【プレビュー】CLの舞台でリーガ頂上対決《バルセロナvsアトレティコ・マドリー》
2016.04.05 07:00 Tue
▽チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが5日の日本時間27:45からカンプ・ノウで開催される。
▽アーセナルとのラウンド16を2戦合計5-1で大勝したバルセロナは、2シーズン連続のシーズン3冠に向けて視界良好だ。だが、直近の国内リーグでは、永遠の宿敵であるレアル・マドリーとの“エル・クラシコ”で痛恨の逆転負けを喫し、公式戦無敗記録が39試合でストップ。インターナショナルウィーク明けのコンディション不良に加え、クラシコ敗戦によるメンタル面のショックが、リーガでも覇権を争うアトレティコとの頂上決戦にどのような影響を及ぼすか。
▽一方、伏兵PSVと210分間ゴールレスの激闘を演じたアトレティコは、PK戦の末に辛くもベスト8進出を決めた。だが、直後のスポルティング・ヒホン戦で敗戦を喫したチームは、最終ラインに負傷者が続出。それでも、直近のリーグ戦ではベティス相手に今シーズン最多の5ゴールを奪って大勝しており、前回王者相手のアウェイゲームに臆せず臨めるはずだ。
▽バルセロナ予想スタメン
GK:テア・シュテーゲン
DF:ダニエウ・アウベス、ピケ、マスチェラーノ、ジョルディ・アルバ
MF:ラキティッチ、ブスケッツ、イニエスタ
FW:メッシ、スアレス、ネイマール
出場停止者:なし
負傷者:DFマテュー(ヒザ)、アドリアーノ(ハムストリング)、FWサンドロ・ラミレス(ハムストリング)
▽出場停止者はいない。逆に、アーセナルとの2ndレグを累積警告で欠場したピケがサスペンション明けで戻ってくる。ケガ人に関しては、アドリアーノやサンドロ・ラミレスに加え、インターナショナルウィークに負傷したマテューが欠場となる。
▽アトレティコ・マドリー予想スタメン
GK:オブラク
DF:フアンフラン、サビッチ、ゴディン、フィリペ・ルイス
MF:コケ、ガビ、アウグスト・フェルナンデス、サウール・ニゲス
FW:グリーズマン、ビエット
負傷者:DFゴディン(ヒザ)、ホセ・ヒメネス(ヒザ)、サビッチ(つま先)、MFチアゴ(脛)、カラスコ(足首)、オリベル・トーレス
▽出場停止者はいない。だが、ゴディンとホセ・ヒメネスを始め、センターバックに負傷者が続出している。直前の報道でゴディン、サビッチが復帰できる見込みだと報じられているが、彼らが間に合わない場合はベティス戦で起用された若手センターバックコンビで臨む可能性が高い。また、前回対戦で躍動したカラスコも軽傷を抱えており、スタートから起用できるか微妙なところだ。システムに関しては[4-4-2]か、[4-1-4-1]のいずれかを採用する見込みだ。
★タクティカル・プレビュー
◆智将シメオネの策はいかに
▽ポゼッションスタイルの最高峰バルセロナと、堅守速攻の最高峰アトレティコが対峙する一戦は、互いの持ち味が真っ向からぶつかり合ういつも通りの展開となるはずだ。ただ、スタイルを崩さないバルセロナに対して、アトレティコは臨機応変にシステムやプレスのかけ方を変えてくるため、智将シメオネの採用する策次第で試合展開が変わってくるはずだ。
▽負傷者続出のアトレティコとは異なり、ベストメンバーでこの試合に臨めるバルセロナだが、3日目に行われた“エル・クラシコ”で露呈した深刻なコンディション不良の影響が気がかりだ。このクラシコでは、インターナショナルウィークでワールドカップ南米予選を戦ったメッシとスアレス、ネイマールの“MSN”の運動量不足が顕著で個の打開力、前線からのファーストディフェンスのいずれも低調で、それが攻め手の不足とチーム全体の守備に悪影響を及ぼしていた。
▽クラシコで守備的に戦ったレアル・マドリーと同様に堅守速攻スタイルを採るアトレティコとの今回の試合でもクラシコと似たような戦いとなるため、“MSN”を筆頭にコンディションのリカバリーが最も重要となる。
▽また、“MSN”のコンディションと同様にクラシコで気になったのは、攻守両面で中盤の存在感が希薄だったことだ。これはルイス・エンリケ体制で採用する“MSN”の生かし方による影響が大きいが、彼らが攻め切れない状況では不用意にロングカウンターを食らう温床となるだけでなく、試合のペースを自分たちで掴み切れないという弊害にも繋がる。
▽とりわけ、クラシコ後半のネガティブトランジション(攻撃から守備への切り替え)の場面では、中盤でボールを落ち着けられなかった影響でチーム全体が間延びしてしまい、中盤でのフィルターがほとんど利かず、センターバックの2枚が複数の相手選手を同時に見る難しい対応を強いられた。さらに3トップとうまく絡めず、無駄に高い位置取りでピンチを招いていた両サイドバックのプレーも気がかりだった。
