【U-23南ア代表監督会見】組織の日本を崩すのは難しい。ポゼッションサッカーで対応する
2016.06.29 13:58 Wed
6月29日にU-23日本代表と対戦するU-23南アフリカ代表が来日し、28日には公式会見と公式トレーニングが行われた。会見にはオーウェン・ダガマ監督が登壇。現在のチーム状況や日本戦に向けた抱負を語った。
「U-23日本代表は戦術的に組織だったチームでとても崩しにくい。我々のポゼッションサッカーがどこまで彼らを崩せるか試してみたい」と話している。
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【オーウェン・ダガマ監督会見】
ー日本戦に向けて。
まず日本サッカー協会に対してこのような機会をくださったこと感謝いたします。日本はイラクと戦って五輪の切符を手にしています。世界中スタイルは違えど、日本は戦術的な面ですごく長けているチームだと思います。アジアのチャンピオンですし、この機会をいただいて感謝しています。
ー予選通過後、どのようなところに重点を置いて強化してきたか?
チームがしっかりと理解し合えてチームがひとつになれるというところに焦点を置きました。我々が(五輪で)戦うのは、ブラジル、デンマーク、イラクと強豪が揃っているグループですので、そういう意味でもチームとして一丸となって戦える姿勢が大事だと思います。それから、ここまでの予選では、チーム事情で出場させてもらえなかった選手もいますが、選手が個々に来てそろった状態ですので、いい試合を戦いたいと思っています。
ー日本戦はリオ五輪のためにいろいろ試すのか、仕上がりを見るのでしょうか。
先日、トゥーロン(コサファカップ)で優勝したばかりのチームです。ある程度の準備ができていて、準備の最終段階にきています。それは戦術的な面でしっくりくるかという面です。その段階で日本のような組織だったチームと戦えることはうれしく思います。日本はイングランド、パラグアイ、ポルトガル、ギニアに対しても素晴らしい試合をしました。日本がどういった戦いをするかはある程度想定はできています。難しいことですが、真剣勝負を日本と2〜3試合行いたいほどです。一つ言えるのはあすは真剣勝負として臨みたいと思いますし、リオに向けての最終段階という位置づけです。
ーこのメンバーの中からリオ五輪メンバーを選ぶのでしょうか?欧州などでプレーする選手が追加されるのでしょうか?
7月14日の段階で18人+4人を選ばなければいけないんですけど、今回の来日メンバーがほぼほぼリオに行くメンバー構成に近いということです。2人がヨハネスブルグのカップ戦では出られなかったんですけど、プレミアリーグに昇格し、参加しています。このメンバーの中からメンバーを選ぶかは決まっていませんが、ほぼ最終メンバーに近いメンバーで来日しています。
ー試合に向けた中心選手をポジションごとに教えてください。
GKは20番のジョディー・フェブラリー。セネガルとの試合でPKを4本ストップしました。1本は試合中で、残り3本はPK戦です。そのくらい力があるGKです。
DFは2番のリバルド・コッツィーエ。U−20、U−23、A代表でもプレーをしている一番若いんですけど、一番代表で経験が長い選手です。先日のカップ戦でもキャプテンを努めており、欧州のクラブから声がかかっている注目の選手です。
MFは14番のギフト・モトゥパ。南アフリカでは一番のチームでプレーしていて、(国内の)チャンピオンズリーグの決勝にも出場し、トップレベルでの活躍している選手です。
FWは10番のメンジ・マスク。オーランド・パイレーツの選手ですが、U-23のイニエスタと呼ばれている選手です。非常に集中力が高く、彼が要になって攻撃のキッカケを作る選手です。
ー組織だった日本に対してどのようなサッカーで打ち破っていくのでしょうか。
U-23日本代表は失点が少なく、戦術的に組織だったチームでチームとしてプレーできる選手が多く、とても崩しにくいチームだと見ています。我々のサッカーはポゼッションサッカーなので彼らをどこまで崩せるか試してみたいですし、ただそれが難しいことだと理解しています。
提供:goal.com
「U-23日本代表は戦術的に組織だったチームでとても崩しにくい。我々のポゼッションサッカーがどこまで彼らを崩せるか試してみたい」と話している。
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【オーウェン・ダガマ監督会見】
ー日本戦に向けて。
まず日本サッカー協会に対してこのような機会をくださったこと感謝いたします。日本はイラクと戦って五輪の切符を手にしています。世界中スタイルは違えど、日本は戦術的な面ですごく長けているチームだと思います。アジアのチャンピオンですし、この機会をいただいて感謝しています。
ー予選通過後、どのようなところに重点を置いて強化してきたか?
チームがしっかりと理解し合えてチームがひとつになれるというところに焦点を置きました。我々が(五輪で)戦うのは、ブラジル、デンマーク、イラクと強豪が揃っているグループですので、そういう意味でもチームとして一丸となって戦える姿勢が大事だと思います。それから、ここまでの予選では、チーム事情で出場させてもらえなかった選手もいますが、選手が個々に来てそろった状態ですので、いい試合を戦いたいと思っています。
ー日本戦はリオ五輪のためにいろいろ試すのか、仕上がりを見るのでしょうか。
先日、トゥーロン(コサファカップ)で優勝したばかりのチームです。ある程度の準備ができていて、準備の最終段階にきています。それは戦術的な面でしっくりくるかという面です。その段階で日本のような組織だったチームと戦えることはうれしく思います。日本はイングランド、パラグアイ、ポルトガル、ギニアに対しても素晴らしい試合をしました。日本がどういった戦いをするかはある程度想定はできています。難しいことですが、真剣勝負を日本と2〜3試合行いたいほどです。一つ言えるのはあすは真剣勝負として臨みたいと思いますし、リオに向けての最終段階という位置づけです。
ーこのメンバーの中からリオ五輪メンバーを選ぶのでしょうか?欧州などでプレーする選手が追加されるのでしょうか?
7月14日の段階で18人+4人を選ばなければいけないんですけど、今回の来日メンバーがほぼほぼリオに行くメンバー構成に近いということです。2人がヨハネスブルグのカップ戦では出られなかったんですけど、プレミアリーグに昇格し、参加しています。このメンバーの中からメンバーを選ぶかは決まっていませんが、ほぼ最終メンバーに近いメンバーで来日しています。
ー試合に向けた中心選手をポジションごとに教えてください。
GKは20番のジョディー・フェブラリー。セネガルとの試合でPKを4本ストップしました。1本は試合中で、残り3本はPK戦です。そのくらい力があるGKです。
DFは2番のリバルド・コッツィーエ。U−20、U−23、A代表でもプレーをしている一番若いんですけど、一番代表で経験が長い選手です。先日のカップ戦でもキャプテンを努めており、欧州のクラブから声がかかっている注目の選手です。
MFは14番のギフト・モトゥパ。南アフリカでは一番のチームでプレーしていて、(国内の)チャンピオンズリーグの決勝にも出場し、トップレベルでの活躍している選手です。
FWは10番のメンジ・マスク。オーランド・パイレーツの選手ですが、U-23のイニエスタと呼ばれている選手です。非常に集中力が高く、彼が要になって攻撃のキッカケを作る選手です。
ー組織だった日本に対してどのようなサッカーで打ち破っていくのでしょうか。
U-23日本代表は失点が少なく、戦術的に組織だったチームでチームとしてプレーできる選手が多く、とても崩しにくいチームだと見ています。我々のサッカーはポゼッションサッカーなので彼らをどこまで崩せるか試してみたいですし、ただそれが難しいことだと理解しています。
提供:goal.com
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