バルサ、冬の市場でノリート獲得なるか その必要条件とは…
2015.10.16 00:35 Fri
冬の移籍市場で補強を望んでいるバルセロナだが、その候補とされるセルタFWノリート獲得には、いくつか条件が必要になるかもしれない。
FIFAから過去2回の移籍市場における補強禁止処分を受けたバルセロナ。それにもかかわらず、クラブは今夏FWペドロ・ロドリゲスをチェルシーに放出した。その際、首脳陣は次の市場で新戦力を獲得することをルイス・エンリケ監督に確約していたようだ。
しかし、バルセロナが冬に補強を敢行するのは容易ではない。クラブは昨季終了時に3億2800万ユーロ(約443億円)の負債を抱え、さらに今夏の移籍市場でMFアレイクス・ビダル、MFアルダ・トゥランの獲得に5800万ユーロ(約78億3000万円)を費やした。負債が増え続ける場合には理事会の退陣が討議されるという規約を制定されているため、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は出費を抑える必要性に迫られている。
一方、補強を担当するロベルト・フェルナンデスSD(スポーツディレクター)らは指揮官に補強を約束した手前、簡単に引くことはできない。L・エンリケ監督はバルセロナB時代に指導したノリート獲得を強く要望している。ノリートを確保できなければ、スペイン人指揮官との間に溝が生まれることになる。
バルセロナがやるべきことのひとつは、カタール航空との年間6500万ユーロ(約87億8000万円)となる新契約締結だろう。それに加え、DFアドリアーノ・コレイアやドグラスといった選手を放出して登録枠に空きをつくり、総年俸額で出費を抑えなければいけない。
また、バルセロナはセルタがノリートと新契約に関して口頭合意に達していながら、いまだ正式にサインしていない状況も注視する必要がありそうだ。現行契約ではノリートの契約解除金は1800万ユーロ(約24億3000万円)。新契約では、これが2500万ユーロ(約33億8000万円)まで引き上げられる。
ロベルトSDは先日「選手の総年俸額を考慮に入れなければならないのは事実だ。しかし、何らかの解決策を見つけることもできると思う」と話していた。自信をのぞかせる同SDだが、ノリート獲得を成功させられるだろうか。
提供:goal.com
FIFAから過去2回の移籍市場における補強禁止処分を受けたバルセロナ。それにもかかわらず、クラブは今夏FWペドロ・ロドリゲスをチェルシーに放出した。その際、首脳陣は次の市場で新戦力を獲得することをルイス・エンリケ監督に確約していたようだ。
しかし、バルセロナが冬に補強を敢行するのは容易ではない。クラブは昨季終了時に3億2800万ユーロ(約443億円)の負債を抱え、さらに今夏の移籍市場でMFアレイクス・ビダル、MFアルダ・トゥランの獲得に5800万ユーロ(約78億3000万円)を費やした。負債が増え続ける場合には理事会の退陣が討議されるという規約を制定されているため、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は出費を抑える必要性に迫られている。
一方、補強を担当するロベルト・フェルナンデスSD(スポーツディレクター)らは指揮官に補強を約束した手前、簡単に引くことはできない。L・エンリケ監督はバルセロナB時代に指導したノリート獲得を強く要望している。ノリートを確保できなければ、スペイン人指揮官との間に溝が生まれることになる。
バルセロナがやるべきことのひとつは、カタール航空との年間6500万ユーロ(約87億8000万円)となる新契約締結だろう。それに加え、DFアドリアーノ・コレイアやドグラスといった選手を放出して登録枠に空きをつくり、総年俸額で出費を抑えなければいけない。
また、バルセロナはセルタがノリートと新契約に関して口頭合意に達していながら、いまだ正式にサインしていない状況も注視する必要がありそうだ。現行契約ではノリートの契約解除金は1800万ユーロ(約24億3000万円)。新契約では、これが2500万ユーロ(約33億8000万円)まで引き上げられる。
ロベルトSDは先日「選手の総年俸額を考慮に入れなければならないのは事実だ。しかし、何らかの解決策を見つけることもできると思う」と話していた。自信をのぞかせる同SDだが、ノリート獲得を成功させられるだろうか。
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