▽したがって、アトレティコ戦では“MSN”のコンディションに限らず、試合のペースをコントロールするためのマイボールの時間を増やすと共に、全体をコンパクトに保つ原点回帰の戦いを意識したい。また、対アトレティコという部分では、経験の少ないセンターバックに対して、立ち上がりからアグレッシブに仕掛けていくことも重要だ。
◆負傷者の影響抱える最終ラインのプレーが鍵、ブスケッツ封じは~アトレティコ・マドリー~
▽リーガ6戦連発のグリーズマンを筆頭に攻撃陣が好調を保つアトレティコだが、ホセ・ヒメネスの欠場に加え、負傷明けのゴディンとサビッチがぶっつけ本番での起用が予想される守備陣は、世界最高峰の攻撃を誇るバルセロナとの一戦に対して、一番の懸念材料だ。
▽アトレティコは元来、シメオネ監督の植え付けた組織的な守備で守っているものの、卓越したフィジカルを誇るホセ・ヒメネスと、世界屈指の守備者ゴディンの個人能力に依存している部分も少なくない。いずれも負傷明けでコンディションが万全でないサビッチやゴディンが、バルセロナ相手に無理の利くパフォーマンスができるか、やや疑問が残る。また、ベティス戦で上々のパフォーマンスを見せたリュカとモンサルベの若手センターバックコンビも決して悪くないが、経験不足や周囲との連係面で多くの不安を残す。
▽守備面で穴を抱えるシメオネ監督としては、今年1月の前回対戦のように2トップが相手センターバックにハイプレスを仕掛けるか、自陣にこもって[4-5]の2ラインによる堅固なブロックを築くか、いずれかの守備プランを考えているはずだ。ただ、前から行けば、プレスを剥がされた際にセンターバックコンビが“MSN”に対して、個で対峙する場面が増え、引いて守った場合も密集地帯での繊細なマークの受け渡しなどが求められるため、同監督がどちらのリスクを取るか、注目だ。
▽また、ハイプレスを採用するか否かに限らず、前回対戦で課題として残った相手ビルドアップ時の対応にも注目が集まる。この試合では立ち上がりから2トップがバルセロナの2センターバックにプレッシャーをかけたものの、時間の経過と共にビルドアップ時にセンターバックの位置まで下りてきたブスケッツに3対2の数的優位を作られた結果、プレスが機能不全に陥ったため、ブスケッツ封じを含めた何らかの策を講じたい。さらに、攻撃の部分ではメッシとネイマールのプレスバックが甘く、クラシコで攻めどころとなっていたサイドを起点に、少ないチャンスをエースのグリーズマンやトーレス、ビエットらが仕留められるかが鍵となる。
▽アーセナルとのラウンド16を2戦合計5-1で大勝したバルセロナは、2シーズン連続のシーズン3冠に向けて視界良好だ。だが、直近の国内リーグでは、永遠の宿敵であるレアル・マドリーとの“エル・クラシコ”で痛恨の逆転負けを喫し、公式戦無敗記録が39試合でストップ。インターナショナルウィーク明けのコンディション不良に加え、クラシコ敗戦によるメンタル面のショックが、リーガでも覇権を争うアトレティコとの頂上決戦にどのような影響を及ぼすか。
▽一方、伏兵PSVと210分間ゴールレスの激闘を演じたアトレティコは、PK戦の末に辛くもベスト8進出を決めた。だが、直後のスポルティング・ヒホン戦で敗戦を喫したチームは、最終ラインに負傷者が続出。それでも、直近のリーグ戦ではベティス相手に今シーズン最多の5ゴールを奪って大勝しており、前回王者相手のアウェイゲームに臆せず臨めるはずだ。
◆バルセロナ◆
【4-3-3】
【4-3-3】

GK:テア・シュテーゲン
DF:ダニエウ・アウベス、ピケ、マスチェラーノ、ジョルディ・アルバ
MF:ラキティッチ、ブスケッツ、イニエスタ
FW:メッシ、スアレス、ネイマール
出場停止者:なし
負傷者:DFマテュー(ヒザ)、アドリアーノ(ハムストリング)、FWサンドロ・ラミレス(ハムストリング)
◆アトレティコ・マドリー◆
【4-4-2】
【4-4-2】

GK:オブラク
DF:フアンフラン、サビッチ、ゴディン、フィリペ・ルイス
MF:コケ、ガビ、アウグスト・フェルナンデス、サウール・ニゲス
FW:グリーズマン、ビエット
負傷者:DFゴディン(ヒザ)、ホセ・ヒメネス(ヒザ)、サビッチ(つま先)、MFチアゴ(脛)、カラスコ(足首)、オリベル・トーレス
▽出場停止者はいない。だが、ゴディンとホセ・ヒメネスを始め、センターバックに負傷者が続出している。直前の報道でゴディン、サビッチが復帰できる見込みだと報じられているが、彼らが間に合わない場合はベティス戦で起用された若手センターバックコンビで臨む可能性が高い。また、前回対戦で躍動したカラスコも軽傷を抱えており、スタートから起用できるか微妙なところだ。システムに関しては[4-4-2]か、[4-1-4-1]のいずれかを採用する見込みだ。
