【倉井史也のJリーグ】九州地方のみなさんどうかご無事で!!の巻

▽まず、熊本地方を中心に起きた地震の被害者の方にお見舞いを申し上げます。東日本大震災のときには、数日間余震が続きました。どうか引き続き安全にお過ごしください。

▽週末のJリーグが開催できるかどうか今後判断があるでしょうが、まずは安全の確保が大切です。東日本大震災の際は、いくつもの競技場が大きな被害に遭いました。ピッチに問題がなくとも、スタンドが問題で試合ができないということも出てくるでしょう。

▽ちなみに今週九州で開催される予定のゲームは、
4月16日(土)13時 福岡vs名古屋
4月16日(土)19時 鳥栖vs神戸
4月17日(日)13時 長崎vs水戸
4月17日(日)13時 鹿児島vs相模原
4月17日(日)14時 大分vs福島
▽そして一番被害が大きい熊本は、4月17日(日)16時 京都vs熊本のアウェイゲームになっています。

▽現在J1では鳥栖が16位、福岡が17位と両チームとも降格圏。J2では長崎が17位、北九州が20位、J3では大分がプレーオフ圏の2位、鹿児島が7位。そして熊本は一時首位に立っていたけれど、現在はプレーオフ圏の5位と踏ん張りどころなのです。▽どこもこれから踏ん張らなければならない状態です。でもあまり焦ってほしくない。

▽もし開催できたとしても、試合中に余震のある可能性があります。そんなときは落ち着いて行動しましょう。一番危ないのは慌てて出口に向かうこと。日本のスタジアムの欠点の一つに、スタジアムからの出口が少なくて狭いことがあります。照明などの落下に気を付けながら、押し合い圧し合いを避けることが大切です。

▽それからスタジアムに行くまでの道路がデコボコになったり、橋の部分が浮いたりしていました。スタジアムが無事でも途中の道が大変かもしれないので、それにもどうかお気を付けください。試合が開催されても、行かない勇気というのもあると思います。

▽とにかく、みなさんの無事をお祈りします。