本田がスーパーミドルで今季リーグ戦初ゴール! ジェノアを下したミランが7戦無敗《セリエA》
2016.02.14 22:30 Sun
▽ミランは14日、セリエA第25節でジェノアをサン・シーロに迎え、2-1で勝利を収めた。フル出場した本田は、今季のリーグ戦初ゴールを記録している。
▽前節のウディネーゼを1-1のドローで終え、3連勝を逃した6位のミランは、その試合からスタメンを2人変更。クツカとアバーテが揃って負傷欠場となったが、負傷明けのボナヴェントゥーラが復帰し、右サイドバックにデ・シリオが起用された。
▽試合前から雨が降る中、4戦未勝利で降格圏に迫っている16位のジェノアをホームに迎えたミランは、本田がいきなり魅せる。4分、敵陣で素早い攻守の切り替えからボールを奪うと、右サイド寄りでボールを受けた本田がワンステップで左足を振り抜く。これはゴール右上を捉えたが、GKペリンのビッグセーブに遭った。
▽それでも、このプレーで得た右CKからボックス手前のモントリーボが右サイド深くにボールを戻し、ラインぎりぎりでボールを残した本田が左足でクロス。これをニアンが頭で競り勝ち、ファーサイドに流れたボールを収めたバッカが右足のシュートをゴール右に突き刺した。
▽バッカの今季13ゴール目で先制したミランは、チーム全体の守備でジェノアの反撃を全く許さず、追加点を奪いにいく。23分に右サイドのデ・シリオが送ったアーリークロスにボナヴェントゥーラがヘディングで合わせれば、30分にはアントネッリのスルーパスを受けたボックス中央のバッカがGKと一対一を迎える。しかし、いずれもGKペリンに防がれた。前半の終盤はジェノアの攻勢に遭ったが、しっかりと凌いでハーフタイムを迎える。
▽すると、本田が拮抗した状況を打破するスーパーゴールを決める。64分、ゴール正面のやや遠目の位置で本田が左足を振り抜くと、鋭い弾道のシュートが雨に濡れたピッチを這いながらGKペリンの手前でさらに伸び、そのままゴール右隅に突き刺さった。
▽本田の今季リーグ戦初ゴールでリードを広げたミランは、攻撃の手を緩めることなく果敢に3点目を奪いにいく。75分にはボナヴェントゥーラがボックス手前に送った右CKをモントリーボが左足ダイレクトで鮮やかなボレーシュート。しかし、これは左ポストに弾かれ、こぼれ球に反応したバッカも押し込みきれない
▽リードを保つミランは77分、ニアンを下げてメネーズを投入。昨シーズンのチーム得点王が長期離脱からようやく復帰し、今季初めてピッチに登場した。その後もポーリやバロテッリを投入し、後半アディショナルタイム2分にチェルチのゴールで1点を返されたが、ミランが2-1の勝利。本田の活躍でミランが勝利を収め、7試合負けなしとしている。
▽前節のウディネーゼを1-1のドローで終え、3連勝を逃した6位のミランは、その試合からスタメンを2人変更。クツカとアバーテが揃って負傷欠場となったが、負傷明けのボナヴェントゥーラが復帰し、右サイドバックにデ・シリオが起用された。
▽試合前から雨が降る中、4戦未勝利で降格圏に迫っている16位のジェノアをホームに迎えたミランは、本田がいきなり魅せる。4分、敵陣で素早い攻守の切り替えからボールを奪うと、右サイド寄りでボールを受けた本田がワンステップで左足を振り抜く。これはゴール右上を捉えたが、GKペリンのビッグセーブに遭った。
▽バッカの今季13ゴール目で先制したミランは、チーム全体の守備でジェノアの反撃を全く許さず、追加点を奪いにいく。23分に右サイドのデ・シリオが送ったアーリークロスにボナヴェントゥーラがヘディングで合わせれば、30分にはアントネッリのスルーパスを受けたボックス中央のバッカがGKと一対一を迎える。しかし、いずれもGKペリンに防がれた。前半の終盤はジェノアの攻勢に遭ったが、しっかりと凌いでハーフタイムを迎える。
▽迎えた後半、スソを下げてチェルチを投入するなど元ミランの選手同士を交代させたジェノアに対し、ミランの優位は変わらない。安定した守備でチャンスを作らせず、試合をコントロールしていく。61分にはボックス手前で本田のパスを受けたボナヴェントゥーラが左足で鋭いシュートを放つも、これはGKペリンの守備範囲に飛んだ。
▽すると、本田が拮抗した状況を打破するスーパーゴールを決める。64分、ゴール正面のやや遠目の位置で本田が左足を振り抜くと、鋭い弾道のシュートが雨に濡れたピッチを這いながらGKペリンの手前でさらに伸び、そのままゴール右隅に突き刺さった。
▽本田の今季リーグ戦初ゴールでリードを広げたミランは、攻撃の手を緩めることなく果敢に3点目を奪いにいく。75分にはボナヴェントゥーラがボックス手前に送った右CKをモントリーボが左足ダイレクトで鮮やかなボレーシュート。しかし、これは左ポストに弾かれ、こぼれ球に反応したバッカも押し込みきれない
▽リードを保つミランは77分、ニアンを下げてメネーズを投入。昨シーズンのチーム得点王が長期離脱からようやく復帰し、今季初めてピッチに登場した。その後もポーリやバロテッリを投入し、後半アディショナルタイム2分にチェルチのゴールで1点を返されたが、ミランが2-1の勝利。本田の活躍でミランが勝利を収め、7試合負けなしとしている。
