広島を破っての16強進出を喜ぶ山東監督「強い相手を下して突破できた」

2016.04.21 17:50 Thu
20日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループF第5節の試合で、サンフレッチェ広島は山東魯能(中国)とアウェイで対戦し、0-1の敗戦に終わった。この結果、山東はグループ2位での決勝トーナメント進出、広島はグループステージ敗退が決定している。

山東、FCソウル(韓国)に連敗を喫したあとブリーラム・ユナイテッド(タイ)に2連勝し、グループ突破に望みをつないでいた昨季Jリーグ王者だが、今季のアジアでの戦いは早くも終わりを迎えることになってしまった。序盤のセットプレーからブラジル代表FWジエゴ・タルデリに奪われた1点を返せず、そのまま黒星に終わった。

一方の山東は2005年以来11年ぶりとなるACL決勝トーナメント進出が確定。マノ・メネゼス監督は試合後に次のように喜びのコメントを述べている。AFC(アジアサッカー連盟)公式サイトが伝えた。

「我々は今年のACLのいくつかの試合で問題を抱えていた。たとえばソウルとのホームゲームもそうだったが、常にそういう敗戦から学べるようにするべきだ」

「今はシーズンのはじめにいた場所に戻ってきた。堅固な守備が戻ってきて、4試合でわずか1点しか奪われていない。今日は強い相手との対戦だったので、ゴールを奪ってからはポゼッションを維持しようと努めた。こういう強いチームとの対戦でグループを突破できたことには非常に大きな価値があると思う」

5月4日に行われるグループ最終節では、広島はグループ首位通過を決めたFCソウルとホームで対戦。山東はアウェイでブリーラムと対戦する。

提供:goal.com

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