劇的AT弾の國學院久我山が東京勢17年ぶりのファイナルへ《高校サッカー選手権》
2016.01.09 16:20 Sat
▽第94回全国高校サッカー選手権大会の準決勝第2試合、青森山田(青森)vs國學院久我山 (東京A)が9日に埼玉スタジアム2002で行われ、1-2で國學院久我山が制した。
▽MF柴崎岳を擁して準優勝した2009年度大会以来となる決勝進出を狙う青森山田と、初の4強入りを果たした國學院久我山が激突した。試合は17分、青森山田が武器としているスローインからスコアを動かす。MF原山のロングスローをボックス内のDF常田がヘディングでそらすと、これをゴール前のFW鳴海が頭で押し込んだ。
▽警戒すべきプレーから失点した國學院久我山だが、すぐさま反撃に出る。20分にMF小林が鋭いシュートを枠内に飛ばすも、これはGK廣末のセーブに遭う。それでも、25分のチャンスはモノにする。セットプレーの流れからボックス左のMF名倉がクロスを入れると、これを正面のDF野村がヘディングで合わせて、1-1とした。
▽ハーフタイムにかけては、一進一退の攻防となる。青森山田は34分、ロングスローからMF嵯峨の放ったシュートがバーに直撃。一方の國學院久我山も41分、CKの流れからミドルシュートがバーにヒットするなど、両者共に枠に阻まれてゴールとはならない。
▽迎えた後半は青森山田が立ち上がりから押し気味に試合を進める。しかし、67分にCKの流れからMF神谷が放ったミドルシュートはバーに当たり、2点目を奪うことはできない。
◆準決勝結果
▽1/9(土)
星稜(石川) 0-2 東福岡(福岡)
青森山田(青森) 1-2 国学院久我山(東京A)
◆決勝日程
▽1/11(月・祝)
《14:05》
東福岡 vs 国学院久我山
▽MF柴崎岳を擁して準優勝した2009年度大会以来となる決勝進出を狙う青森山田と、初の4強入りを果たした國學院久我山が激突した。試合は17分、青森山田が武器としているスローインからスコアを動かす。MF原山のロングスローをボックス内のDF常田がヘディングでそらすと、これをゴール前のFW鳴海が頭で押し込んだ。
▽警戒すべきプレーから失点した國學院久我山だが、すぐさま反撃に出る。20分にMF小林が鋭いシュートを枠内に飛ばすも、これはGK廣末のセーブに遭う。それでも、25分のチャンスはモノにする。セットプレーの流れからボックス左のMF名倉がクロスを入れると、これを正面のDF野村がヘディングで合わせて、1-1とした。
▽迎えた後半は青森山田が立ち上がりから押し気味に試合を進める。しかし、67分にCKの流れからMF神谷が放ったミドルシュートはバーに当たり、2点目を奪うことはできない。
▽すると、徐々に盛り返した國學院久我山がアディショナルタイム3分にゴールを挙げる。CKからボックス外のDF山本が放ったシュートをゴール前のDF戸田がうまくコースを変えてネットを揺らした。このゴールを決勝点とした國學院久我山は、東京勢として1998年度大会準優勝の帝京以来、17年ぶりとなるファイナル進出。11日に行われる決勝戦では、東福岡(福岡)と対戦する。
◆準決勝結果
▽1/9(土)
星稜(石川) 0-2 東福岡(福岡)
青森山田(青森) 1-2 国学院久我山(東京A)
◆決勝日程
▽1/11(月・祝)
《14:05》
東福岡 vs 国学院久我山
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