新フリウリでディバラが躍動、10連勝のユーベがナポリを追走《セリエA》
2016.01.18 01:03 Mon
▽17日に新改装されたフリウリでセリエA第20節のウディーゼvsユベントスが行われ、ユベントスが4-0で勝利した。
▽前節のサンプドリア戦を2-1で制したユベントスは、破竹の9連勝を飾って2位に浮上。後半戦の初戦で10連勝を目指す中、アッレグリ監督は来週のミッドウィークに行われるコッパ・イタリア準々決勝のラツィオ戦を見据えてか、ポグバをベンチスタートにし、代わりにアサモアを起用した。また、出場停止明けのマルキジオと負傷明けのマンジュキッチが先発に復帰した。
▽新しく完成したフリウリのこけら落としとなった一戦は、徐々に試合のペースを握り始めたユベントスが決定機を作る。8分、左CKをニアサイドのキエッリーニがフリックするが、ゴール前でフリーのマンジュキッチは流れてきたボールを合わせきれない。その後もディバラが中盤に落ちてボールを受け、攻撃のリズムを作っていくと先制に成功した。
▽13分、ディバラのミドルパスから前線に飛び出したアサモアがボックス手前右寄りの位置でバドゥに倒されてFKを獲得。これをディバラがGKカルネジスとの駆け引きを制し、左足で壁の左外を巻いたボールをゴール左に沈めた。さらにユベントスは18分、右CKのクリアボールをボックス右で拾ったディバラが頭で折り返し、ファーサイドでフリーのケディラが押し込んだ。
▽ケディラの2戦連発弾でリードを広げたユベントスは、あっさりと3点目を奪う。24分、リヒトシュタイナーのスルーパスから裏に抜け出したマンジュキッチがボックス内でダニーロに後方から倒されてPKを獲得。このプレーで決定機阻止と見なされたダニーロが一発退場となり、PKはディバラがゴール左に決めた。
▽迎えた後半も、ユベントスが難なく試合を進めていく。ウディネーゼが59分にディ・ナターレを下げた際、GKブッフォンがスタジアムのホームサポーターとともに拍手喝采で見送る一幕があった中、アッレグリ監督はキエッリーニとディバラを休ませ、カセレスとモラタを送り出す余裕の采配を見せた。
▽その後は昨年10月からゴールがないモラタが決定機を数回逸する場面もあったが、GKブッフォンがローディの際どい直接FKを止めるなどし、ユベントスがクリーンシートで4発快勝。10連勝を飾り、首位のナポリを勝ち点2差で追走している。
▽前節のサンプドリア戦を2-1で制したユベントスは、破竹の9連勝を飾って2位に浮上。後半戦の初戦で10連勝を目指す中、アッレグリ監督は来週のミッドウィークに行われるコッパ・イタリア準々決勝のラツィオ戦を見据えてか、ポグバをベンチスタートにし、代わりにアサモアを起用した。また、出場停止明けのマルキジオと負傷明けのマンジュキッチが先発に復帰した。
▽新しく完成したフリウリのこけら落としとなった一戦は、徐々に試合のペースを握り始めたユベントスが決定機を作る。8分、左CKをニアサイドのキエッリーニがフリックするが、ゴール前でフリーのマンジュキッチは流れてきたボールを合わせきれない。その後もディバラが中盤に落ちてボールを受け、攻撃のリズムを作っていくと先制に成功した。
▽ケディラの2戦連発弾でリードを広げたユベントスは、あっさりと3点目を奪う。24分、リヒトシュタイナーのスルーパスから裏に抜け出したマンジュキッチがボックス内でダニーロに後方から倒されてPKを獲得。このプレーで決定機阻止と見なされたダニーロが一発退場となり、PKはディバラがゴール左に決めた。
▽3点差とし、数的優位も得たユベントスは42分、ボックス左のアレックス・サンドロが右足のコントロールシュートをゴール右隅に決めて4点目を奪取。その後もケディラやアサモアが決定的なシュートを放ち、ウディネーゼの反撃を全く許さずに前半を終える。
▽迎えた後半も、ユベントスが難なく試合を進めていく。ウディネーゼが59分にディ・ナターレを下げた際、GKブッフォンがスタジアムのホームサポーターとともに拍手喝采で見送る一幕があった中、アッレグリ監督はキエッリーニとディバラを休ませ、カセレスとモラタを送り出す余裕の采配を見せた。
▽その後は昨年10月からゴールがないモラタが決定機を数回逸する場面もあったが、GKブッフォンがローディの際どい直接FKを止めるなどし、ユベントスがクリーンシートで4発快勝。10連勝を飾り、首位のナポリを勝ち点2差で追走している。
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