アルゼンチン代表の指揮官候補にラツィオ監督就任で合意のビエルサ氏が浮上…ローマ到着も突如1日延期に

2016.07.06 12:50 Wed
Getty Images
▽ヘラルド・マルティーノ氏のアルゼンチン代表監督辞任の影響が、イタリアにも及びそうだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、今回の件でラツィオが不安視しているとのことだ。
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▽2014年のブラジル・ワールドカップ終了後にアルゼンチン代表の指揮官に就任したマルティーノ氏は、2015年にチリで行われたコパ・アメリカ、そして今年アメリカで行われたコパ・アメリカ・センテナリオの2大会連続でチームを決勝に導いた。しかし、いずれもチリ代表の前に敗戦し、タイトル獲得はならず。5日に辞任が発表された。▽マルティーノ氏が退任したアルゼンチン代表の後任監督の候補には、1998年から2004年まで同代表を率いたマルセロ・ビエルサ氏の名前が浮上。しかし、ビエルサ氏は2016-17シーズンからラツィオを率いることで合意している。
▽ビエルサ氏は、6日にローマに到着し新シーズンに向けてチームも始動するはずだったが、突如到着が1日延期。この動きをラツィオは不安視し、ビエルサ氏がアルゼンチン代表監督に就任するのではないかと憶測している。

▽どの様な決定が下されるかは分からないが、ラツィオがビエルサ氏にフラれることとなれば、新シーズン開幕が約1カ月後に迫るこのタイミングで、大きな方向転換をせざるを得なくなりそうだ。

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