エイバル、ラージョに1-0勝利 ベンチスタートとなった乾は74分から出場《リーガエスパニョーラ》
2015.11.01 22:32 Sun
1日のリーガエスパニョーラ第10節、エイバルは本拠地イプルーアでのラージョ戦を1-0で勝利した。ここ5試合で先発出場を果たしてきたMF乾貴士はこの一戦でベンチスタートとなり、74分から出場を果たしている。
8年前にはリーガ2部A昇格プレーオフで争っていた両チームによる対戦(同プレーオフではエイバルが勝利)。試合は超攻撃サッカーを信条とするラージョはボールを保持して攻め込む姿勢を見せ、エイバルが組織的な守備から速攻を仕掛けて応戦する展開となる。
エイバルは2分、カパのヒールパスからここ6試合で6得点を決める好調ボルハがペナルティーエリア内に侵入するも、GKトーニョとの1対1を制することができず。対するラージョは10分、トラスオーラスのスルーパスからベベが抜け出すも、シュートはGKリエスゴにブロックされた。
試合が進むに連れてラージョは中盤でボールを失うことが多くなり、エイバルがベルホン、ケコの両サイドを起点とした速攻から好機を創出していく。そして21分、ホームチームが先制点を記録。ケコのスルーパスから右サイドを突破したボルハが勢いあるグラウンダーのクロスを放ると、これがディエゴ・ジョレンテのオウンゴールを誘発した。
エイバルは先制後も中盤でラージョの攻撃を摘み取り、ケコのクロスバーをかするミドルやボルハのヘディングシュートなど決定機を迎える。だが決定力を欠き、1-0で試合を折り返した。
後半もラージョがボールを持ち、エイバルが堅守速攻を見せる展開は変わらず。前半同様に奥行きのある攻撃を見せられないラージョのパコ・ヘメス監督は54分にホサベをパブロ・エルナンデスに代え、一方エイバルのメンディリバル監督はトップ下のベルディとの交代でストライカーのエンリッチを投入する。
エイバルは60分過ぎに立て続けに決定機を迎えるも、再び決め切ることができず。61分にケコの折り返しからドス・サントスが放ったシュートは枠の上へ飛び、64分にボルハが叩いたボールはポストに直撃した。対して65分にエベルトをラスに代えたラージョは、その3分後に左サイドを突破したベベの折り返しにそのラスが合わせるも、ボールはクロスバーを越えている。
P・ヘメス監督は70分に最後の交代カードを切り、右サイドバックのティトとの交代でストライカーのマヌーチョを入れて、さらに前のめりとなる。メンディリバル監督は前方にさらにスペースが広がったことを受けてか、74分にベルホンを下げて乾をピッチに立たせた。
速攻でそのスピードを生かしたい乾は、ファーストタッチから積極的に得点を狙う。76分、ペナルティーエリア手前に切れ込んで、右足を振り抜いたが、このボールは枠の右へと外れた。終盤はラージョの攻勢が目立ち、乾は攻撃面ではなくプレッシングなどで精力的な働きを見せる。そうしてエイバルが1点リードを維持したまま、試合終了のホイッスルを迎えた。
3試合ぶりに白星を手にしたエイバルは勝ち点を16として6位に浮上。連勝を逃したラージョは、勝ち点10で14位に位置している。
提供:goal.com
8年前にはリーガ2部A昇格プレーオフで争っていた両チームによる対戦(同プレーオフではエイバルが勝利)。試合は超攻撃サッカーを信条とするラージョはボールを保持して攻め込む姿勢を見せ、エイバルが組織的な守備から速攻を仕掛けて応戦する展開となる。
エイバルは2分、カパのヒールパスからここ6試合で6得点を決める好調ボルハがペナルティーエリア内に侵入するも、GKトーニョとの1対1を制することができず。対するラージョは10分、トラスオーラスのスルーパスからベベが抜け出すも、シュートはGKリエスゴにブロックされた。
試合が進むに連れてラージョは中盤でボールを失うことが多くなり、エイバルがベルホン、ケコの両サイドを起点とした速攻から好機を創出していく。そして21分、ホームチームが先制点を記録。ケコのスルーパスから右サイドを突破したボルハが勢いあるグラウンダーのクロスを放ると、これがディエゴ・ジョレンテのオウンゴールを誘発した。
エイバルは先制後も中盤でラージョの攻撃を摘み取り、ケコのクロスバーをかするミドルやボルハのヘディングシュートなど決定機を迎える。だが決定力を欠き、1-0で試合を折り返した。
後半もラージョがボールを持ち、エイバルが堅守速攻を見せる展開は変わらず。前半同様に奥行きのある攻撃を見せられないラージョのパコ・ヘメス監督は54分にホサベをパブロ・エルナンデスに代え、一方エイバルのメンディリバル監督はトップ下のベルディとの交代でストライカーのエンリッチを投入する。
エイバルは60分過ぎに立て続けに決定機を迎えるも、再び決め切ることができず。61分にケコの折り返しからドス・サントスが放ったシュートは枠の上へ飛び、64分にボルハが叩いたボールはポストに直撃した。対して65分にエベルトをラスに代えたラージョは、その3分後に左サイドを突破したベベの折り返しにそのラスが合わせるも、ボールはクロスバーを越えている。
P・ヘメス監督は70分に最後の交代カードを切り、右サイドバックのティトとの交代でストライカーのマヌーチョを入れて、さらに前のめりとなる。メンディリバル監督は前方にさらにスペースが広がったことを受けてか、74分にベルホンを下げて乾をピッチに立たせた。
速攻でそのスピードを生かしたい乾は、ファーストタッチから積極的に得点を狙う。76分、ペナルティーエリア手前に切れ込んで、右足を振り抜いたが、このボールは枠の右へと外れた。終盤はラージョの攻勢が目立ち、乾は攻撃面ではなくプレッシングなどで精力的な働きを見せる。そうしてエイバルが1点リードを維持したまま、試合終了のホイッスルを迎えた。
3試合ぶりに白星を手にしたエイバルは勝ち点を16として6位に浮上。連勝を逃したラージョは、勝ち点10で14位に位置している。
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