ギグスが自身のユナイテッドBEST11を選定 ベッカム&C・ロナウド、カントナら

2015.11.25 23:02 Wed
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドで現在同クラブのコーチを務める元ウェールズ代表MFライアン・ギグス氏が、自身が考えるユナイテッドのドリームチームを明かした。

▽ギグスは、イギリス『スカイ・スポーツ』の『Fantasy Football Club』の中で、自身が共にプレーした選手という限定でベスト11を選定。共に多くのタイトルを勝ち取ったデイビッド・ベッカム氏やエリック・カントナ氏、クリスティアーノ・ロナウドらを選んだ。

▽順当のように思えるメンバーだが、左サイドバックやセンターバック、ストライカーのポジションは悩んだかもしれない。主だったところでは、パトリス・エブラやネマニャ・ヴィディッチ、ルート・ファン・ニステルローイ氏などが外れている。
▽ギグスのベスト11と選出理由は以下のとおり。

GK
ピーター・シュマイケル
「ピーター・シュマイケルとエドウィン・ファン・デル・サール、(ウェールズ代表で共にプレーした)ネヴィル・サウスオールが候補になったかな。だが、僕と共にプレーした時期を考えると、ピーターが一番だった。勝者であり、傑出した個性を持っていた。存在感抜群だった」
DF
ギャリー・ネヴィル
「選ぶのに最も簡単なポジションが右サイドバックだった。長年にわたってイングランド最高の右サイドバックだったし、安定感抜群だった。彼の最も素晴らしいところは、ポジショニングだ。彼は常に的確なポジショニングを取っていた」

ヤープ・スタム
「彼は全てを持っていた。空中戦が強く、足元もある。スピードも速く、強く、アグレッシブな選手だった」

リオ・ファーディナンド
「彼は素晴らしいリーダーだった。空中戦に強いし、偉大なディフェンダーだったね。スタムとの相性も良いはずだよ」

デニス・アーウィン
「私はデニス・アーウィンとパトリス・エブラと共にプレーしたから、左サイドバックは選ぶのが難しいポジションになったね。デニスはとても堅実な選手だった。PK職人で、FKやオープンプレーからも多くのゴールを挙げた。両足が使えるのも魅力だ」

MF
デイビッド・ベッカム
「これまで見た選手の中で最高のクロッサーだ。ゴール前に走りこめば、あとはこっちが調整しなくても最高のボールがくるんだ。素晴らしい才能を持った選手だ」

ロイ・キーン
「僕がプレーした選手の中で最高のキャプテンだ。フットボーラーの見本のような素晴らしい選手。今回のベスト11で最初に選んだ選手だ」

ポール・スコールズ
「試合をコントロールすることができる選手だね。ロイ・キーンとの関係も抜群だ。信じがたいほどの才能を持っている」

クリスティアーノ・ロナウド
「彼の才能も素晴らしい。ユナイテッド加入後、馴染むのに時間がかかったが、そこから世界最高の選手にまで到達した。どんどん強くなったね。ゴールパターンが多彩だし、怪物だよ」

FW
エリック・カントナ
「私がユナイテッドで出場するようになり始めたとき、彼からは大きな影響を受けた。彼との関係は素晴らしかった。5年にわたってオールド・トラフォードを統治したね。試合中でも練習中でも、恐ろしいほどの才能を見せ付けていた」

ウェイン・ルーニー
「何でもできる選手だ。ユナイテッドのキャプテンで、イングランド代表のキャプテンでもある。若いときから安定して結果を残し続けた選手だ」

◆ギグスのベスト11

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