敗戦に落胆のディナモ・キエフ指揮官「ミスが招いた結果」

2016.02.25 10:45 Thu
▽ディナモ・キエフを率いるセルゲイ・レブロフ監督が、24日に行われたマンチェスター・シティ戦の敗戦に落胆している。欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えた。

▽ディナモ・キエフはチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグでシティをホームに迎えた。前半に2失点を喫するも後半は多くの決定機を作り出し、59分にはウクライナ人MFビタリー・ブヤルスキーがネットを揺らす。勢いに乗るディナモ・キエフだったが、試合終了間際にも失点を喫して1-3で敗戦となった。

▽試合後の会見に出席したレブロフ監督は「自分たちのミスがこの結果を招いた」とし、ホームでの敗戦を悔いた。
「シティは素晴らしいクオリティを示したが、我々はそうではなかった。前半に2つのゴールを許したが、その後は勇気を持ってプレーし、試合の主導権を握れたように思う。得点してからも、何度となく相手ゴールに迫ったが、終了間際に力尽きてしまった」

「立ち上がりは神経質になってしまったのだろう。試合の中で見せ場を作れたが、今日はシティが勝利に値していたと思う。我々はこのレベルの戦いに対する経験が欠如している。選手たちは最後まで戦ってくれただけに残念な結果だ」
▽レブロフ監督は、アウェイで行われる2ndレグについても語った。

「シティは世界でも最高レベルのクラブだ。攻撃に関しては驚異的だったが、今日はそれを体感できて良かったと思っている。2ndレグに向けては自分たちのミスを分析し、より良い準備をして臨みたい」

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