ミランの関連記事
セリエAの関連記事
|
ミランの人気記事ランキング
1
往年の名手ライカールト、古巣ミランで躍動するオランダ代表の後輩を絶賛「本当に好き」「世界No.1のMFへ軌道に乗った」
元オランダ代表のフランク・ライカールト氏が、古巣ミランで躍動する後輩を絶賛した。 20世紀終盤のサッカー界を代表するスーパースターだったライカールト氏。80年代にミランで欧州を制し、90年代にアヤックスで欧州を制し、そして監督としては2000年代にバルセロナで欧州の頂点へと登り詰めた。 選手キャリアの全盛期は、オランダトリオの一角として時代を謳歌したミランでの5年間。氏は5日、今なお愛着を持つミランのCLレアル・マドリー戦を観戦し、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で試合を振り返った。 「タイアニ・ラインデルス。私は彼が世界最高のセントラルハーフになることを長らく望んできたが、どうやら正しい軌道に乗ったようだ」 「ほんとうに彼のプレーが好きでね。ミランにおけるラインデルスの役割、重要性がますます高まっているようで嬉しい限りだ」 「あらゆる状況に対応できるユーティリティ性があり、フォア・ザ・チームの精神を持ち合わせている。何よりクオリティが高く、相手にとって危険な場面を作り出す術に長けている」 「そんな選手が自らゴールを陥れる頻度も高まっているという事実だ。これこそがチームのキープレーヤーであることを裏付けている。ラインデルスが進歩し、ミランも進歩する」 「私はこれからもラインデルスに想いを馳せる。彼がミランで素晴らしい瞬間を経験する機会が増えることを、心底願っているよ」 先月末にミラネッロを訪れ、ラインデルスとの対面も果たしていたライカールト氏。オランダ代表における後輩の“虜”となったようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ライカールト氏が絶賛した男はCLマドリー戦でもゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">Rafael Leão Reijnders<a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> <a href="https://t.co/BsVVKBQMZc">pic.twitter.com/BsVVKBQMZc</a></p>— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1854493753735872995?ref_src=twsrc%5Etfw">November 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.07 21:10 Thu2
今夏にリバプール加入もコンディション整わずのキエーザ…1月にイタリア復帰の可能性も?
リバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)に、早くも移籍の可能性があるようだ。 これまでフィオレンティーナやユベントスで活躍してきたキエーザだが、今夏にユベントスから構想外の扱いに。多くの移籍先候補が浮上する中で、最終的にリバプールへの完全移籍が発表された。 しかし、ユベントスでプレシーズンに参加できなかった影響もあり、まったくコンディションが整っていなかったキエーザはリバプールでほぼ試合に出られず。ここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザだが、ここまでの扱いもあって早くも去就は不透明に。イタリア『カルチョメルカート』によると、リバプールはこのままキエーザのコンディションが整わないようなら、来年1月の移籍市場でローマかミランにレンタルさせる可能性もあるようだ。 特にローマは今夏もキエーザ獲得を狙い続けてきた経緯があり、現在も動向はチェックしている模様。ただし、クラブはすでにダニエレ・デ・ロッシ監督とイバン・ユリッチ監督を続けざまに解任して後任選定中なこともあり、新たな指揮官がどのようなプランを持っているかにも左右されるという。 リバプールはアルネ・スロット監督の下でチームが順調なこともあり、1月に戦力を減らすことは基本的に消極的。とはいえ、この先もキエーザが戦力にならない状態が続く場合は再考の可能性があり、今後も動きは注目されることになりそうだ。 2024.11.13 10:55 Wed3
16歳カマルダ先発のミラン、レオンがドッピエッタもカリアリとの打ち合いは痛いドロー【セリエA】
