違いない。先のリオ・デジャネイロ オリンピックでも、初戦のナイジェリア戦での敗戦が響いたことは言うまでもない。
◆忘れてはいけないアジアカップ
▽2015年1月──ハビエル・アギーレ前監督に率いられた日本は、オーストラリアの地で大会2連覇を目指しアジアカップに臨んだ。パレスチナ代表、イラク代表、ヨルダン代表とのグループステージ3試合は、いずれも無失点で3連勝。大会連覇に向けて好スタートを切ったように見えたが、準々決勝のUAE戦は1-1で120分間を終了。PK戦の末に敗れた。
▽日本は、その後ヴァイッド・ハリルホジッチ監督を招へいして現在に至っており、監督だけでなくメンバーや戦い方も変わっている。UAEは監督こそ変わっていないものの、メンバーの入れ替えは行われており、当時と同じチームとは言えない。
▽UAEのマハディ・アリ監督は「アジアカップはすでに歴史の一部。明日は違う試合になる」と語ったが、敗れた日本としては忘れるわけにはいかない一戦だ。リベンジとは異なる感情だが、最終予選の大事な初戦ということ以上に負けられない試合となる。
▽今回の2試合に向けてメンバー24名を選出したハリルホジッチ監督だが、DF長友佑都(インテル)、DF槙野智章(浦和レッズ)がケガにより不参加となり、DF丸山祐市(FC東京)、MF遠藤航(浦和レッズ)を追加招集した。
▽さらに、試合前日のトレーニングではMF柏木陽介(浦和レッズ)、DF昌子源(鹿島アントラーズ)も負傷により別メニュー調整となり、UAE戦の出場は回避することになりそうだ。22名となったチームで臨むことにはなるが、大きな問題にはならないと思う。むしろ、最終予選であれば、これぐらいのアクシデントを早めに、そしてホームで経験しておくことは重要になるだろう。
◆警戒すべきはあの男
▽対戦するUAEはこの試合に向けて、代表チームとして約2カ月間準備を行ってきたようだ。当然のごとくW杯に出場するという目的を達成するためであり、「プレシーズンの時期」とアリ監督が語ったように、選手のコンディション調整の意味もあって、長期の準備期間となったようだ。
▽そんなUAEだが、やはり警戒しなくてはいけないのが「あの10番」と選手たちが揃って口にしたMFオマール・アブドゥルラフマン(アル・アイン)である。2015年のアジアカップではベストイレブンに選出され、UAEの3位フィニッシュに貢献。精度の高いパスとゲームメイク力でチームを牽引した。
▽また、マンチェスター・シティの練習に参加した経験もあり、その他バルセロナやレアル・マドリー、アーセナル、ドルトムントなども獲得に興味を示していたこともある。UAEの心臓とも言えるアブドゥルラフマンは、やはり警戒しなくてはいけない選手だ。
◆現状のベストメンバーで
▽負傷者が出るなどベストメンバーを揃えられていない日本だが、最終予選ではベストメンバーを組める機会の方が少ないと考えるべきだろう。現時点でのベストメンバーが結果を出すことで、本大会に向けたチームとしての底上げも可能となってくる。
★予想フォーメーション[4-3-3]
▽GKはトレーニングを見る限り西川周作(浦和レッズ)が務めることになるだろう。ハリルホジッチ監督下で正守護神としての地位を確立し出している西川が、現時点ではファーストチョイスだ。
▽ディフェンスラインは右からDF酒井宏樹(マルセイユ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF森重真人(FC東京)、DF酒井高徳(ハンブルガーSV)となるはずだ。左サイドバックはDF太田宏介(フィテッセ)も招集されているが、クラブでの試合出場や代表での経験を考えれば酒井高になるだろう。
▽ボランチの一角はMF長谷部誠(フランクフルト)が務める。キャプテンとして日本代表を牽引する長谷部は、UAE戦に出場すればA代表100キャップ達成となる。史上6人目のA代表100キャップ達成をしっかりと勝利で飾りたい。また、本来であれば柏木を置く予定だったボランチのもう一角には、MF山口蛍(セレッソ大阪)を起用する可能性が高くなりそうだ。ドイツから日本に戻ってきたことは「残念」とハリルホジッチ監督は語ったものの、トレーニングではマンツーマン指導もあった。展開力に優れるMF大島僚太(川崎フロンターレ)の起用も考えられるが、初戦ということと経験値を考えれば山口が優勢と見る。
▽また、トップ下にはMF香川真司(ドルトムント)が入り、両ワイドは右にFW本田圭佑(ミラン)、左にMF清武弘嗣(セビージャ)が入ると見る。合流間もない清武はコンディション面に不安はあるものの、先発する可能性は高いだろう。1トップはFW岡崎慎司(レスター・シティ)が務める。
◆絶対に負けられない初戦
