【プレビュー】AG持つドイツ王者vs緊急事態のイタリア王者《バイエルンvsユベントス》
2016.03.16 08:00 Wed
▽日本時間16日28:45、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのバイエルンvsユベントスがアリアンツ・アレーナでキックオフされる。
▽先月23日に行われた1stレグでは敵地でありながらバイエルンが立ち上がりから主導権を握り、後半10分までに2ゴールを奪取した。しかし、63分にディバラのゴールで息を吹き返したユベントスがストゥラーロの同点弾で意地の引き分けに持ち込んだ。それでも、アウェイゴール2つを持ち帰ったバイエルンがアドバンテージを持って2ndレグに臨むこととなった。
▽勝利、もしくは0-0、1-1の引き分けでも5シーズン連続のベスト8進出となるバイエルンは、ユベントス戦後のリーグ戦を2勝1分け1敗の戦績としている。マインツに不覚を取ったものの、2位ドルトムントとの頂上対決を引き分け、5ポイント離しての首位に立っている。直近のブレーメン戦では5-0の圧勝劇を飾り、勢いに乗って大一番を迎えた。
▽一方、3-3の引き分け以上か、勝利で2シーズン連続の8強入りとなるユベントスは、バイエルン戦後のリーグ戦を3連勝として、2位ナポリを3ポイント差付けて首位をキープしている。リーグ戦ここ10試合を無失点とし、セリエA記録に迫っているが、バイエルン戦を前に主力が次々に負傷する緊急事態に陥った。
▽バイエルン予想スタメン
GK:ノイアー
DF:ラーム、キミッヒ、アラバ、ベルナト
MF:ロッベン、ミュラー、ビダル、チアゴ、ドグラス・コスタ
FW:レヴァンドフスキ
負傷者:DFボアテング(内転筋)、DFバトシュトゥバー(足首)、MFハビ・マルティネス(ヒザ)
出場停止者:なし
▽ユベントス予想スタメン
GK:ブッフォン
DF:リヒトシュタイナー、ボヌッチ、バルザーリ、エブラ
MF:クアドラード、ケディラ、エルナネス、ポグバ
FW:マンジュキッチ、モラタ
負傷者:DFカセレス(アキレス腱)、DFキエッリーニ(ふくらはぎ)、MFマルキジオ(ふくらはぎ)、FWディバラ(ヒラメ筋)
出場停止者:なし
▽アキレス腱を断裂したカセレスを起用できない。ふくらはぎを痛めて再離脱したキエッリーニが間に合わなかったため、1stレグ同様に4バックの採用が濃厚だ。その他、筋肉疲労を訴えていたマンジュキッチが招集メンバー入りしたものの、直近のサッスオーロ戦後の練習でマルキジオとディバラの両主軸を負傷で失い欠場となった。マンジュキッチが万全でない場合はザザが代役を務めることになる。
★タクティカル・プレビュー
◆バイエルン主導は変わらず
▽勝利、もしくは3-3以上での引き分けが突破条件のユベントスだが、敵地でもポゼッションで圧倒したバイエルンが能動的に試合を運ぶのは間違いない。1stレグ同様、ボールを持つバイエルンに対し、カウンターを狙うユベントスという構図となりそうだ。
◆AG許さない集中した守備を~バイエルン~
▽1stレグ以上に押し込めることが予想されるバイエルンとしては、引き続きストロングポイントのサイド攻撃でゴールを目指せば良い。1stレグでも自陣に貼り付けたユベントスをロッベンとドグラス・コスタの両サイドからの仕掛けによって2点を奪っており、2ndレグでも彼らを起点に突破を図れば自ずとゴールは生まれるはずだ。仮に彼らの運動量が落ちてきた場合にはコマンとリベリが控えており、サイド攻撃の強度を維持できることだろう。
▽気をつけたいのは守備面だ。1stレグでは60分近く主導権を握ったものの、ゴールを許して以降、運動量、集中力の低下が散見され、同点に追いつかれてしまった。引き続きセンターバックに入るのはキミッヒとアラバとなることが予想されるが、本職でない彼らがいかにチーム全体のコンパクトさを保ちつつ、運動量低下を抑えられるかがポイントとなりそうだ。
▽あとは無駄なボールロストを極力減らしたい。アンカーで起用されることが濃厚なビダルはゴール前へ飛び出す推進力に関しては非凡なものがあるものの、ボール捌きに関してはシャビ・アロンソに劣る。グアルディオラ監督は古巣対決であることを考慮してビダルを起用するものと思われるが、敗戦したマインツ戦でも彼のボールロストから失点しており、チリ代表MFのパフォーマンスも鍵を握る。
◆ウノゼロがベスト~ユベントス~
▽1stレグではセリエAでは体感できない強烈なプレッシングと正確なポゼッションの前に劣勢を強いられ続けたユベントスだが、意地で同点に持ち込んだ。2ndレグでは3-3以上の引き分けか、勝利する必要があるが、攻撃の核であるディバラを失い、マンジュキッチが万全でない中、現実的なプランはウノゼロ(1-0)での勝ち上がりとなる。
