リハビリ中の内田 「だいぶ良くなっている」

日本代表DF内田篤人が、所属するシャルケの公式サイトでインタビューに答えた。復帰時期についての明言は避けたが、「だいぶ良くなっている」と語っている。

内田は膝蓋(しつがい)腱に問題を抱えており、今シーズンの出場はまだない。最後にシャルケでプレーしたのは3月のことだ。

だが、内田は一歩ずつ復帰に向かっている。現在のコンディションを問われた内田は、「ひざに関してはだいぶ良くなっている。痛みが出ないようにやっているし、良いトレーナーがいるから大丈夫です」と答えた。

復帰の具体的な時期を問われると「まだよく分からない」と返答し、こう続けている。

「そんなに時間がかかるわけではないけれど、復帰時期を言って遅れるということもあるので、あまりメディアの前では言いたくないですね。徐々に徐々に、という感じです」

復帰のために、毎日みっちりとリハビリをしているそうだ。

「9時か10時に(練習場に)いって、早くても午後の2時か3時までリハビリをしている。最初は電気を流したりストレッチをしてもらったり、ひざをマッサージしてもらったりして、その後はトレーニングです。ももやひざ周りの筋肉をつけたり、上半身も強くしなければいけないので、そういった練習をしています」

シャルケのホームゲームはいつもスタジアムで見ているという内田。右サイドバックの新戦力であるジュニオール・カイサラとサシャ・リーターからは、学ぶことがあると感じているようだ。

「カイサラは本当に前への力が強くて攻撃的な選手だと思う。リーターはすべてのことに柔軟に対応できる選手で、試合展開を読みながら、うまくゲームや自分やボールをコントロールしていますね。2人からいろいろと学べたらいいな、と思っています」

内田を欠くシャルケは、ブンデスリーガで現在3位。インターナショナルウィーク明けにヘルタ・ベルリンと対戦する。

 


提供:goal.com