ミランは10日、セリエA第12節でカリアリとのアウェイ戦に臨み、3-3で引き分けた。 前節モンツァにウノゼロ勝利とした7位ミラン(勝ち点17/1試合未消化)は、4日前のチャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリーとのビッグマッチをラインデルスの公式戦連発弾などで勝利。そのミランは会心の勝利を飾ったマドリー戦のスタメンから3選手を変更。負傷したモラタに代わって16歳カマルダが初先発を飾った。 16位カリアリ(勝ち点9)に対し、開始2分に失点する。CKの流れからファーサイドに流れたルーズボールをゾルテアにボレーで決められた。 それでも失点を受けて前がかるミランが15分に追いつく。ラインデルスの浮き球パスでボックス左に抜け出したレオンがループで流し込んだ。 同点後の17分、CKからルペルトにヘディングシュートで牽制されたミランが押し込む流れとする中、28分にはピッコリにネットを揺らされるもオフサイドで助かった。 その後もミランが圧力をかけると、40分に逆転する。フォファナのロングスルーパスを受けたレオンがGKもかわしてシュートを流し込んだ。 追加タイムはザッパにボレーを決められたかに思われたミランだったが、ゴール前でボールに触ったヴィオラがオフサイドでノーゴールとなり再び助かった。 迎えた後半もミランが押し込む流れとしていたが、53分に同点とされる。フォファナのバックパスをザッパにカットされ、そのままシュートを決められた。 その後、守勢を強いられたミランはエイブラハムとロフタス=チークを投入。するとエイブラハムが大仕事。69分、遅攻の流れからボックス右に侵入したプリシックのシュートのルーズボールを押し込んだ。 このままミランが勝ち切るかに思われたが、終盤の89分に落とし穴。アウジェッロの左クロスからザッパに見事なボレーを決められた。 ザッパにドッピエッタを許したミランは3-3でドロー。痛い引き分けに終わっている。 カリアリ 3-3 ミラン 【カリアリ】 ナディル・ゾルテア(前2) ガブリエレ・ザッパ(後8) ガブリエレ・ザッパ(後44) 【ミラン】 ラファエル・レオン(前15) ラファエル・レオン(前40) タミー・エイブラハム(後24) 2024.11.10 04:17 Sun4
16歳カマルダが新設のミラン・フトゥーロで急成長か「ペナルティエリアは自宅の寝室か?」
ミラン・フトゥーロがかなり仕上がっているそうだ。 今季新設されたミランのセカンドチーム・フトゥーロは18日、コッパ・イタリア・セリエCの2回戦でノヴァーラを2-1と撃破。FWフランチェスコ・カマルダの2得点で逆転勝利だ。 イタリア『カルチョメルカート』は、レッコを3-0と一蹴した1回戦も含め、ダニエレ・ボネーラ初代監督率いるフトゥーロの2試合を論評。 まず、選手個々の基礎技術はセリエCで飛び抜けているとし、オープンスペースの広げ方が巧み。基本的には昨季U-19チームで戦った面々がそのまま昇格しているため、チーム完成度はセリエCの他クラブに劣らないようだ。 チームの要は、トップチーム経験アリの3枚。 身長193cmのレフティー、U-19イタリア代表DFダビデ・バルテサーギ(19)は、フトゥーロだとセンターバックとして起用され、「試合ごとに成長している印象」とのこと。 主将MFケビン・ゼロリ(19)は、[4-2-3-1]のWボランチの一角でプレーし、バランサータイプの新加入MFマッティア・サンドリ(23)の助けもあって積極的に攻撃参加できているという。 そして、“まだ16歳”カマルダはワントップとして、前述のようにノヴァーラ戦2得点。「ペナルティエリアは自宅の寝室か? それほど落ち着いている」とイタリアらしく絶賛された。 ここ最近は、ボールの落下点を予測する力が際立ってきたようで、ノヴァーラ戦決勝点もクロスにヘディング弾。 DFを背負ってからの選択肢増えた模様で、味方のボール保持に連動したスプリント、囮の動きも苦にしていないようだ。 今のところ、ミランのフトゥーロ計画は順調に推移している模様。フトゥーロは24日、初のリーグ戦(セリエC・ジローネB)として、エンテッラとの第1節アウェイゲームに臨む。 <span class="paragraph-title">【動画】カマルダ2発! 豪快なPK弾と豪快なヘディング弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr"> Francesco Camarda's goal vs Novara<a href="https://t.co/tUdj9GByAr">pic.twitter.com/tUdj9GByAr</a></p>— Milan Posts (@MilanPosts) <a href="https://twitter.com/MilanPosts/status/1825079389786190256?ref_src=twsrc%5Etfw">August 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.19 15:20 Mon5