▽そのためには立ち上がりから猛攻を仕掛けてくることが予想されるバイエルンに対し、1stレグの反省を生かして落ち着いた試合の入りを見せる必要がある。キエッリーニを欠き、1stレグ同様に4バックを採用すると見られるユベントスとしては、両サイドバックのリヒトシュタイナーとエブラに加え、両サイドハーフのポグバとクアドラードのプレスバックでロッベンとドグラス・コスタの突破力を減退させたい。
▽ただ、プレスをかわせるだけのボールスキルを有すマルキジオの欠場は痛恨だ。代役には1stレグの途中からマルキジオに代わって出場し、まずまずのパフォーマンスを見せたエルナネスの起用が予想される。だが、元来トップ下の元ブラジル代表MFは不用意なボールロストも多く、バイエルンのプレスの餌食となる可能性が高い。実際、コッパ・イタリア準決勝2ndレグのインテル戦では痛恨のボールロストから失点を招いており、彼が安定したボール捌きができるかどうかがウノゼロ達成へのポイントとなる。
▽先月23日に行われた1stレグでは敵地でありながらバイエルンが立ち上がりから主導権を握り、後半10分までに2ゴールを奪取した。しかし、63分にディバラのゴールで息を吹き返したユベントスがストゥラーロの同点弾で意地の引き分けに持ち込んだ。それでも、アウェイゴール2つを持ち帰ったバイエルンがアドバンテージを持って2ndレグに臨むこととなった。
▽勝利、もしくは0-0、1-1の引き分けでも5シーズン連続のベスト8進出となるバイエルンは、ユベントス戦後のリーグ戦を2勝1分け1敗の戦績としている。マインツに不覚を取ったものの、2位ドルトムントとの頂上対決を引き分け、5ポイント離しての首位に立っている。直近のブレーメン戦では5-0の圧勝劇を飾り、勢いに乗って大一番を迎えた。
◆バイエルン◆
【4-1-4-1】
【4-1-4-1】

GK:ノイアー
DF:ラーム、キミッヒ、アラバ、ベルナト
MF:ロッベン、ミュラー、ビダル、チアゴ、ドグラス・コスタ
FW:レヴァンドフスキ
負傷者:DFボアテング(内転筋)、DFバトシュトゥバー(足首)、MFハビ・マルティネス(ヒザ)
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。長期離脱中のJ・ボアテング、バトシュトゥバーを起用できない。復帰間近のハビ・マルティネスの起用も微妙だ。風邪をひいて前日練習を別メニューとなったロッベンが万全でなければ、代役には直近のブレーメン戦で3アシストを記録したコマンが起用されるはずだ。
◆ユベントス◆
【4-4-2】
【4-4-2】

GK:ブッフォン
DF:リヒトシュタイナー、ボヌッチ、バルザーリ、エブラ
MF:クアドラード、ケディラ、エルナネス、ポグバ
FW:マンジュキッチ、モラタ
負傷者:DFカセレス(アキレス腱)、DFキエッリーニ(ふくらはぎ)、MFマルキジオ(ふくらはぎ)、FWディバラ(ヒラメ筋)
出場停止者:なし
▽アキレス腱を断裂したカセレスを起用できない。ふくらはぎを痛めて再離脱したキエッリーニが間に合わなかったため、1stレグ同様に4バックの採用が濃厚だ。その他、筋肉疲労を訴えていたマンジュキッチが招集メンバー入りしたものの、直近のサッスオーロ戦後の練習でマルキジオとディバラの両主軸を負傷で失い欠場となった。マンジュキッチが万全でない場合はザザが代役を務めることになる。
★タクティカル・プレビュー
◆バイエルン主導は変わらず
▽勝利、もしくは3-3以上での引き分けが突破条件のユベントスだが、敵地でもポゼッションで圧倒したバイエルンが能動的に試合を運ぶのは間違いない。1stレグ同様、ボールを持つバイエルンに対し、カウンターを狙うユベントスという構図となりそうだ。
◆AG許さない集中した守備を~バイエルン~
▽1stレグ以上に押し込めることが予想されるバイエルンとしては、引き続きストロングポイントのサイド攻撃でゴールを目指せば良い。1stレグでも自陣に貼り付けたユベントスをロッベンとドグラス・コスタの両サイドからの仕掛けによって2点を奪っており、2ndレグでも彼らを起点に突破を図れば自ずとゴールは生まれるはずだ。仮に彼らの運動量が落ちてきた場合にはコマンとリベリが控えており、サイド攻撃の強度を維持できることだろう。
▽気をつけたいのは守備面だ。1stレグでは60分近く主導権を握ったものの、ゴールを許して以降、運動量、集中力の低下が散見され、同点に追いつかれてしまった。引き続きセンターバックに入るのはキミッヒとアラバとなることが予想されるが、本職でない彼らがいかにチーム全体のコンパクトさを保ちつつ、運動量低下を抑えられるかがポイントとなりそうだ。
▽あとは無駄なボールロストを極力減らしたい。アンカーで起用されることが濃厚なビダルはゴール前へ飛び出す推進力に関しては非凡なものがあるものの、ボール捌きに関してはシャビ・アロンソに劣る。グアルディオラ監督は古巣対決であることを考慮してビダルを起用するものと思われるが、敗戦したマインツ戦でも彼のボールロストから失点しており、チリ代表MFのパフォーマンスも鍵を握る。