▽ここからW杯出場権を懸けた最終予選が約1年間にわたって行われる。ホームで迎えられる初戦を落とすことは許されない。「2試合勝ちにいかなければならない」とハリルホジッチ監督が前日会見で語ったように、UAE戦、そしてタイ戦で連勝し、良いスタートを切りたい所だ。大事なW杯アジア最終予選の初戦となるUAE戦は1日(金)の19時35分キックオフを迎える。
▽オーストラリア代表、サウジアラビア代表、イラク代表、UAE代表、タイ代表とグループBで同居する日本は、9月の2試合をホームでUAEと、アウェイでタイと戦う。「最終予選の初戦で敗れたチームはW杯に出られない」という過去のデータを見ても、非常に重要な一戦となることは間違いない。先のリオ・デジャネイロ オリンピックでも、初戦のナイジェリア戦での敗戦が響いたことは言うまでもない。
◆忘れてはいけないアジアカップ
▽2015年1月──ハビエル・アギーレ前監督に率いられた日本は、オーストラリアの地で大会2連覇を目指しアジアカップに臨んだ。パレスチナ代表、イラク代表、ヨルダン代表とのグループステージ3試合は、いずれも無失点で3連勝。大会連覇に向けて好スタートを切ったように見えたが、準々決勝のUAE戦は1-1で120分間を終了。PK戦の末に敗れた。
▽UAEのマハディ・アリ監督は「アジアカップはすでに歴史の一部。明日は違う試合になる」と語ったが、敗れた日本としては忘れるわけにはいかない一戦だ。リベンジとは異なる感情だが、最終予選の大事な初戦ということ以上に負けられない試合となる。
◆アクシデント続出も問題はなし
▽今回の2試合に向けてメンバー24名を選出したハリルホジッチ監督だが、DF長友佑都(インテル)、DF槙野智章(浦和レッズ)がケガにより不参加となり、DF丸山祐市(FC東京)、MF遠藤航(浦和レッズ)を追加招集した。
▽さらに、試合前日のトレーニングではMF柏木陽介(浦和レッズ)、DF昌子源(鹿島アントラーズ)も負傷により別メニュー調整となり、UAE戦の出場は回避することになりそうだ。22名となったチームで臨むことにはなるが、大きな問題にはならないと思う。むしろ、最終予選であれば、これぐらいのアクシデントを早めに、そしてホームで経験しておくことは重要になるだろう。
◆警戒すべきはあの男
▽対戦するUAEはこの試合に向けて、代表チームとして約2カ月間準備を行ってきたようだ。当然のごとくW杯に出場するという目的を達成するためであり、「プレシーズンの時期」とアリ監督が語ったように、選手のコンディション調整の意味もあって、長期の準備期間となったようだ。
▽そんなUAEだが、やはり警戒しなくてはいけないのが「あの10番」と選手たちが揃って口にしたMFオマール・アブドゥルラフマン(アル・アイン)である。2015年のアジアカップではベストイレブンに選出され、UAEの3位フィニッシュに貢献。精度の高いパスとゲームメイク力でチームを牽引した。
▽また、マンチェスター・シティの練習に参加した経験もあり、その他バルセロナやレアル・マドリー、アーセナル、ドルトムントなども獲得に興味を示していたこともある。UAEの心臓とも言えるアブドゥルラフマンは、やはり警戒しなくてはいけない選手だ。
◆現状のベストメンバーで
▽負傷者が出るなどベストメンバーを揃えられていない日本だが、最終予選ではベストメンバーを組める機会の方が少ないと考えるべきだろう。現時点でのベストメンバーが結果を出すことで、本大会に向けたチームとしての底上げも可能となってくる。
★予想フォーメーション[4-3-3]

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▽GKはトレーニングを見る限り西川周作(浦和レッズ)が務めることになるだろう。ハリルホジッチ監督下で正守護神としての地位を確立し出している西川が、現時点ではファーストチョイスだ。
▽ディフェンスラインは右からDF酒井宏樹(マルセイユ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF森重真人(FC東京)、DF酒井高徳(ハンブルガーSV)となるはずだ。左サイドバックはDF太田宏介(フィテッセ)も招集されているが、クラブでの試合出場や代表での経験を考えれば酒井高になるだろう。
▽ボランチの一角はMF長谷部誠(フランクフルト)が務める。キャプテンとして日本代表を牽引する長谷部は、UAE戦に出場すればA代表100キャップ達成となる。史上6人目のA代表100キャップ達成をしっかりと勝利で飾りたい。また、本来であれば柏木を置く予定だったボランチのもう一角には、MF山口蛍(セレッソ大阪)を起用する可能性が高くなりそうだ。ドイツから日本に戻ってきたことは「残念」とハリルホジッチ監督は語ったものの、トレーニングではマンツーマン指導もあった。展開力に優れるMF大島僚太(川崎フロンターレ)の起用も考えられるが、初戦ということと経験値を考えれば山口が優勢と見る。
