バイエルン、10人で劇的に逆転勝ち 開幕2連勝《ブンデスリーガ》
2015.08.23 01:59 Sun
22日に行われたブンデスリーガ第2節でバイエルンは敵地でホッフェンハイムと対戦し、2−1の勝利を収めた。
開幕戦でハンブルガーSVを相手に5−0と大勝して白星スタートを切ったバイエルン。この日はレヴァンドフスキがベンチからのスタートとなり、代わってゲッツェが起用された。一方のホッフェンハイムは、開幕前のDFBポカールで格下の1860ミュンヘン相手に不覚を取り、開幕戦ではレバークーゼンに逆転負け。バイエルン相手とはいえ、今季最初のホームゲームで初勝利が期待された。
そんなホッフェンハイムの危機感が開始早々の得点に結びつく。キックオフ直後、アラバとボアテングの連係ミスを見逃さずにパスを奪ったフォラントが、飛び出したGKノイアーからゴールを奪い、ブンデスリーガ史上最速となる得点でホッフェンハイムが先制した。
まさかのミスでいきなりビハインドを背負うこととなったバイエルンは、その後もアグレッシブにプレスを仕掛けるホッフェンハイムに苦しむ。レヴァンドフスキ不在の影響か、開始早々の失点の動揺か、思うように縦パスを入れることができず、ロッベンとドグラス・コスタの突破力を生かすことができない。
さらに36分には、ベナティアが太ももに違和感を訴えて交代。ラフィーニャが最終ラインに入る。
この嫌な流れを断ち切ったのが、開幕戦でも大活躍した新戦力だ。41分、左サイドでボールを受けたD・コスタが仕掛けてシュートを放つと、たまらずGKバウマンが弾き、ミュラーが押し込んで同点に追いつく。
後半は追いついたバイエルンが逆転を狙って攻勢に試合を進め、59分にロッベンに代わってチアゴが入ってからは、より高い位置でボールを回してホッフェンハイムゴールに迫っていった。66分にはゲッツェ、チアゴ、ミュラーと小気味良くつなぎ、最後はペナルティーエリア手前のビダルがシュート。しかし、これはクロスバーに阻まれる。
67分にはラームに代えてレヴァンドフスキを投入したバイエルンは勝利に向かっているように思われたが、73分にアクシデントが起きた。FKを手で防いだとしてボアテングが2枚目のイエローカードで退場となり、さらに場所がペナルティーエリア内だったためにPKも与えてしまう。バイエルンにとっては絶体絶命のピンチだったが、このPKをポランスキがポストに当てて失敗。バイエルンは胸をなで下ろす。
これでさらに勢いを得たバイエルンは、1人少ないというハンデをものともせず、疲れの見えるホッフェンハイムを相手に畳み掛けるような攻撃で次々にチャンスをつくっていく。しかし、焦りもあってかあと一歩のところで決まらない。
それでも、最後に王者の勝負強さを見せた。89分、右サイドに移っていたD・コスタが縦に突破してそのまま右足で折り返すと、ニアサイドのミュラーがスルーし、中央のレヴァンドフスキが押し込んでゴール。10人のバイエルンがついに逆転に成功する。
アディショナルタイムは5分と長めにとられていたが、うまく時間を使って逃げ切ったバイエルンは、苦しみながらも連勝スタートを飾った。
提供:goal.com
開幕戦でハンブルガーSVを相手に5−0と大勝して白星スタートを切ったバイエルン。この日はレヴァンドフスキがベンチからのスタートとなり、代わってゲッツェが起用された。一方のホッフェンハイムは、開幕前のDFBポカールで格下の1860ミュンヘン相手に不覚を取り、開幕戦ではレバークーゼンに逆転負け。バイエルン相手とはいえ、今季最初のホームゲームで初勝利が期待された。
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さらに36分には、ベナティアが太ももに違和感を訴えて交代。ラフィーニャが最終ラインに入る。
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後半は追いついたバイエルンが逆転を狙って攻勢に試合を進め、59分にロッベンに代わってチアゴが入ってからは、より高い位置でボールを回してホッフェンハイムゴールに迫っていった。66分にはゲッツェ、チアゴ、ミュラーと小気味良くつなぎ、最後はペナルティーエリア手前のビダルがシュート。しかし、これはクロスバーに阻まれる。
67分にはラームに代えてレヴァンドフスキを投入したバイエルンは勝利に向かっているように思われたが、73分にアクシデントが起きた。FKを手で防いだとしてボアテングが2枚目のイエローカードで退場となり、さらに場所がペナルティーエリア内だったためにPKも与えてしまう。バイエルンにとっては絶体絶命のピンチだったが、このPKをポランスキがポストに当てて失敗。バイエルンは胸をなで下ろす。
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