★タクティカル・プレビュー
◆智将シメオネの策はいかに
▽ポゼッションスタイルの最高峰バルセロナと、堅守速攻の最高峰アトレティコが対峙する一戦は、互いの持ち味が真っ向からぶつかり合ういつも通りの展開となるはずだ。ただ、スタイルを崩さないバルセロナに対して、アトレティコは臨機応変にシステムやプレスのかけ方を変えてくるため、智将シメオネの採用する策次第で試合展開が変わってくるはずだ。
◆クラシコで露呈したコンディション不良のリカバリーは?~バルセロナ~
▽負傷者続出のアトレティコとは異なり、ベストメンバーでこの試合に臨めるバルセロナだが、3日目に行われた“エル・クラシコ”で露呈した深刻なコンディション不良の影響が気がかりだ。このクラシコでは、インターナショナルウィークでワールドカップ南米予選を戦ったメッシとスアレス、ネイマールの“MSN”の運動量不足が顕著で個の打開力、前線からのファーストディフェンスのいずれも低調で、それが攻め手の不足とチーム全体の守備に悪影響を及ぼしていた。
▽クラシコで守備的に戦ったレアル・マドリーと同様に堅守速攻スタイルを採るアトレティコとの今回の試合でもクラシコと似たような戦いとなるため、“MSN”を筆頭にコンディションのリカバリーが最も重要となる。
▽また、“MSN”のコンディションと同様にクラシコで気になったのは、攻守両面で中盤の存在感が希薄だったことだ。これはルイス・エンリケ体制で採用する“MSN”の生かし方による影響が大きいが、彼らが攻め切れない状況では不用意にロングカウンターを食らう温床となるだけでなく、試合のペースを自分たちで掴み切れないという弊害にも繋がる。
▽とりわけ、クラシコ後半のネガティブトランジション(攻撃から守備への切り替え)の場面では、中盤でボールを落ち着けられなかった影響でチーム全体が間延びしてしまい、中盤でのフィルターがほとんど利かず、センターバックの2枚が複数の相手選手を同時に見る難しい対応を強いられた。さらに3トップとうまく絡めず、無駄に高い位置取りでピンチを招いていた両サイドバックのプレーも気がかりだった。
▽したがって、アトレティコ戦では“MSN”のコンディションに限らず、試合のペースをコントロールするためのマイボールの時間を増やすと共に、全体をコンパクトに保つ原点回帰の戦いを意識したい。また、対アトレティコという部分では、経験の少ないセンターバックに対して、立ち上がりからアグレッシブに仕掛けていくことも重要だ。
◆負傷者の影響抱える最終ラインのプレーが鍵、ブスケッツ封じは~アトレティコ・マドリー~
▽リーガ6戦連発のグリーズマンを筆頭に攻撃陣が好調を保つアトレティコだが、ホセ・ヒメネスの欠場に加え、負傷明けのゴディンとサビッチがぶっつけ本番での起用が予想される守備陣は、世界最高峰の攻撃を誇るバルセロナとの一戦に対して、一番の懸念材料だ。
▽アトレティコは元来、シメオネ監督の植え付けた組織的な守備で守っているものの、卓越したフィジカルを誇るホセ・ヒメネスと、世界屈指の守備者ゴディンの個人能力に依存している部分も少なくない。いずれも負傷明けでコンディションが万全でないサビッチやゴディンが、バルセロナ相手に無理の利くパフォーマンスができるか、やや疑問が残る。また、ベティス戦で上々のパフォーマンスを見せたリュカとモンサルベの若手センターバックコンビも決して悪くないが、経験不足や周囲との連係面で多くの不安を残す。
▽守備面で穴を抱えるシメオネ監督としては、今年1月の前回対戦のように2トップが相手センターバックにハイプレスを仕掛けるか、自陣にこもって[4-5]の2ラインによる堅固なブロックを築くか、いずれかの守備プランを考えているはずだ。ただ、前から行けば、プレスを剥がされた際にセンターバックコンビが“MSN”に対して、個で対峙する場面が増え、引いて守った場合も密集地帯での繊細なマークの受け渡しなどが求められるため、同監督がどちらのリスクを取るか、注目だ。
▽また、ハイプレスを採用するか否かに限らず、前回対戦で課題として残った相手ビルドアップ時の対応にも注目が集まる。この試合では立ち上がりから2トップがバルセロナの2センターバックにプレッシャーをかけたものの、時間の経過と共にビルドアップ時にセンターバックの位置まで下りてきたブスケッツに3対2の数的優位を作られた結果、プレスが機能不全に陥ったため、ブスケッツ封じを含めた何らかの策を講じたい。さらに、攻撃の部分ではメッシとネイマールのプレスバックが甘く、クラシコで攻めどころとなっていたサイドを起点に、少ないチャンスをエースのグリーズマンやトーレス、ビエットらが仕留められるかが鍵となる。
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