▽また、トップ下にはMF香川真司(ドルトムント)が入り、両ワイドは右にFW本田圭佑(ミラン)、左にMF清武弘嗣(セビージャ)が入ると見る。合流間もない清武はコンディション面に不安はあるものの、先発する可能性は高いだろう。1トップはFW岡崎慎司(レスター・シティ)が務める。
◆絶対に負けられない初戦
▽ここからW杯出場権を懸けた最終予選が約1年間にわたって行われる。ホームで迎えられる初戦を落とすことは許されない。「2試合勝ちにいかなければならない」とハリルホジッチ監督が前日会見で語ったように、UAE戦、そしてタイ戦で連勝し、良いスタートを切りたい所だ。大事なW杯アジア最終予選の初戦となるUAE戦は1日(金)の19時35分キックオフを迎える。
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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C2ykK1op4bz/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">日本サッカー協会(JFA)/日本代表/なでしこジャパン(@japanfootballassociation)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.02.01 13:40 Thu3
「まだ泣くの早いって」と本田圭佑にツッコまれた日本代表サポーター、元Jリーガーの親友だった「親友が世界的にバズってて最高」
世界中でも話題となり、本田圭佑からもツッコミを受けた日本代表のサポーターが意外な人物と繋がっていたようだ。 1日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループスE最終戦で日本はスペイン代表と対戦。劇的な逆転勝利を収め、グループ首位でベスト16入りを決めていた。 ドイツ代表戦に続いてのアップセットは世界中を驚かせた他、逆転ゴールに繋がった三笘薫の折り返しのシーンがラインを割っていたかどうかが大きな議論を呼ぶことに。国際サッカー連盟(FIFA)が公式見解を示すほどにまで発展していた。 今大会では日本人サポーターが世界中でバズることが多く、ドイツ戦前にFIFAの公式映像に映ったことで、世界中で美女サポーターだと大騒ぎになったSHONOさん、ドイツ戦で「私のボスへ。2週間の休暇を取らせてくれてありがとうございます!」と紙に書いた上、上司から返事をもらった男性サポーターなどがいた。 そんな中、スペイン戦でも1人のサポーターが注目の的に。田中碧の決勝ゴールが決まった後、すでに涙した姿が映し出された男性サポーターが大きな話題に。「ABEMA」で解説していた本田には、「まだ泣くの早いって」とツッコまれてしまったサポーターだが、実は元Jリーガーの親友だったという。 その選手とは、サガン鳥栖やベガルタ仙台、ガイナーレ鳥取、横浜FC、奈良クラブ、栃木シティFCでプレーし、今シーズンは松本山雅FCでGKコーチを務めていたシュナイダー潤之介氏だ。 シュナイダー潤之介氏は、自身のツイッターを更新。「親友が世界的にバズってて最高」とし、その男性サポーターがカメラに抜かれた写真を投稿していた。 ゴミ拾いも含め、何かと注目を集める日本代表関係者。意外な繋がりは他にもまだまだあるのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】本田圭佑に「泣くの早い」とツッコまれたサポーターの男性は世界でも話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">親友が世界的にバズってて最高 <a href="https://t.co/QlCar4pxMY">pic.twitter.com/QlCar4pxMY</a></p>— シュナイダー潤之介 (@j_schneider29) <a href="https://twitter.com/j_schneider29/status/1598648612720111616?ref_src=twsrc%5Etfw">December 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">ESPN FC(@espnfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.12.03 15:33 Sat4
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon5