【コパ・アメリカ グループD総括】アルゼンチンとチリが順当突破
2016.06.16 06:33 Thu
チーム | Pts | 試 | +/- | |
---|---|---|---|---|
1 | ARG | 9 | 3 | 9 |
2 | CHL | 6 | 3 | 2 |
3 | PAN | 3 | 3 | -6 |
4 | BOL | 0 | 3 | -5 |
▽このグループは順当な結果に落ち着いた。アルゼンチンとチリの2強がそれぞれ突破を果たしている。初戦で激突した2強は堅守速攻を貫いたアルゼンチンがチリに勝利。勢いに乗ったアルゼンチンは続くパナマ戦で復活したFWメッシが圧巻のハットトリックを達成するなど、5-0と圧勝して決勝トーナメント進出を決めた。FWイグアインが不発に終わっている点のみ気がかりだが、最終節ボリビア戦では主力を温存しており、ベスト8のベネズエラ戦に向けて視界良好だ。
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▽アルゼンチン戦を落として躓いたチリは、続くボリビア戦も後半追加タイム弾で辛勝と、サンパオリ体制下のような強さは発揮しきれていない。それでも主軸であるFWサンチェスとMFビダルがさすがの存在感を示し、決勝トーナメントに進出した格好だ。ピッツィ監督の下で連動性に優れたサッカーを取り戻せるかが連覇の鍵となりそうだが、まずはベスト8で同じくグラウンダー主体のサッカーを志向するメキシコとの実力拮抗の一戦を制すことができるかに注目だ。▽パナマとボリビアはやはりチーム力で2強にかなわなかった。パナマは初戦のボリビア戦をモノにしたが、続くアルゼンチン戦で大敗。最終節の決勝トーナメント進出を懸けたチリ戦では先制する善戦を見せたが、2-4で力負けに終わった。そして、昨年のコパ・アメリカで決勝トーナメントに進出するサプライズを起こしたボリビアだったが、3連敗で見せ場なく大会を去っている。PR
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