【コパ・アメリカ グループC展望】本命ウルグアイとメキシコにベネズエラが絡めるか
2016.06.05 18:00 Sun
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◆本命ウルグアイとメキシコにベネズエラが絡めるか▽グループの本命はストライカーとセンターバックに世界最高の選手を揃えるウルグアイだ。今季のリーガで40ゴール16アシストをマークした絶対的エースのスアレスこそハムストリングの負傷で決勝トーナメントからの出場となることが予想されているが、リーグ・アンで19ゴールを挙げたカバーニがおり、大幅な得点力ダウンの懸念は少ない。そして、バックラインには世界最高の守備力を誇ったアトレティコ・マドリーのレギュラーセンターバック・コンビであるゴディンとホセ・ヒメネスが構えており、守備面での計算が立つ。中盤にもヴェシーノやアレバロ・リオスら泥臭いハードワーカーを揃えており、大崩れすることは考えにくい。
▽そのウルグアイに続くと見られるのがメキシコだ。チームを牽引するのはレバークーゼンで17ゴールを挙げ、欧州移籍後キャリア最高のシーズンを過ごしたエルナンデス。決定機を確実に決めきるフィニッシュワークを武器にメキシコを高みへと導くはずだ。エルナンデスの他にも中盤にPSVでボランチとして新境地を開拓しているグアルダード、バックラインに大ベテランのマルケスが構えることで安定した試合運びが期待できる。▽ウルグアイ、メキシコを脅かせる存在として期待されるのが昨年のコパ・アメリカで厳しいグループに組み込まれながらも善戦したベネズエラだ。結果的に最下位に終わったが、コロンビアに勝利し、ブラジルに善戦した戦いぶりは見事だった。エースのロンドンを軸に新進気鋭のアタッカーであるペニャランダやホセフ・マルティネスらが噛み合えば、2強を食うことも可能だ。戦力的に最も劣るジャマイカだが、センターバックにはレスター・シティの奇跡の優勝に貢献したモーガンがおり、彼を軸に耐える粘り強い戦いができれば、番狂わせを起こせるかもしれない。
▽6/6(月)
【第1節】
《6:00》
ジャマイカ vs ベネズエラ
《9:00》
メキシコ vs ウルグアイ
【第2節】
▽6/10(金)
《8:30》
ウルグアイ vs ベネズエラ
《11:00》
メキシコ vs ジャマイカ
【第3節】
▽6/13(月)
《9:00》
メキシコ vs ベネズエラ
ウルグアイ vs ジャマイカ
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