◆ウノゼロがベスト~ユベントス~
▽1stレグではセリエAでは体感できない強烈なプレッシングと正確なポゼッションの前に劣勢を強いられ続けたユベントスだが、意地で同点に持ち込んだ。2ndレグでは3-3以上の引き分けか、勝利する必要があるが、攻撃の核であるディバラを失い、マンジュキッチが万全でない中、現実的なプランはウノゼロ(1-0)での勝ち上がりとなる。
▽そのためには立ち上がりから猛攻を仕掛けてくることが予想されるバイエルンに対し、1stレグの反省を生かして落ち着いた試合の入りを見せる必要がある。キエッリーニを欠き、1stレグ同様に4バックを採用すると見られるユベントスとしては、両サイドバックのリヒトシュタイナーとエブラに加え、両サイドハーフのポグバとクアドラードのプレスバックでロッベンとドグラス・コスタの突破力を減退させたい。
▽ただ、プレスをかわせるだけのボールスキルを有すマルキジオの欠場は痛恨だ。代役には1stレグの途中からマルキジオに代わって出場し、まずまずのパフォーマンスを見せたエルナネスの起用が予想される。だが、元来トップ下の元ブラジル代表MFは不用意なボールロストも多く、バイエルンのプレスの餌食となる可能性が高い。実際、コッパ・イタリア準決勝2ndレグのインテル戦では痛恨のボールロストから失点を招いており、彼が安定したボール捌きができるかどうかがウノゼロ達成へのポイントとなる。
バイエルンの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
バイエルンの人気記事ランキング
1
「ピッチ上で最もおしゃれな選手」バイエルンMFのスパイクコーデが話題に! 7年前発売モデルをユニフォームに合わせて着用「いつも完璧にマッチ」
バイエルンのフランス代表MFマイケル・オリーズのスパイク選びが注目を集めている。 今夏クリスタル・パレスからバイエルンへ移籍したオリーズ。ブンデスリーガやチャンピオンズリーグ(CL)に初挑戦のシーズンとなっているが、ここまで公式戦12試合で7ゴール3アシストと好パフォーマンスを見せている。 そんななか、注目を集めているのがオリーズの足元。ユニフォーム情報やギア情報を扱うメディア『Footy Headlines』は、22歳ウインガーがユニフォームとスパイクの色を合わせていると紹介した。 オリーズはスパイク契約を結んでいないため、好きなものを履くことが可能。2017年に15色展開で発売されたナイキのハイパーヴェノム3を好み、バイエルンのホームユニフォームには赤、アウェイユニフォームには黒、サードユニフォームには白を合わせている。 また、パレス時代にもユニフォームの色と合ったスパイクを選択。水色と白のキットに、こちらも水色と白の2色でカラーリングされたハイパーヴェノム3を着用した。 『ESPN』もオリーズのスパイクに注目し、画像をSNSに投稿。「ファッショニスタ」「ピッチ上で最もおしゃれなサッカー選手」「彼はファッションとボールをよく理解している」「いつも完璧にマッチしている」と好意的な反応が寄せられた。 <span class="paragraph-title">【写真】ユニフォームと同色のスパイク! オリーズのコーデ4種</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Michael Olise matching his boots with his kits <a href="https://t.co/WXsWwM8VCt">pic.twitter.com/WXsWwM8VCt</a></p>— ESPN UK (@ESPNUK) <a href="https://twitter.com/ESPNUK/status/1851625103865372708?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.31 19:30 Thu2
レ・ブルー初招集オリーズが母国イングランドではなくフランスでのプレー理由説明…同僚バデが意外な特技も明かす
