約1年4カ月ぶり代表復帰のスアレスが同点弾! ブラジルvsウルグアイは痛みわけ《ロシアW杯南米予選》

▽日本時間26日に行われた2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選第5節のブラジル代表vsウルグアイ代表は、2-2のドローに終わった。

▽予選4試合を終えて2勝1分け1敗で3位のブラジルと、3勝1敗で2位のウルグアイによる一戦。長期の出場停止で約1年4カ月ぶり代表復帰のスアレスにも注目が集まった試合は開始数十秒、右サイドの深くに切り込んだウィリアンが左足でクロスを送ると、ゴール前を通過したボールをファーのドグラス・コスタが押し込み、ブラジルが先制する。

▽その後もカウンターベースの戦いでウルグアイを攻め立てたブラジルは26分、ボックス手前のネイマールがボックス右のスペースに縦パスを送ると、これに反応したアルバロ・ペレイラのクリアミスを誘発。そのまま流れたボールをボックス右で拾ったレナト・アウグストがGKとの一対一を冷静に制し、ブラジルが追加点を奪った。
▽2点ビハインドの苦しい展開を強いられたウルグアイだが、31分にA・ペレイラの左サイドからのセンタリングをファーサイドの味方が頭で落とすと、これにボックス中央でフリーのカバーニが反応。右足ダイレクトでボールを押し込み、ウルグアイが前半のうちに1点を返してみせる。

▽前半のうちに1点を返し、試合への興味を繋いだウルグアイは、後半の頭からクリスティアン・ロドリゲスに代えて、アルバロ・ゴンサレスを投入。後半の立ち上がりから攻勢に出ると、48分にボックス左に出されたパスに反応したスアレスがダビド・ルイスのマークに遭いながらも左足でネットを揺らした。▽その後、両者は勝ち越し弾を巡り、交代カードを使いながらの総力戦を演じるが、そのまま試合終了。ブラジルとのアウェイゲームで2点のビハインドを追う苦しい展開を強いられたウルグアイがスアレスとカバーニの両ストライカーの活躍で、勝ち点1を持ち帰ることに成功した。