レ・ブルー初招集となったバイエルンMFマイケル・オリーズが、母国イングランドではなくフランス代表でのプレーを決断した理由を明かした。フランス『レキップ』が伝えている。 ナイジェリア人の父親とアルジェリア系フランス人の母親の元、イングランドのロンドンで生まれ育ったオリーズ。アカデミー年代ではアーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティという名門を渡り歩き、レディングでプロキャリアをスタート。その後、2021年夏にクリスタル・パレスへステップアップを遂げると、今夏はビッグクラブの争奪戦の中でバイエルンへ完全移籍した。 バイエルン移籍までイングランド一筋のクラブキャリアを歩んできた左利きの攻撃的MFだが、U-18チームから母親の母国フランスの代表チームでもプレーを選択。先のパリ・オリンピックではU-23フランス代表の一員として銀メダル獲得に貢献した。 そして、今回のインターナショナルマッチウィークではディディエ・デシャン監督から招集がかかり、レ・ブルー初選出となった。 3日、同じくA代表デビューが期待されるローマMFマヌ・コネ、セビージャDFロイク・バデとパリ五輪のチームメイトと共に公式会見に出席したオリーズは、ややたどたどしいフランス語で生まれ故郷のイングランドではなく、フランスでのプレーを決断した背景を説明。 明確な理由について言及は避けたが、「母はフランス出身で、僕は子供の頃にここに来たことがある。フランス代表チームとの繋がりがあったし、フランスでプレーしているんだ」と語った。 また、レ・ブルーのロールモデルに関して問われると、母と同じアルジェリア系フランス人のジネディーヌ・ジダン氏とパリ五輪で指導を受け、現在も連絡を取り合っているティエリ・アンリ氏の2人のレジェンドの名前を挙げた。 今回の会見の様子やフランス語が不得手という部分で、少し内向的な性格も窺わせたオリーズ。 そういったこともあり、会見ではチームメイトであるバデにオリーズの人となりに関する質問が飛ぶと、「とてもいいヤツだよ」という言葉と共に意外な特技が明かされた。 「マイケルはとてもいいヤツだよ。僕らは(パリ五輪の期間に)2カ月間一緒に過ごしていたけど、彼は本当にいいヤツなんだ。彼は人狼ゲーム(カードゲーム)がとても得意で、人を操る人間だね(笑)」 また、現状では右ウイングを主戦場とする可能性が高い中、右サイドバックとしてコンビを組む可能性が高いバルセロナDFジュール・クンデは、ピッチ内外での適応をサポートしたいと語った。 「ここには他の人よりも社交的な人間がたくさんいるし、とても歓迎的なグループだ。彼が馴染みのに問題はないよ」 「彼に時間を与える必要があるけど、僕はまったく心配していないよ。彼はとてもアンバランスなアタッカーで、左足が本当に得意だ。だけど、静かに落ち着かせてほしい。新しい人に時間を与えるのは良いことだからね」 2024.09.04 16:00 Wed3
汗でユニフォームが透け透けに…バイエルンの新ユニフォームに予想外の問題発生
バイエルンの選手たちがスケスケになってしまった。 12日に2023-24シーズンの3rdユニフォームにあたるチャンピオンズリーグ(CL)用ユニフォームを発表したバイエルン。オフホワイトをベースにシャツの前身頃にバイエルンの山の花々を描いたデザインを公開していた。 CL用ユニフォームは12日に行われたDFLスーパーカップのRBライプツィヒ戦で早速選手たちが着用したが、思わぬトラブルに見舞われることとなった。試合が進むにつれて汗をかいた選手たちの肌にユニフォームが張り付いてしまったのだ。 『FOOTY HEADLINES』によると、この日の試合会場となったアリアンツ・アレーナは湿度が80%もあったという。また、同様のトラブルは過去に他のユニフォームでも起きたというが、この日の対戦相手だったライプツィヒのユニフォームはバイエルンのような事態にはなっていなかった。 ユニフォームの下の素肌まで見えてしまう選手も多くおり、お披露目となったバイエルンのCL用ユニフォームは思わぬ形で目立ってしまった。 <span class="paragraph-title">【写真】予想以上にスケスケになってしまったバイエルンの選手たち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> Adidas Authentic Kits Have a Bad Breathability: <a href="https://t.co/rGw53yX6GZ">https://t.co/rGw53yX6GZ</a></p>— Footy Headlines (@Footy_Headlines) <a href="https://twitter.com/Footy_Headlines/status/1690985122504323072?ref_src=twsrc%5Etfw">August 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.08.14 19:45 Mon4
伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」
▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri5